【シャープ・ホットクック】【新旧比較】KN-HW16HとKN-HW16Gの違いは4つ。価格はほぼ同じ、変わったのは「炒め物の速さ」と「パパッとおかず」

【シャープ・ホットクック】【新旧比較】KN-HW16HとKN-HW16Gの違いは4つ。価格はほぼ同じ、変わったのは「炒め物の速さ」と「パパッとおかず」 自動調理・時短

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KN-HW16HとKN-HW16Gの違いは4つで、いまの価格で選ぶなら、基本はKN-HW16Hがおすすめです。同じ白どうしで比べると価格はほぼ同じで、16Hには炒め物の時短と「パパッとおかず」30メニューなどが加わっています。

ただし、煮込み・カレー・スープが中心で、炒め物やごはん炊きにはホットクックを使わないなら、KN-HW16Gで十分ですよ。

この記事の結論
  • 基本はKN-HW16H。白どうしなら価格はほぼ同じ
  • 16Hで加わったのは、炒め物の時短・パパッとおかず30・炊飯9メニュー・本体底のらっクリーンコート
  • 煮込み・カレー・スープ中心なら、KN-HW16Gで十分

2機種は、シャープの水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」1.6Lタイプの新旧2世代。容量や本体の大きさ、消費電力、予約・保温、無線LANといった基本の部分は同じです。

4つの違いは、次のとおりです。

  • 炒め物の調理時間(センサーの数とかきまぜ能力)
  • 「パパッとおかず」30メニューがあるかどうか
  • 本体に入っている炊飯メニューの数(2つか9つか)
  • 本体底の熱板に「らっクリーンコート」があるかどうか

メーカーは16Hの炒め物の調理時間を「最大約30%短縮」としていて、その測定は16Gと16Hを比べて行われています。旧型からどれだけ変わったのかを、メーカー自身が数字で示している組み合わせ、ということですね。

この記事では、4つの違いが毎日の料理でどう効くのか、価格をどう考えればよいのか、そして型番がよく似た機種との見分け方まで、順に整理していきます。

  1. KN-HW16HとKN-HW16Gの違いを一覧で比較
  2. 4つの違いを詳しく確認
    1. 違い①: 炒め物の調理時間が短く——センサーが2つから3つになり、固い食材の段階からかきまぜが始まる
      1. メーカーが説明する時短の理屈
      2. この「最大約30%」は16Gと16Hで測られた数字
      3. 使っている人の声と、この差が効く人
    2. 違い②: 「パパッとおかず」30メニューは16Hだけ——2人分を10〜15分で
    3. 違い③: 本体の炊飯メニューが2つから9つに——ホットクックでごはんも炊く人には効く
    4. 違い④: 本体底の熱板に「らっクリーンコート」——内鍋ではなく、内鍋を外した下の手入れが変わる
  3. 煮込み・カレーの実力は同じ?——16Gを選んでも失わないもの
    1. 煮込み・無水調理・自動かきまぜの基本は同じ
    2. 16Gもスマホ連携できる——無線LANとCOCORO KITCHENは両機とも対応
    3. 置き場所・電気・手入れ・別売品も共通
  4. 価格はほぼ同じ——「古いほうが安い」が成り立たない新旧比較
  5. 型番の1文字違いを整理——16G・16H・16K、24系、KN-MN16H
    1. 型番の読み方
    2. 16Hには後継の16Kがある
    3. 「pro」が付かない16Gは下のグレード?
    4. KN-MN16Hとの取り違えに注意
  6. KN-HW16Hがおすすめな人
    1. 炒め物をホットクックに任せる回数が多い家庭
    2. 主菜を仕込んでいる間に、10〜15分でもう1品足したい人
    3. ホットクック1台でごはんまで賄う、本体底の手入れも軽くしたい人
  7. KN-HW16Gがおすすめな人
    1. 煮込み・カレー・スープが中心で、炒め物やごはん炊きにはホットクックを使わない人
    2. 新品をすぐに手に入れたい人
  8. 購入前に確認しておきたい2つのこと
    1. そもそも1.6Lで足りる家庭か
    2. どちらも公式の現行ラインナップには載っていない機種——決めたら先延ばしにしない
  9. 結論: あなたに合うのはどっち?
    1. メルカリで中古品をチェックしてみる手も

KN-HW16HとKN-HW16Gの違いを一覧で比較

KN-HW16H(2024年8月22日発売)とKN-HW16G(2021年9月中旬発売)は、どちらもシャープの水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の1.6Lタイプです。

容量、本体の大きさ、消費電力といった本体の骨格は、2機種で共通。違いは「かきまぜの仕組みとメニュー」と「本体底の手入れ」のまわりに集まっています。

下の表は、上に差がある行、下に共通の行という順で並べました。発売日から最大予約時間までの行を見れば、2機種の違いはひと通りつかめますよ。

項目 KN-HW16H(2024年発売) KN-HW16G(2021年発売)
発売日 2024年8月22日 2021年9月中旬
センサー トリプルセンサー(負荷・温度・蒸気) Wセンサー(温度・蒸気)
炒め物の調理時間 従来機比 最大約30%短縮(メーカー公称。16Gとの比較で実測) 比較の基準になった機種
パパッとおかず(2人分10〜15分) 30メニュー なし
本体に入っている炊飯メニュー 9(無洗米・早炊き・ふっくら・しゃっきり など) 2(ごはん・おかゆ)
本体底の熱板のコート らっクリーンコート なし
掲載メニュー数 168(自動157/手動11) 140(自動129/手動11)
質量 約5.2kg 約5.0kg
最大予約時間 15時間(ごはん類は12時間) 15時間
カラー 白/黒の2色 白/黒の2色
調理容量/量の目安 1.6L(満水3.4L)/2〜4人分 同じ
外形寸法・消費電力 幅330×奥行282×高さ240mm/600W 同じ
主な共通機能 まぜ技ユニット(自動かきまぜ)・無水調理・発酵/低温調理35〜90℃・保温最大12時間・無線LAN(COCORO KITCHEN)・冷凍の食材をそのまま使える・フッ素コート内鍋・蒸しトレイ付属・別売「もっとクック」TJ-U1A対応
価格の傾向 ほぼ同じ(白どうしで千円前後の差) ほぼ同じ
こんな人に 炒め物や平日の時短おかずもホットクックに任せたい人 煮込み・カレー・スープが中心で、基本の自動調理があれば足りる人

表の「最大約30%短縮」は、メーカーが16Gと16Hで実測した2品のうち、短縮の幅が大きかった麻婆なすの値です。回鍋肉では約22%で、メニューによって短くなる幅は変わります。くわしくは、このあとの違い①で確認します。

機能の行を上から見ていくと、センサー・メニュー・手入れのどれも、16Hに新しく加わったものばかりです。16Gから何かがなくなった、という行はありません。

そのうえで目を留めておきたいのが「価格の傾向」の行。同じ白どうしで比べると、2機種の価格はほぼ同じです。発売が3年ほど新しい16Hを選んでも、出費はほとんど変わらないということですね。

ここからは4つの差を、毎日の料理でどう効くのかまで順番に見ていきます。本体の基本性能が同じだという点は、そのあとの章でまとめて確認しますよ。

4つの違いを詳しく確認

4つの違いを詳しく確認のイメージ画像

4つの違いを、毎日の料理への影響が大きい順に並べました。前の2つが「炒め物とおかず」、後の2つが「ごはん」と「お手入れ」の話です。

違い①: 炒め物の調理時間が短く——センサーが2つから3つになり、固い食材の段階からかきまぜが始まる

先に共通点を押さえておくと、2機種とも「まぜ技ユニット」というかきまぜ用の部品で、鍋の中を自動でかきまぜます。16Gも、炒め物を自動メニューで作れる機種です。

変わったのは、鍋の様子を読み取るセンサーの数。16Gは温度センサーと蒸気センサーの「Wセンサー」、16Hはそこに「負荷センサー」が加わった「トリプルセンサー」です。

負荷センサーは、まぜ技ユニットにかかる負荷を検知するセンサー。かきまぜる部品にどれだけ手ごたえがあるか、つまり食材の重さや固さによる抵抗をつかむための装置、ということです。

メーカーが説明する時短の理屈

メーカーは、従来機よりも食材をかきまぜる能力を高めることで、食材に火が通る前の固い状態でもかきまぜを始められるようになり、食材全体により速く熱を伝えられるようになった、としています。

そのうえで、炒め物の調理時間は「従来機に比べ最大約30%短縮」と説明しています。

この「最大約30%」は16Gと16Hで測られた数字

ここが、この2機種を比べるうえでいちばん大事な点です。メーカーの発表資料には、比べた従来機が16G(と2.4Lの24G)であることが明記されています。そして時短の実測は、まさにKN-HW16GとKN-HW16Hの2機種で行われたものです。

測定は、2人分を16Gのレシピで作り、3回の平均をとる条件。麻婆なすは22分01秒から15分22秒へ、約30%(6分40秒ほど)短くなりました。回鍋肉は17分52秒から14分01秒へ、約22%(4分弱)の短縮です。

つまり「最大」は麻婆なすの値で、どの料理も3割短くなるわけではありません。メーカーは、16H本来のレシピは測定に使ったものとは異なる、とも注記しています。

使っている人の声と、この差が効く人

16Hについては、材料を入れておけばかきまぜまで任せられる、料理の手間が減ったという方向の声があります。一方で16Gにも、炒め物や定番メニューの仕上がりに満足しているという声があり、16Gで炒め物ができないわけではありません。

平日の夕食に、麻婆なすや回鍋肉のような炒め物をホットクックで作る回数が多い人ほど、この差は作るたびに効いてくるでしょう。

反対に、煮込みやカレーの調理時間については、2機種の差は公表されていません。炒め物をホットクックで作らない人にとっては、この違いは判断材料になりにくいですね。

炒め物のメニュー例や使っている人の声は、商品ページでも確認できますよ。

違い②: 「パパッとおかず」30メニューは16Hだけ——2人分を10〜15分で

16Hには「パパッとおかず」という30のメニューが入っています。2人分を、調理時間10〜15分で作れる時短メニューです。16Gにはありません。2024年の16Hの発表で、新しいメニューとして加わったものです。

本体に載っているメニューの数も変わりました。掲載メニュー数は16Hが168、16Gが140。内訳を見ると、材料を入れてボタンを押すだけの自動メニューが129から157へ28増え、温度や時間を自分で決める手動メニューは両機とも11で同じです。

パパッとおかずの30とは数が合わないので、16Gのメニューにそのまま30品が上乗せされた、というわけではありません。なお、2機種とも無線LANにつないで、あとからクラウドのメニューを追加できます。

16H側には、パパッとおかずが便利だという声があります。

生かせるのは、帰宅してから主菜をコンロで作っている間に、副菜をもう1品ホットクックに任せたい家庭でしょう。2人分が10〜15分なので、平日の夕方の短い時間にも収まります。

反対に、週末にまとめて煮込みを作っておく使い方が中心なら、この30メニューの出番は多くないかもしれません。

違い③: 本体の炊飯メニューが2つから9つに——ホットクックでごはんも炊く人には効く

ホットクックでは、ごはんを炊くこともできます。本体に入っている炊飯メニューは、16Gが「ごはん」「おかゆ」の2つ。16Hは無洗米・早炊き・ふっくら・しゃっきりなど、9つに増えました。

無洗米を炊きたい日、時間がなくて早く炊きたい日、ふっくら・しゃっきりと仕上がりを変えたい日。そうした炊き分けを、本体のメニューから選べるようになったということです。

あわせて確認しておきたいのが、予約の時間です。16Hは「最大15時間(ごはん類は12時間)」、16Gは「最大15時間」と書かれています。

ここでいうごはん類は「ごはん」「ごはん(無洗米)」「玄米ごはん」のこと。炊飯メニューにだけ付いた但し書きで、煮込みなどほかのメニューの予約は、両機とも最大15時間で変わりません。

この差が効くかどうかは、家に炊飯器があるかで分かれます。炊飯器を別に持っていて、ホットクックはおかず専用という家庭なら、ほとんど関係ないでしょう。

一方、炊飯器を置かずにホットクック1台でごはんまで賄いたい人や、日によって炊き分けを楽しみたい人には、16Hを選ぶ理由のひとつになります。

違い④: 本体底の熱板に「らっクリーンコート」——内鍋ではなく、内鍋を外した下の手入れが変わる

最初に範囲をはっきりさせておくと、変わったのは内鍋ではありません。内鍋は、2機種ともフッ素コートです。

16Hが新しく採用したのは、本体側の底で内鍋と接する「熱板」へのらっクリーンコートです。お手入れは、固くしぼったぬれふきんで拭く方法が案内されています。16Gの熱板には、このコートはありません。

16Hには、らっクリーンコートで手入れが楽になったという方向の声があります。16Gでは、手入れ自体は難しくないものの、内鍋や本体底は日々の手入れが必要だという声も。ただ、同じ人が2機種を使い比べた声ではない点は、割り引いて受け止めてください。

なお、まぜ技ユニットや内ぶたなど取り外したパーツを食洗機で洗える点(内鍋は不可)は、2機種で共通です。お手入れ全体が丸ごと楽になるわけではありません。

汁気の多い料理を作ったあとや吹きこぼれのあとに、本体底を拭く手間を減らしたい人に効く違い、と考えるのがよいでしょう。

そのほかの小さな差として、質量は16Hが約5.2kg、16Gが約5.0kgです。外形寸法は同じなので、置き場所の条件は変わりません。

カラーは、16Hがプレミアムホワイト/プレミアムブラック、16Gがホワイト系/ブラック系で、どちらも白と黒の2色から選べます。

煮込み・カレーの実力は同じ?——16Gを選んでも失わないもの

煮込み・カレーの実力は同じ?——16Gを選んでも失わないもののイメージ画像

4つの違いを見てくると、「新しい16Hでないと使えない基本機能もあるのでは」と気になってくるかもしれません。

結論から言うと、ホットクックの土台になる自動調理の機能は、2機種で共通です。煮込みやカレーを作るための本体の仕組みは、16Gにもそろっています。

煮込み・無水調理・自動かきまぜの基本は同じ

鍋の中を自動でかきまぜる「まぜ技ユニット」と、水を足さずに調理する「無水調理」には、2機種とも対応しています。

ほかにも、次の点は共通です。

  • 発酵・低温調理は35〜90℃(35〜65℃は1℃単位、65℃以上は5℃単位で設定)
  • 冷凍の食材を、解凍せずにそのまま使える
  • 蒸しトレイが付属
  • 調理容量は1.6L(満水3.4L)、量の目安は2〜4人分

冷凍の食材をそのまま使えるというのは、使う前に冷蔵庫へ移して解凍しておく段取りがいらない、ということ。買い置きの冷凍食材で献立を組む家庭には、地味に助かる点ですね。

1.6Lの容量については、2〜3人の家庭なら十分という声があり、一人暮らしで作り置きに使っている声も見られます。16Gにも、いつもの定番メニューがきちんと仕上がることを評価する声があります。

16Gで作れる定番メニューの例や、使っている人の声は商品ページで確かめられますよ。

16Gもスマホ連携できる——無線LANとCOCORO KITCHENは両機とも対応

16Gはスマホとつながらない、という説明を見かけることがあります。ですが公式の仕様では、16Gも16Hと同じく無線LANに対応しています。

無線LANにつなぐと、シャープの「COCORO KITCHEN」が使えます。2機種で共通して使える主な機能は、次のとおりです。

  • クラウドからメニューを追加する
  • クックリスト
  • スマホから予約の時刻を変える
  • 買い物リスト
  • 音声案内

メニューを追加できるというのは、本体に最初から入っているメニューのほかに、作れる料理をあとから増やしていける、ということです。

16Gについては、遠隔で操作できることやメニューを追加できることを評価する声がある一方で、スマホ連携は使っていないという声もあります。使うかどうかは人それぞれですが、スマホ連携は2機種の選び分けには関係しない点だけは押さえておきましょう。

読者

KN-HW16Gはスマホとつながらないって聞いたけど、本当?
公式の仕様では

KN-HW16Gも無線LANに対応しています。クラウドからのメニュー追加も、スマホからの予約時刻の変更も、16Hと同じようにできますよ。

置き場所・電気・手入れ・別売品も共通

本体の外形は、2機種とも幅330×奥行282×高さ240mm。棚やカウンターのどこに置くかを先に決めている場合も、どちらを選ぶかで計画を変える必要はありません。

定格消費電力600W、電源コード約1.4m(マグネットプラグ)、保温最大12時間も同じです。コンセントの位置や、ほかの家電と一緒に使うときの電気の考え方も、機種によって変わることはありません。

内鍋はどちらもフッ素コートで、取り外したパーツの食洗機の扱いも共通です。

別売の「もっとクック」TJ-U1A(1.6L用)も、対象機種に16Hと16Gの両方が入っています。使う予定があっても、それがどちらかを選ぶ理由にはならないということですね。

価格はほぼ同じ——「古いほうが安い」が成り立たない新旧比較

新旧の2機種で迷ったら、「古いほうを選べば安く済む」と考えるのが普通ですよね。ところが、この2機種ではその考え方が当てはまりません。

同じ白どうしで比べると、差は千円前後。黒どうしで比べると、新しい16Hのほうがむしろ数千円安くなっています。

古いほうを選んで出費を抑える、という選び方そのものが、この組み合わせでは成り立ちにくいのです。

価格がほぼ並んでいるなら、追加の出費をほとんどせずに、炒め物の時短・パパッとおかず・炊飯9メニュー・らっクリーンコートの4つが付いてくる16Hを選ぶのが自然でしょう。白どうし・黒どうしで比べる限り、価格を理由に16Gを選ぶ場面はほとんどないと考えてよいはずです。

ただし、買う店によっては事情が変わります。調査時点では16Gのほうが新品を手に入れやすい状態で、店によっては16Hとの間に数千円の差が付くこともあります。

その場合でも、数千円の差なら、炒め物やパパッとおかずをホットクックで作る人には16Hが見合う範囲でしょう。反対に、4つの追加機能を使う予定がない人なら、16Gを選んで差額を手元に残すのも筋の通った判断です。

型番の1文字違いを整理——16G・16H・16K、24系、KN-MN16H

ホットクックの型番はよく似ています。探していると「KN-HW16H」と「KN-MN16H」、「KN-HW16H」と「KN-HW16K」のように、1文字だけ違う機種が次々に出てきて、どれがどれだか分からなくなりがちです。

ここで一度、型番の読み方を整理しておきましょう。

型番の読み方

  • 「16」「24」は容量。16が1.6L、24が2.4Lです
  • 末尾のアルファベットは世代。Gが2021年、Hが2024年、Kが2026年の世代です
  • 「HW」「MN」は系統を表します

各世代では、2.4Lと1.6Lが同時に発表されています。24Gと16G、24Hと16H、24Kと16Kが、それぞれ同じ世代の組み合わせです。

型番 容量 発売 位置づけ
KN-HW16G 1.6L 2021年9月中旬 この記事の旧世代
KN-HW16H 1.6L 2024年8月22日 この記事の新世代
KN-HW16K 1.6L 2026年9月17日 16Hの後継・現行機
KN-HW24G/24H/24K 2.4L 各世代の1.6Lと同時発表 同じ世代の大容量版
KN-MN16H 1.6L ― withシリーズ(別の系統)
KN-HW10G 1.0L ― 現行のproシリーズの1.0Lタイプ

16Hには後継の16Kがある

KN-HW16Kは16Hの後継で、2026年9月17日に発売された現行機です。いまの公式サイトのラインナップで、1.6Lの自動かきまぜタイプにあたるのはこの16K。この記事の16Hと16Gは、どちらも現行ラインナップには載っていません(製品ページは両機とも公開されています)。

16Hと16Kのどちらにするかまで迷い始めたら、KN-HW16KとKN-HW16Hの違いを比べた記事で、16Kで変わった点を確かめられます。

「pro」が付かない16Gは下のグレード?

「pro」という呼び名は、2024年に16Hの世代が発表されたときから使われ始めたものです。2021年に発表された16Gには、もともとこの呼び名がありません。

ただ、proは世代を区切る名前ではありません。現行のproシリーズには、G世代の型番であるKN-HW10Gも入っています。

proと対になるのが「with」シリーズ。両者を分けているのは、まぜ技ユニットで自動でかきまぜるかどうかです。withは自動でかきまぜるのではなく、かきまぜるタイミングを案内する方式。16Gは、16Hと同じくまぜ技ユニットで自動でかきまぜる機種です。

読者

「pro」が付いていない16Gは、下のグレードということ?
仕様表より

proは2024年の16Hの世代から使われ始めた呼び名です。16Gも、まぜ技ユニットで自動でかきまぜる同じ系統の機種ですよ。

KN-MN16Hとの取り違えに注意

KN-MN16Hは、同じ1.6Lで、型番の末尾も同じ「H」です。ですが系統はwithで、この記事のKN-HW16Hとは別の機種になります。

「16H」だけで探すと、2つが並んで出てくることも。自動でかきまぜてほしいなら、型番の「HW」の部分まで確かめてから選ぶと安心ですよ。

KN-HW16Hがおすすめな人

16Hが向いているのは、新しく加わった4つの機能のうち、どれかを日常的に使う人です。生活の場面ごとに、3つのタイプに分けてみました。

炒め物をホットクックに任せる回数が多い家庭

仕事から帰ってすぐ夕食の準備、という日が続くと、フライパンの前に立ち続ける時間そのものが負担になってきます。

16Hは、炒め物の調理時間が見直された世代です。食材が固いうちからかきまぜを始められるようにした、とメーカーが説明している点は、違い①で見たとおり。

麻婆なすや回鍋肉のような炒め物を、週に何度もホットクックで作る家庭なら、短くなった時間が1週間の中で積み重なっていきます。材料を入れてボタンを押したら、ほかの家事に手を回せる。その時間を少しでも早く切り上げたい共働きの家庭に、16Hは合っているでしょう。

主菜を仕込んでいる間に、10〜15分でもう1品足したい人

平日の献立が、主菜とごはんだけで終わってしまう。そんな日が多いと感じているなら、パパッとおかずの30メニューが使いやすいはずです。

2人分を10〜15分で作れるので、夕食までの限られた時間でも品数を増やしやすくなります。毎日のおかずを何にするか考える手間も、時短メニューがまとまって30品あることで軽くなるでしょう。

2人暮らしや、大人2人分のおかずを手早くそろえたい家庭なら、使う場面は多いはずです。

ホットクック1台でごはんまで賄う、本体底の手入れも軽くしたい人

炊飯器を持たずに、ホットクックでごはんも炊く。キッチンが限られていて、家電の数を減らしたい人なら、そうした使い方を考えることもあるでしょう。

16Hなら、本体のメニューから無洗米や早炊きなどを選べます。日によって炊き方を変えたい人にも合っていますね。

加えて、汁気の多い料理や吹きこぼれのあとに、本体底の熱板を拭く手間を軽くしたいなら、らっクリーンコートも選ぶ理由になります。

ごはんと手入れは、どちらも条件次第の差です。ただ、両方に当てはまる人なら、16Hの新しい部分を無駄なく使えるでしょう。

16Hのメニューの一覧や付属品は、商品ページでも確かめられます。

KN-HW16Gがおすすめな人

16Gが合うのは、ホットクックに任せたいことがはっきりしていて、4つの追加機能を使う場面が少ない人です。

煮込み・カレー・スープが中心で、炒め物やごはん炊きにはホットクックを使わない人

ホットクックを買う目的が、材料を入れておけば煮込み料理ができあがること、という人もいるでしょう。週末にスープやカレーをまとめて作っておく、そんな使い方です。

容量、まぜ技ユニット、無水調理、予約、保温、無線LANは、すべて16Hと同じ。炒め物の時短やパパッとおかずは、使わなければ差になりません。炊飯器を別に持っているなら、炊飯メニューの数も気にしなくてよいでしょう。

煮込み中心の使い方なら、必要な機能はすべてそろっている16Gで十分ですよ。

新品をすぐに手に入れたい人

調査時点では、16Gのほうが新品を手に入れやすい状態でした。

白どうしなら価格もほぼ同じなので、16Gを選ぶ理由は「古いから安い」ではありません。「欲しいときに新品を買いやすい」ことが理由になります。

今使っている鍋や家電の買い替えを急いでいて、新しいホットクックを早めに使い始めたい人には、現実的な選択でしょう。

16Gの取り扱いの状況は、商品ページで確認できます。

取り扱いを確かめて16Gに決める前に、置き場所や一度に作れる量で後悔したという声が自分に当てはまらないかも見ておくと安心です。悪い口コミから順に、KN-HW16Gの口コミ・評判を整理した記事にまとめています。

購入前に確認しておきたい2つのこと

16Hと16Gのどちらにするかとは別に、買う前に確かめておきたい点が2つあります。

そもそも1.6Lで足りる家庭か

16Hと16Gは、どちらも1.6Lタイプです。公式の量の目安は、2〜4人分とされています。

1.6Lの容量については、4人以上だと足りなさを感じるという声もあります。4人以上の家族で食べる量が多い、作り置きもまとめて作りたい、という家庭なら、2.4Lタイプも候補に入れてよいでしょう。

1.6Lにするか2.4Lにするかで迷うなら、KN-HW24HとKN-HW16Hの容量の選び方を整理した記事で、2つのサイズの分かれ目を確認できます。

どちらも公式の現行ラインナップには載っていない機種——決めたら先延ばしにしない

型番の整理で触れたとおり、16Hと16Gは、いまの公式サイトの現行ラインナップには載っていません。製品ページは両機とも公開されていて、「生産終了」の表記もありません。

ただ、後継の16Kが発売されたあとの機種は、新品を扱う店の状況が動きやすいものです。16Hか16Gに決めたなら、比べる期間を長引かせず、早めに購入を検討するのがよいでしょう。

結論: あなたに合うのはどっち?

迷ったときの基本はKN-HW16Hです。価格がほぼ並ぶなかで、炒め物の時短、パパッとおかず、炊飯の選択肢、本体底の手入れのしやすさが加わっています。

煮込み・カレー・スープを任せるのが主な目的で、炒め物もごはん炊きもホットクックではしないなら、KN-HW16Gで十分です。基本の自動調理は、16Hと同じものがそろっています。

もし16Gと16Hの価格差が1万円程度まで開いているなら、炒め物や炊飯を使わない人は、16Gを基本に考えてよいでしょう。

さらに新しい16Kで加わった機能まで使いたい人は、16Kも候補に入れてみてください。

メルカリで中古品をチェックしてみる手も

KN-HW16HとKN-HW16Gは、メルカリでも出品されていることがあります。中には、贈り物でいただいたけれど使わない、などの理由で、新品未使用品が安く出品されている場合もあるので、一度確認してみるといいですよ。

16Gは発売から時間がたっている機種なので、そのぶん出品が見つかりやすいこともあるでしょう。

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