【象印・炎舞炊き】NW-FC10の口コミ・評判は?悪い口コミから分かった注意点と向いている人

【象印・炎舞炊き】NW-FC10の口コミ・評判は?悪い口コミから分かった注意点と向いている人 炊飯器

※PR 当記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。

NW-FC10は、10年前後使った炊飯器から買い替えて、炊き上がりの違いを味わいたい家庭に向いている炊飯器です。価格に見合う差を感じなかったという声や、長時間の保温・本体の重さを気にする声はあるものの、炊いたら早めに食べて、置き場所を決めて使う家庭なら、選んで後悔しにくい1台と言えるでしょう。

この記事では、気になる口コミを影響の大きい順に並べ、困る人と気にしなくてよい人に分けて整理します。なお、同じ炎舞炊きで小さく軽いNW-NB10で足りるかどうかは、記事の後半で、2機種の違いを比べた記事につなぐ形で整理しますね。

この記事の結論
  • 気になる口コミ:おいしいけれど、価格に見合うほどの差を感じなかったという声。長時間保温での乾き、本体の重さ・大きさを気にする声も
  • 評価されている点:甘み・粒立ち・ふっくら感。とくに10年前後使った炊飯器や他社の上位機からの買い替えで、違いを感じたという声
  • おすすめしにくい人:ここ数年の炊飯器から替えて、はっきりした差を求める人。保温で回すのが前提の家庭、炊飯器をよく動かす人
  • おすすめな人:10年前後使った炊飯器から買い替える2〜4人前後の家庭で、炊いたら早めに食べるか冷凍し、置き場所を決めて使う人
  1. NW-FC10の悪い口コミ・気になる評判
    1. 炊き上がりはおいしいが、価格に見合うほどの差を感じなかったという口コミ
      1. 差を感じにくかったのは、どこからの買い替えか
      2. 公式に言えること
      3. 困る人と、気にしなくてよい人
    2. 長く保温すると乾く・かたくなる・味が落ちるという口コミ
      1. 反対の声もある
      2. 公式の仕様で確認できること
      3. 困る人と、気にしなくてよい人
    3. 本体が重く大きい、出し入れや置き場所に気をつかうという口コミ
      1. 公式の寸法と重さ
      2. 困る人と、気にしなくてよい人
    4. 標準の食感が好みと合わない、タッチパネルが家族に合わないという口コミ
      1. 標準の炊き上がりが好みと合わないことがある
      2. タッチパネルの操作は好みが分かれる
      3. 困る人と、気にしなくてよい人
      4. そのほか、一部に見られた声
  2. 悪い口コミから分かるNW-FC10をおすすめしにくい人
    1. ここ数年の炊飯器から替えて、価格どおりのはっきりした味の差を期待する人
    2. 朝まとめて炊いて、夜や翌朝まで保温で回すのが前提の家庭
    3. 炊飯器をよく動かす人、棚の上方向に余裕がない人
  3. NW-FC10の良い口コミ・評価されている点
    1. 炊き上がりの甘み・粒立ち・ふっくら感を評価する口コミ
      1. 古い炊飯器からの買い替えで違いを感じた声
      2. おいしさを支える仕組み
      3. 評価が割れる点もあわせて
    2. 炊き分けで好みのかたさ・粘りに合わせられるという口コミ
    3. 毎日の手入れが楽という口コミ
      1. そのほか、一部に見られた声
  4. 口コミと仕様から分かったNW-FC10がおすすめな人
    1. 10年前後使った炊飯器や他社の上位機から買い替える2〜4人前後の家庭
    2. かたさ・粘りを献立や家族の好みで細かく選びたい人
    3. 炊いたら早めに食べるか、余りは冷凍する家庭
    4. 置き場所を決めて動かさず、洗い物の少なさを重視する人
  5. 数万円安いNW-NB10や、同じ3D構成の新しい機種と迷っている人へ
    1. 軽くて数万円安いNW-NB10で足りるのではないか
    2. NB10に傾いたら、NB10側の口コミも確かめておく
  6. NW-FC10を選んで後悔しにくいのはどんな人?
  7. NW-FC10の口コミ・評判まとめ
  8. 現行・型落ちモデル早見表
    1. 象印 炊飯器ラインアップ
      1. 炎舞炊き 最高峰
      2. 炎舞炊き ハイグレード
      3. 豪熱大火力 最上位
      4. 豪熱大火力 上位
      5. 豪熱大火力 標準
      6. 限定流通・豪熱大火力
      7. 豪熱大火力 IH
      8. STAN.
      9. IH スタンダード
      10. マイコン

NW-FC10の悪い口コミ・気になる評判

NW-FC10の悪い口コミ・気になる評判のイメージ画像

NW-FC10は、2024年6月に発売された象印の圧力IH炊飯器です。発売から2年以上がたち、買った人の声も出そろってきました。

複数の販売ページとメーカーの直営店に寄せられた声を確かめると、購入判断に関わりそうな不満は、大きく4つに分けられます。

ここでは影響の大きい順に並べ、それぞれ「困る人」と「気にしなくてよい人」まで分けて見ていきましょう。

炊き上がりはおいしいが、価格に見合うほどの差を感じなかったという口コミ

最初に確かめておきたいのは、炊き上がりの「差」についての声です。複数の販売ページで、前の炊飯器や自宅の安い炊飯器と食べ比べて、思ったほどの差を感じなかったという声が見られました。

数台を食べ比べていちばんおいしかったものの、価格差ほどの味の差ではなかった、という声もあります。ツヤやもっちり感は良いけれど、価格に対する価値には迷いが残った、という声も。

ここで整理しておきたいのは、これらが「おいしくない」という不満ではないことです。おいしいけれど、価格に見合うほどの差なのか、という問いなんですね。

差を感じにくかったのは、どこからの買い替えか

声を見比べると、差を感じにくかった側は、ここ10年以内の炊飯器や、自宅の安い炊飯器と食べ比べた人が中心です。

反対に、10年前後使った炊飯器や他社の上位機から買い替えた人からは、炊き上がりの違いをはっきり感じたという声が目立ちます。こちらは良い口コミの章で詳しく見ていきます。

つまり同じ炊飯器でも、比べる相手によって受け止め方が割れているということ。前の炊飯器がどれくらい古いかで、感じる差の大きさは変わってきます。

公式に言えること

象印は、3DローテーションIHで釜の中に縦横の激しい対流を起こし、ふっくら仕上げるとしています。

ただし、ほかの炊飯器と炊き比べたデータは公式には出ていません。どの家でもはっきり違いが出る、とまでは言えないところです。味の感じ方は、お米の種類や水加減、前に使っていた機種によっても変わります。

困る人と、気にしなくてよい人

注意したいのは、ここ10年以内の炊飯器から買い替えて、価格どおりのはっきりした差を期待している人です。炊きたてを食べ比べて違いが分からなければ納得できない、という人ほど、拍子抜けする可能性があります。

一方で、10年前後使った炊飯器や他社の上位機から買い替える人なら、この点はそれほど心配しなくてよいでしょう。

炊き分けで好みに寄せていくつもりの人や、保温・冷凍したあとのごはんまで含めて評価したい人も、受け止め方が変わってきます。保温と冷凍の声は、次の項目で見ていきますね。

まとめると、ここ数年の機種からの買い替えで、価格に見合う差を最優先する人は購入前に注意したい点です。古い炊飯器からの買い替えなら、気にしすぎなくてよいでしょう。

なお、同じ炎舞炊きのなかで、価格を抑えた機種で足りるという考え方もあります。その判断は、記事の後半で整理します。

長く保温すると乾く・かたくなる・味が落ちるという口コミ

2つめは保温です。複数の販売ページで、長く保温したときのごはんの状態を気にする声が見られました。

半日ほど保温すると味が落ちた、長時間の保温で底のごはんがかたく乾いた、時間がたつとハリやコシが落ちる、といった声です。極め保温は温度がやや高めに感じられ、長時間の保温には向かないかもしれない、という声もありました。

一部には、保温中に内ぶたにたまった水滴が、ふたを開けるたびに落ちて水っぽくなったという声もあります。

反対の声もある

一方で、保温したごはんが特においしかったという声や、長く使っていても保温に不満はないという声もあります。冷凍して解凍すると炊きたてに近い、という声も見られました。

前の項目で触れた、炊きたてでは差を感じにくかったものの、保温や冷凍のあとで差が出た、という声もここに入ります。

保温については評価が分かれていて、強いとも弱いとも言い切れないのが実際のところでしょう。

公式の仕様で確認できること

極め保温は、底センサーで温度を制御して水分の蒸発を抑え、ごはんのパサつきを抑える仕組みです。公式には「40時間までおいしく保温」とありますが、これは上限の数字で、保温できる時間はメニューによって異なります。

40時間たっても炊きたてと同じ、という意味ではない点は押さえておきたいところ。

保温のしかたは、極め保温のほかに高め保温・保温なしを選べ、あったか再加熱も使えます。冷凍ごはんメニューもあり、象印は1.3気圧で米に水分を閉じ込め、解凍してもべたつきにくいとしています。

読者

40時間まで保温できると書いてあるのに、乾くという声があるのはなぜ?
公式の仕様では

40時間は上限の数字で、保温できる時間はメニューによって異なります。保温なし・高め保温・あったか再加熱を選べて、冷凍ごはんメニューも用意されています。

困る人と、気にしなくてよい人

注意したいのは、朝まとめて炊いて夜まで、あるいは翌朝まで保温で回している家庭です。保温中に何度もふたを開け閉めする家庭も、気になる場面が出てくるかもしれません。

反対に、炊いたら早めに食べる家庭や、余ったら冷凍する家庭なら、過度に心配しなくてよい点です。

長時間の保温を前提にした食べ方なら、購入前に注意。炊きたてを食べるか冷凍する家庭なら、大きな問題にはなりにくいでしょう。

本体が重く大きい、出し入れや置き場所に気をつかうという口コミ

3つめは重さと大きさです。複数の販売ページで、本体の重さや大きさを気にする声が目立ちました。

本体が重く、持ち手もないので出し入れが不安。内釜も重く、洗うときに扱いにくい。以前の機種より大きくなった。一人暮らしのキッチンには大きい。そうした声です。

特徴的なのは、炊き上がりに高い評価をつけた人も、注意点として重さを書き添えていること。重さを理由に評価を下げている声は見当たりませんでした。重いから不満というより、重さを知ったうえで選ぶ点と考えるのが近いでしょう。

公式の寸法と重さ

本体質量は約8.0kgです。外形寸法は幅26×奥行33×高さ23.5cmで、ふたを開けたときの高さは47.5cmになります。電源コードは1.0mのコードリール式です。

置き場所を考えるときに見落としやすいのが、ふたを開けたときの47.5cmという高さ。スライド棚やレンジ台の上の段など、上方向が限られる場所だと、ふたが当たらないか確かめておきたいですね。

困る人と、気にしなくてよい人

注意したいのは、炊飯器を棚から出し入れする人や、掃除のたびに動かす人です。上方向が限られる場所に置く人、一人暮らしで狭いキッチンの人、内釜を持って洗うのが負担に感じる人も、確かめておきたい点になります。

一方、置き場所を決めたら動かさない人や、上方向が開いた場所に置ける人なら、大きな問題にはなりにくいでしょう。

気になる人は店頭で一度持ってみるとよい、という声もあります。購入前に、置き場所の上方向の余裕と、約8kgを動かす場面があるかどうかだけ、先に確認しておくと安心ですよ。

標準の食感が好みと合わない、タッチパネルが家族に合わないという口コミ

4つめは、好みと慣れで分かれる点です。2つの話をまとめて見ていきます。

標準の炊き上がりが好みと合わないことがある

確認した口コミには、標準の炊き上がりが自分の好みと合わなかったという声が複数ありました。

注目したいのは、向きが逆の声が両方あることです。炊き上がりがやわらかめに感じたという声がある一方で、もっちりした食感が好きな人には、もう少し粘りがほしくなるかもしれない、という声も見られました。好みに合わせる設定に、数回の試行錯誤が要ったという声もあります。

つまり、炊き上がりが悪いという話ではありません。標準の食感が、家の好みと合わないことがある、という話です。

公式には、かたさ3段階×粘り5段階の「炊き分けセレクト」15通りが用意されています。さらに「わが家炊き」では、前回のごはんの「かたさ」「粘り」の感想を選ぶと、次の炊き方を自動で微調整してくれます。組み合わせは121通りです。

なお、お買い上げ時の設定はエコ炊飯メニューになっています。メニューや炊き分けを選び直すと、炊き上がりは変わります。ただ、どの設定が合うかはお米の種類や水加減でも変わるので、一度で決まるとは限りません。

タッチパネルの操作は好みが分かれる

もう1つは操作部です。複数の販売ページで、液晶の操作画面が家族に不評だった、機能が多く使いこなしにくい、という声が見られました。

反対に、タッチパネルのほうがボタン式より扱いやすい、シンプルで迷わず使える、という声もあります。操作部については、はっきり好みが分かれるところですね。

操作部は、大型バックライト液晶のタッチパネルです。よく使うメニューを最大3つまでお気に入りに登録でき、2次元コードを表示して、操作方法の動画や取扱説明書を確認することもできます。

困る人と、気にしなくてよい人

注意したいのは、買ってすぐ標準設定で好みの食感を期待する人、ボタン式に慣れた家族と共用する家庭、メニューを使い分けるつもりがない人です。

一方で、炊き分けで寄せていく気がある人や、スマホのようなタッチ操作に抵抗がない人、よく使うメニューが決まっている人なら、気にしなくてよいでしょう。

どちらも、慣れと好みの話。買う前に、合わせていく手間を楽しめるか、家族がタッチ操作を嫌がらないかを考えておけば足ります。

そのほか、一部に見られた声

一部には、炊飯中の冷却ファンの音が気になったという声もあります。公式の仕様表には、炊飯中は冷却ファンの音が、炊飯・保温中は「ジー」という音がし、これはマイコンの火力調整の音で故障ではない、という注記があります。お知らせ音は、ブザー・メロディー・サイレントから選べます。

また、トップパネルの指紋や汚れが気になる、細かい部分に汚れがたまる、という声も一部にありました。手入れについては、良い口コミの章であわせて見ていきます。

少量炊きについては、底のごはんに色が付いた、少し黄色くなったという声も一部に見られます。公式の仕様表には、おこげの濃さは季節や水加減などで変わる、という注記があります。

悪い口コミから分かるNW-FC10をおすすめしにくい人

ここまでの気になる声をまとめ直すと、NW-FC10をおすすめしにくいのは、次の3つにあてはまる人です。どれも商品の欠陥というより、使い方や期待とのかみ合わせの話ですね。

ここ数年の炊飯器から替えて、価格どおりのはっきりした味の差を期待する人

前の炊飯器が比較的新しいと、炊きたてを食べ比べても差を感じにくかったという声があります。

高い買い物だからこそ、ひと口で分かる違いを求めたい。そう考える人ほど、期待とのずれが出やすいところです。

朝まとめて炊いて、夜や翌朝まで保温で回すのが前提の家庭

長く保温したごはんが乾いた、味が落ちたという声は、保温に頼る時間が長い家庭ほど当てはまりやすくなります。

保温の評価は割れていますが、保温ありきの食べ方を変えるつもりがないなら、慎重に考えたいでしょう。

炊飯器をよく動かす人、棚の上方向に余裕がない人

約8kgの本体を出し入れする場面が多い人や、ふたを開けたときの高さが収まりにくい棚に置く人には、毎日の小さな負担になりかねません。

一人暮らしの狭いキッチンでも、置き場所を先に考えておきたいところ。

このほか、買ってすぐ標準設定で好みどおりに炊けることを期待する人や、ボタン式でないと使いにくい家族がいる家庭も、慣れの点で確かめておきたいですね。炊き分けで寄せていく手間と、タッチ操作との相性は、人によって受け止め方が変わります。

NW-FC10の良い口コミ・評価されている点

NW-FC10の良い口コミ・評価されている点のイメージ画像

評価されている点は、大きく3つに絞れます。買ってよかった、満足といった理由の書かれていない声は数えず、暮らしのどこで役立つかまで分かる声を取り上げました。

炊き上がりの甘み・粒立ち・ふっくら感を評価する口コミ

複数の販売ページで、炊き上がりの甘みや粒立ち、ふっくら感、ツヤを評価する声が目立ちました。

古い炊飯器からの買い替えで違いを感じた声

とくに目立つのは、買い替え元がはっきりしている声です。10年前後使った炊飯器から替えた人、7年前の象印の炊飯器から替えた人、約16年ぶりに買い替えた人、他社の上位機から乗り換えた人。こうした人たちから、炊き上がりの進化をはっきり感じたという声が寄せられています。

数台を同時に炊いて食べ比べ、好みに合ったので購入を決めたという声や、いちばんおいしかったという声もあります。メニューのなかでは熟成炊きがいちばん良かった、という声も。一部には、炊きムラがなかったと評価する声もありました。

暮らしの面で言えば、毎日食べるごはんそのものが変わる、ということです。10年前後使った炊飯器から替えると、その違いを実感しやすいでしょう。

満足しやすいのは、10年前後使った炊飯器から買い替える家庭や、他社の上位機から乗り換える人です。

おいしさを支える仕組み

象印が打ち出している仕組みも見ておきましょう。加熱は3DローテーションIHです。底のIHヒーターの加熱範囲を6つのブロックに分け、異なる2つの底IHヒーターで、対角線上にある2つのコイルを同時に加熱します。部分的な集中加熱をくり返す方式です。

象印は、これで縦だけでなく横の激しい対流も起こし、釜の中心部までかき混ぜて、ふっくらおいしく仕上げるとしています。

内釜は「鉄―くろがね仕込み―豪炎かまど釜」。鉄をアルミとステンレスに組み込んだ構造で、ふちの部分を特に厚く設計しています。2024年の発売時には、鉄の純度を見直して、従来品より発熱効率を高めたと発表されました。

内側は「うまみプラス プラチナコート」です。象印は、甘み成分の還元糖や、うまみ成分のアミノ酸を引き出すとしています。

圧力は1.0〜1.3気圧の範囲でメニューによって変わり、圧力チューナーと圧力センサーで制御します。釜の中の温度は、ふた・底・蒸気の3つのセンサーで検知する仕組みです。

内釜のフッ素加工は、5年間の無償交換の対象になっています(取扱説明書に反する使い方は対象外)。

評価が割れる点もあわせて

ただし、ここ数年の炊飯器からの買い替えだと価格に見合う差を感じにくい、という声があるのは悪い口コミの章で見たとおりです。味の感じ方は、お米の種類や水加減、前に使っていた機種によっても変わります。

炊き分けで好みのかたさ・粘りに合わせられるという口コミ

複数の販売ページで、炊き分けで好みの食感に合わせられる点を評価する声が見られました。

以前の機種よりやわらかめに感じたけれど、炊き分けセレクトで好みのかたさにできた、という声。メニューや炊き分けが豊富で好みに合わせやすい、細かい設定で好みの炊き加減にできる、という声もあります。やわらかめ・甘み強めの設定で満足している、という声も見られました。

暮らしの面では、家族の好みや献立に合わせて食感を選べるということです。すしめしやカレー、おにぎり、お弁当など、日によって炊き方を変えたい家庭には便利でしょう。

わが家炊きなら、前回の感想を選ぶだけで次の炊き方が変わります。炊くたびに、少しずつ家の好みへ寄っていくイメージですね。

炊き分けセレクトは15通り、わが家炊きは121通りです。このほか、白米特急では白米1合を約15分で炊け、NW-FC10では0.5〜4合を約13〜21分で炊き上げます。冷凍ごはんや、FC型で新しく加わった粒立ちがゆ、金芽米など、専用のメニューもそろっています。

満足しやすいのは、かたさや粘りの好みがはっきりしている人、献立で炊き方を変えたい人、家族のなかで好みが割れている家庭です。

なお、標準の食感が合わず、合わせるまでに数回かかったという声があるのは、悪い口コミの章のとおり。わが家炊きを使えば一度で好みになる、というものではありません。

毎日の手入れが楽という口コミ

複数の販売ページで、手入れのしやすさを評価する声が見られました。約10年前の他社の上位機から替えて、洗う部品が少なく手入れがとても簡単になったという声や、ふたが洗いやすいという声です。

公式の仕様では、毎回洗うのは、はずせる内ぶたと内釜の2点です。蒸気口セットがなく、メーカーの直営店では圧力ボールもないと説明されています。本体側もフラットトップパネル・フラットフレーム・フラット庫内と、凹凸を少なくして拭き取りやすくした作りです。

暮らしのなかでは、食後の片づけが短く済むということ。分解して洗う部品が多い炊飯器から替えると、差を感じやすいところでしょう。

ただし公式は、その他のお手入れは取扱説明書で確認するよう注記しています。トップパネルの指紋や細かい部分の汚れが気になるという声があるのも、前述のとおりです。毎回外す部品の少なさと、拭き取りの手間は別の話と考えておくとよいですね。

満足しやすいのは、毎日炊く家庭や、洗う部品が多い炊飯器から買い替える人です。

そのほか、一部に見られた声

保温ごはん・冷凍ごはんで差を感じたという声と、長時間の保温で乾くという声の両方があるのは、悪い口コミの章で見たとおりです。

一部には、蒸気を抑えられる点を評価して選んだという声もあります。公式には、蒸気セーブを選んだときに蒸気の発生を約80%カットする(自社の測定条件での値)とあり、結露ややけどに注意するよう注記されています。ふだんの炊飯で蒸気が出ない、という意味ではありません。

口コミと仕様から分かったNW-FC10がおすすめな人

気になる声も踏まえたうえで、NW-FC10が向いているのは次のような人です。良い声の数ではなく、悪い声の影響を受けにくい使い方かどうかで分けています。

10年前後使った炊飯器や他社の上位機から買い替える2〜4人前後の家庭

価格に見合う差を感じなかったという声は、比べる相手が新しい場合に寄っていました。

長く使った炊飯器から替えるなら、炊き上がりの違いを感じたという声の側に入りやすく、メリットのほうが大きいでしょう。

かたさ・粘りを献立や家族の好みで細かく選びたい人

標準の食感が合わず、合わせるまで数回かかったという声はあります。

それでも、炊き分けやわが家炊きで寄せていく手間を楽しめる人なら、調整の幅の広さがそのまま長所になりますよ。

炊いたら早めに食べるか、余りは冷凍する家庭

長時間の保温で乾くという声は、保温に頼らない食べ方なら影響を受けにくくなります。

冷凍して解凍すると炊きたてに近いという声もあり、まとめて炊いて冷凍しておく家庭とも相性がよさそうです。

置き場所を決めて動かさず、洗い物の少なさを重視する人

重さと大きさは、定位置に置いて動かさないなら、気になる場面がぐっと減ります。

上方向に余裕のある場所に置けて、毎回外して洗う部品が少ないことを重視する人なら、扱いやすさのほうが前に出てくるでしょう。

数万円安いNW-NB10や、同じ3D構成の新しい機種と迷っている人へ

ここまでは、NW-FC10単体の話でした。気になる声を確かめて、購入をやめるほどの欠点はなさそうだと感じた人に残るのは、同じ炎舞炊きのなかで本当にFC10である必要があるのか、という疑問でしょう。

判断の前に、FC10の今の立ち位置を押さえておきます。FC10は、2024年の発売時に象印が「炎舞炊き」シリーズの最上位機種と位置づけた機種です。ただ、現在の公式のシリーズ紹介ページには載っておらず、メーカーの直営店でも在庫なしになっています。今は、販売店に残っている在庫で買う機種です。

また、FC10と同じ3D・6ヒーター構成の新しい機種として、NX-AA10とNX-AB10があります。価格はほぼ並んでいて、時期によっては新しい機種のほうが安いことも。

新しい機種との中身の違いは、この記事では比べていません。そのため、購入前に新しい機種の価格も確認しておくのが安全です。

軽くて数万円安いNW-NB10で足りるのではないか

NW-FC10について確認できた声からは、10年前後使った炊飯器から替えた人に炊き上がりが評価され、炊き分けで好みに寄せられる点や、洗う部品の少なさも評価されていることが分かりました。その一方で、価格に見合う差を感じなかった声や、重さを気にする声もあります。

そこで気になるのが、同じ炎舞炊きで数万円単位で価格を抑えた、小さく軽いNW-NB10で足りるのではないか、という点です。ここは、FC10単体の声だけでは決められません。

NB10はFC10の後継ではなく、底の加熱範囲を4つのブロックに分けたローテーションIHのラインです。違い記事では、底6ブロックと4ブロックの加熱の違い、炊き分けセレクトの15通りと7通りの差、内釜保証の年数、大きさと重さの違いを踏まえて、数万円単位の差を払う価値がある人と、NB10で十分な人を分けて整理しています。

炊き上がりの作り込みにそこまでこだわらないなら、NB10で十分な可能性もあります。どちらへお金を払うか迷っているなら、NW-FC10と、軽くて価格を抑えたNW-NB10の違いを比べた記事で確かめてみてください。

NB10に傾いたら、NB10側の口コミも確かめておく

違い記事を読んでNB10のほうが合いそうだと感じたら、今度はNB10の声も確かめておきたいところです。

NB10にも、標準の食感が好みと合わないという声や、置き場所によって液晶が見づらいという声があります。NW-NB10の口コミと、注意が必要な人を整理した記事では、どんな使い方の人が困りやすく、どんな人なら気にしなくてよいかをまとめています。

NW-FC10を選んで後悔しにくいのはどんな人?

NW-FC10で後悔しにくいかどうかは、3つの条件で見分けられます。

1つめは、どこから買い替えるか。10年前後使った炊飯器や他社の上位機からなら、炊き上がりの違いを感じたという声の側に入りやすくなります。前の炊飯器が新しいほど、価格に見合う差を感じにくくなる点は覚えておきたいですね。

2つめは、ごはんの食べ方です。炊いたら早めに食べるか、余りを冷凍するなら、保温の声はあまり気にしなくて済みます。長時間の保温が前提なら、ここは注意が必要なところ。

3つめは置き場所。上方向に余裕があり、約8kgの本体を動かさずに置けるなら、重さと大きさは「購入前に知っておく」程度の話で収まります。

この3つに加えて、標準で合わなければ炊き分けで寄せていく気があり、家族がタッチ操作を嫌がらないなら、残る不安は小さいでしょう。

ここ数年の炊飯器からの乗り換えで、価格に見合うはっきりした差を最優先する人や、長時間の保温が前提の家庭には、おすすめしにくい炊飯器です。一方で、古い炊飯器からの買い替えで炊き上がりの違いを味わいたく、炊いたら早めに食べる家庭なら、FC10を選んでよいでしょう。

なお、FC10は販売店に残っている在庫で買う機種です。手元の店に在庫があるうちに判断しておくと、迷いが少なくて済みます。NB10や新しい機種との関係は、前の章で整理したとおりです。

NW-FC10の口コミ・評判まとめ

まとめ
  • 気になる口コミ:前の炊飯器と比べた差の感じ方、長時間保温での乾き、本体の重さと大きさ。標準の食感やタッチ操作は好みが分かれる
  • 評価されている点:甘み・粒立ち・ふっくら感などの炊き上がり、炊き分けで好みに寄せられること、毎回洗う部品の少なさ
  • おすすめしにくい人:新しめの炊飯器からの買い替えで、はっきりした差を求める人。保温に頼る家庭や、炊飯器をよく動かす人
  • おすすめな人:長く使った炊飯器から替えて、炊いたら早めに食べるか冷凍し、定位置に置いて使う家庭

NW-FC10そのものに、購入をやめるほどの欠点は見当たりませんでした。

あとは、同じ炎舞炊きで小さく軽いNW-NB10で足りるかどうかを違い記事で確かめておけば、納得して選べるはずです。

タイトルとURLをコピーしました