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NW-NB10は、10年前後使った炊飯器やマイコン式から買い替える家庭におすすめできる炊飯器です。標準の炊き上がりが好みとずれるという声はあるものの、炊き分けで調整する前提なら、炊き上がりの違いを感じやすい1台と言えます。
気になる声のなかで、いちばん確かめておきたいのは炊き上がりの食感です。水位線どおりだと固めに感じたという声と、もっちりしすぎたという声。向きが逆の不満が、両方見られました。
一方で評価されているのは、粒立ちや甘み、ふっくら感です。とくに長く使った炊飯器からの買い替えで、違いを感じたという声が目立ちます。
反対に、ここ数年の上位機から替えてはっきりした差を期待する人や、炊飯器をよく動かす人、棚の上方向に余裕がない人には、おすすめしにくい面があります。
なお、後継のNW-NC10と価格が近づいているため、NB10を選ぶべきかどうかは、記事の後半で2機種の違いを比べた記事につなぐ形で整理しますね。
- 気になる口コミ:標準の炊き上がりが、固めにもやわらかめにも好みとずれることがある。前の炊飯器ほどの差を感じなかったという声も
- 評価されている点:粒立ち・甘み・ふっくら感。古い炊飯器やマイコン式からの買い替えで違いを感じたという声
- おすすめしにくい人:最近の上位機から替えて大きな変化を求める人。炊飯器をよく動かす人、置き場所の上方向に余裕がない人
- おすすめな人:10年前後使った炊飯器から買い替える2〜4人前後の家庭で、炊き分けで好みに寄せていく気がある人
NW-NB10
NW-NB10の悪い口コミ・気になる評判

NW-NB10は2025年7月に発売された炊飯器です。発売から1年以上がたち、買った人の声も集まってきました。
複数の販売ページとメーカーの直営店に寄せられた声を確かめると、購入判断に関わりそうな不満は、大きく4つに分けられます。
ここでは影響の大きい順に並べ、それぞれ「困る人」と「気にしなくてよい人」まで分けて見ていきますね。
炊き上がりのかたさ・粘りが好みと合わないという口コミ
最初に確かめておきたいのが、炊き上がりの食感です。複数の販売ページで、炊き上がりのかたさや粘りが自分の好みと合わなかったという声が見られました。
注目したいのは、不満の向きが逆になっていることです。水位線どおりに炊くと固めに感じたという声がある一方で、水加減を変えてももっちりしすぎて合わなかったという声もあります。
炊きたてはおいしいけれど、自分はしゃっきりした食感が好きだと改めて分かった、という声も。
つまり、これは「炊き上がりが悪い」という話ではありません。標準の炊き上がりが、自分の家の好みとずれることがある、という話です。
ごはんの好みは家庭ごとに違います。かためでしゃっきりが好きな家もあれば、やわらかめでもっちりしたほうがいい家もある。ひとつの「標準」がどの家にも合うわけではないので、ここで迷いが出るのは自然なことでしょう。
公式に用意されている調整のしかた
そのずれを寄せていくための機能は、公式に用意されています。
1つは「炊き分けセレクト」です。すしめし・しゃっきり・ややしゃっきり・ふつう・ややもちもち・もちもち・玄米の7通りがあり、白米はしゃっきりからもちもちまでの5通りから選べます。真ん中の「ふつう」が、象印のおすすめ基準です。
もう1つが「わが家炊き」。前回炊いたごはんの感想を「かたさ」と「粘り」から選ぶと、次の炊き方を微調整する機能で、組み合わせは81通りあります。
言いかえると、炊くたびに「もう少しやわらかく」「粘りは控えめに」と伝えて、少しずつ家の好みに近づけていく仕組みですね。
また、お買い上げ時の設定はエコ炊飯メニューになっています。メニューや炊き分けを選び直すと、炊き上がりは変わります。
一部には、試行錯誤して自分に合う炊き方を見つけられたという声もあります。ただ、どの設定が好みに合うかはお米の種類や水加減でも変わるため、一度で決まるとは限りません。
困る人と、気にしなくてよい人
注意したいのは、買ってすぐ、何も触らずに好みの食感で炊けることを期待している人です。しゃっきり派・やわらかめ派など、好みがはっきりしている人ほど、標準とのずれを感じやすいでしょう。
その裏返しとして、一部には、忙しいときは決まった炊き方しか使わないので、もっとシンプルな機種にしたという声もあります。調整機能があっても、触らなければ活きません。
一方で、炊き分けセレクトやわが家炊きで少しずつ寄せていく気がある人なら、大きな心配はいりません。標準の「ふつう」が好みに近い家庭も同じです。
標準のまま一回で好みに合うことを期待する人は、購入前に注意が必要。合わせ込む前提で選ぶ人なら、過度に心配しなくてよい点ですよ。
前の炊飯器と比べて期待したほどの差を感じなかったという口コミ
2つ目は、買い替えの満足感に関わる声です。複数の販売ページで、前に使っていた炊飯器と比べて、期待したほどの差を感じなかったという声が見られました。
中身を見ると、10年ほど前の上位機種から買い替えて大きな差は感じなかったという声や、以前使っていた3万円前後の炊飯器のほうがおいしく感じたという声があります。
前のモデルからの変化が、価格の差ほどには大きくないと感じたという声も。一部には、冷凍ごはんメニューを試して、以前の圧力なしの炊飯器のほうが好みだったという声もあります。
その一方で、最初は炊き上がりに満足できなかったものの、後日あらためて評価を上げた人もいます。
買い替え元によって、感じ方が分かれる
ここで大事になるのが、どこから買い替えたかです。
ここ10年以内の上位機種や、同じくらいのクラスの機種から買い替えた場合は、差を感じにくいことがあります。反対に、長く使った古い炊飯器から買い替えた人からは、違いをはっきり感じたという声が目立ちます。こちらは良い口コミの章で詳しく見ていきますね。
象印は、炎舞炊きの激しい対流でお米をかき混ぜ、高温の熱を一粒一粒に伝えることで、甘み成分のひとつである還元糖を引き出すとしています。とはいえ、ほかの機種と炊き比べたデータを公式が出しているわけではありません。
味の感じ方は、お米の種類や水加減、それに前に使っていた機種によっても変わります。買い替えればどの家庭でも違いが分かる、とは言い切れないということです。
困る人と、気にしなくてよい人
困るのは、ここ10年以内の上位機種や同クラスの機種から買い替えて、価格に見合う「はっきりした差」を期待している人です。
一方、10〜15年前の炊飯器や、マイコン式、2〜3万円台の機種から買い替える人なら、この点を気にしすぎなくてよいでしょう。
最近の上位機からの買い替えで差を期待する人は注意。古い機種からの買い替えなら、過度な心配はいりません。
なお、基本の炊飯機能だけで足りるなら、価格の抑えられた機種で十分という考え方もあります。
ふた周りの細かい部分に汚れが残り、手入れに手間がかかるという口コミ
3つ目は手入れです。一部には、ふた周りのパッキンや細かい部分に米粒やぬめりが残り、ブラシを使ったり浸け置きしたりしているという声もあります。
毎日炊く家庭だと、食後の片づけのたびにこの作業がついてきます。1回ごとは小さな手間でも、積み重なると気になる部分ですね。
公式の仕様を見ると、毎回洗う部品は内ぶたと内釜の2点です。蒸気口セットが無いぶん、毎回外して洗うものは少なくなっています。
ただし公式は、その他の手入れは取扱説明書を確認するよう注記しています。毎回洗う2点と、ふた本体側の手入れは別の話なのです。
洗い物を短く済ませたい人や、毎回すみずみまできれいにしたい人には、手間に感じやすいでしょう。
一方で、食洗機がある家庭なら、内ぶたは食器洗い乾燥機に入れられるので負担は抑えやすくなります。部品を分解して洗う箇所の多い炊飯器から買い替える人も、それほど気にならないかもしれません。
ふた本体側の具体的な手入れ手順は、取扱説明書で確認しておくと安心です。毎回外して洗う部品が少ないことと、細かい部分の汚れは分けて考える。そのうえで、食洗機がある家庭なら大きな負担にはなりにくい点です。
本体が重く、置き場所によっては液晶も見づらいという口コミ
4つ目は、置き場所によって感じ方が変わる2つの声です。
本体の重さと大きさ
複数の販売ページで、本体が大きく重いという声が見られました。性能や操作性は良いものの、本体がかなり重いという声もあります。
公式の仕様では、本体の質量は約6.5kg、外形寸法は幅24.5cm×奥行33cm×高さ21.5cmです。ふたを開けたときの高さは45.5cmになります。
置いたときの高さだけを測って安心していると、吊戸棚の下やスライド棚では、ふたを開けたときに上がつかえることがあります。
ただ、反対の声もあります。前の炊飯器より小さくなったという声や、5.5合のサイズが使いやすいという声です。大きいと感じるかどうかは、前に使っていた炊飯器しだいと言えるでしょう。
液晶の見やすさ
もう1つが液晶です。確認した口コミには、棚に置いた状態だと液晶が暗く見づらい、角度によって見づらい、という声が複数ありました。
メーカーは「文字が見やすい高コントラスト液晶」としています。それでも、高い棚や暗い場所、目線より低い位置に置くと、見づらいと感じる人もいる、ということですね。
困る人と、気にしなくてよい人
気をつけたいのは、炊飯器を棚から出し入れしたり、掃除のたびに動かしたりする人。吊戸棚の下やスライド棚に置く人、高い棚や暗い場所、低い位置に置く人、手元の文字が見えにくい人も、事前に確かめておきたいところです。
一方、置き場所を決めたら動かさず、上方向が開いていて、正面から液晶を見られる位置に置ける人なら、大きな問題にはなりにくいでしょう。
購入前に、置き場所の上方向の高さと、液晶を見る目線の高さだけ先に確かめておくと安心ですよ。
そのほかに見られた声
ここまでの4つのほかに、一部には、炊飯中の音が思ったより大きかったという声もあります。公式の仕様表には、炊飯中の冷却ファンの音や、保温中の「ジー」という音はマイコンの火力調整音で故障ではない、という注記があります。
また一部には、おこげが付いた、部分的にやわらかすぎる炊きムラを感じた、という声もありました。
悪い口コミから分かるNW-NB10をおすすめしにくい人
ここまでの声をまとめ直すと、NW-NB10をおすすめしにくいのは次の3つのタイプです。どれも商品の出来そのものより、使う人の条件との相性で決まる話になります。
ここ数年の上位機から替えて、はっきりした差を期待する人
期待したほどの差を感じなかったという声は、比較的新しい上位機種や、同じくらいのクラスの機種から替えたケースで出ていました。
今の炊飯器の炊き上がりに大きな不満がないなら、買い替えても変化を受け取りにくいかもしれません。価格に見合う変化を炊き上がりに求める人ほど、満足しにくい条件と言えるでしょう。
買ってすぐ、設定を触らずに好みの食感で炊きたい人
標準の炊き上がりは、固めに感じた人と、もっちりしすぎた人の両方がいます。合わせ込むには、何回か炊いて感想を入れていく手順が要ります。
炊飯器はボタン1つで済ませたい、毎回同じ炊き方でいい、という人には、その手順そのものが負担になりやすいところです。
炊飯器をよく動かす人、置き場所の上や目線に余裕がない人
棚から出し入れしたり、掃除のたびに持ち上げたりする家庭では、本体の重さが毎回の負担になります。吊戸棚の下やスライド棚に置くなら、ふたを開けたときの高さがつかえることも。高い棚や暗い場所に置く人は、液晶の見づらさも気になりやすいでしょう。
あわせて、食洗機が無く、ふた周りの細かい部分まで毎回きれいにしたい人も、手入れの手間を感じやすいはずです。
NW-NB10の良い口コミ・評価されている点

続いて、評価されている点です。買ってよかった・満足した、のように理由の書かれていない声は数に入れず、生活のどこが変わるのかまで分かる声に絞ると、3つにまとまります。
炊き上がりの粒立ち・甘み・ふっくら感を評価する口コミ
評価の中心にあるのは、炊き上がりそのものです。複数の販売ページで、粒立ちのよさや甘み、ふっくら感、ツヤを評価する声が見られました。
古い炊飯器からの買い替えで、違いを感じたという声
とくに目立つのが、長く使った炊飯器から買い替えて、違いをはっきり感じたという声です。
6年ほど使った炊飯器と同じ条件で比べて、食感とうまみの差がはっきりしたという声。15年前の炊飯器より格段においしく、ふっくらしたという声。マイコン式と比べて、見た目も味も大きく良くなったという声もあります。
価格を抑えた炊飯器と食べ比べて、こちらのほうがふっくらおいしかったという声や、土鍋で炊いていた家庭から、土鍋に近い食感だと評価する声も見られました。
ほかにも、どのモードで炊いても粒立ちがよく甘みを感じたという声や、お弁当にして時間がたってもおいしいという声があります。炊きムラなどの不満を挙げながらも、炊き上がりのツヤと粒立ちは評価している声もありました。
毎日のごはんそのものが変わる
ごはんは毎日の食卓にのぼるものです。そこが変わると、おかずは同じでも食事全体の満足感が変わってきます。
10年前後使った炊飯器から替えると、その違いを実感しやすい。これが、この評価の中身と言えるでしょう。
満足しやすいのは、10〜15年前の炊飯器や、マイコン式、2〜3万円台の機種から買い替える家庭です。
公式の仕様で確かめられること
公式の仕様では、加熱方式は「ローテーションIH」です。釜の底のIHヒーターを4つのブロックに分け、対角にある2つを同時に加熱します。
内釜は「豪炎かまど釜」で、釜の厚みは2.2mm、ふちの厚みは3mm。圧力は1.0〜1.3気圧で、メニューによって変わります。
この加熱で起こす対流によって甘み成分を引き出す、というのが象印の説明です。
ただし、ここ数年の上位機からだと差を感じにくいという声があるのは、前の章で見たとおり。味の感じ方はお米の種類や水加減、前に使っていた機種によっても変わるので、評価する声があるからといって、どの家庭でも同じように感じるとは限りません。
操作が簡単でボタン式が分かりやすいという口コミ
複数の販売ページで、操作が簡単だという声が見られました。タッチパネルではなく押しやすいボタンなので操作しやすいという声や、デザインも操作もシンプルで分かりやすいという声があります。
炊飯器は、毎日だれかが操作する家電です。家族の誰が炊いても迷いにくければ、「炊いておいて」と頼むときにも説明がいりません。
満足しやすいのは、家電の操作を覚えるのが苦手な人や、家族で炊飯器を共用する家庭。タッチパネルが苦手な人にも合いやすい部分です。
公式の仕様では、液晶は高コントラスト液晶で、タッチパネルの記載はありません。タイマーは時計式メモリータイマーを2種類備えています。
炊き上がりはお知らせブザーで知らせてくれます。ふたを開けてほぐさないと、センサーが感知してブザーが鳴る仕組みです。音はメロディー・ブザー・サイレントから切り替えられます。
なお、置く位置によっては液晶が見づらいという声があるのは、前の章のとおりです。
毎日の手入れが楽という口コミ
複数の販売ページで、手入れがしやすい、シンプルで洗いやすいという声が見られました。炊き上がりには不満を挙げた人からも、手入れは比較的楽だという声があります。
毎日炊く家庭なら、食後の片づけが短く済むのはうれしいところ。食洗機があれば、内ぶたもほかの食器とまとめて洗えます。
満足しやすいのは、毎日炊く家庭や、食洗機がある家庭です。
公式の仕様では、内ぶたは食器洗い乾燥機に対応しています。本体の上面はフラットトップパネル、ふちはフラットフレーム、庫内もサイドセンサー部を除いてフラットな作りで、クリーニング機能も備えています。
ふた周りの細かい部分に汚れが残るという声があるのは、前の章で触れたとおりです。毎回外す部品の少なさと、細部の汚れは別の話として受け取っておくとよいでしょう。
このほか、保温について評価する声もあります。保温後も食感が保たれる、長時間の保温が良い、という声が複数の販売ページで見られました。
公式の極め保温は、上限40時間(メニューにより異なる)です。底センサーで温度を制御し、水分の蒸発を抑えるとしています。40時間は上限の数字で、40時間たっても炊きたてと同じという意味ではありません。一方で、長く保温すると乾くのが気になるという声もあります。
また一部には、冷凍ごはんを解凍しておにぎりにしても、米粒の食感が残ったという声があります。メーカーは、冷凍ごはんメニューでは1.3気圧をかけて水分を閉じ込め、解凍してもべたつきにくいとしています。反対に、以前の機種のほうが好みだったという声もあります。
口コミと仕様から分かったNW-NB10がおすすめな人
気になる声も踏まえたうえで、NW-NB10が合いやすいのは次の4つのタイプです。
10年前後使った炊飯器から買い替える、2〜4人前後の家庭
前の機種と比べて差が小さいという声はあるものの、それは比較的新しい上位機からの買い替えでの話です。
長く使った炊飯器やマイコン式、2〜3万円台の機種から替えるなら、炊き上がりの違いを感じたという声の側に入ります。毎日炊く2〜4人前後の家庭なら、その変化を毎日の食卓で受け取れるでしょう。
炊き分けで、自分の家の食感に寄せていく気がある人
標準が好みとずれることがあるという点は、調整機能を使う人にとっては、合わせ込める余地があるということでもあります。
何回か炊いて感想を入れていく手間を面倒と思わない人なら、気になる点よりメリットのほうが大きいはずですよ。
操作はボタン式でシンプルなほうがいい人
置く位置によっては液晶が見づらいという声はあります。それでも、正面から見られる場所に置けるなら、押しやすいボタンで迷わず炊けるという長所を受け取りやすい人です。
家族で炊飯器を共用し、誰が炊いても同じように扱いたい家庭にも合います。
内ぶたを食洗機で洗いたい人、置き場所を決めたら動かさない家庭
ふた周りの細かい汚れや、本体の重さを気にする声はあります。ただ、食洗機があって、定位置に置いたまま使う家庭なら、どちらの影響も受けにくいところ。
毎回外して洗う部品が少ないという長所を、そのまま活かしやすい使い方です。
後継NW-NC10や、価格の抑えられたNW-BB10と迷っている人へ
ここまでで分かったのは、NW-NB10単体の向き・不向きです。古い炊飯器からの買い替えで、炊き上がりを調整していく前提なら、大きく避ける理由は見当たりません。
残るのは、同じ象印の炊飯器のなかで、本当にNB10である必要があるか、という疑問です。
後継NW-NC10と価格が並んでいる今、NB10を選ぶ理由はあるか
NW-NB10には、2026年7月に発売された後継のNW-NC10があります。NB10は公式ページで在庫限定品となっていて、いまは流通している在庫で買う機種です。
そして今は、NB10とNC10の価格にほとんど差がありません。旧型を選んで価格を抑える、という考え方は成り立ちにくい状況です。
NB10を選ぶ理由として残るのは、スレートブラックの色味が好みのとき、手元の店に在庫があってすぐ買えるとき、玄米・雑穀・炊きこみ中心で、後継の進化点が自分の炊き方では働かないとき、といった場合でしょう。
2機種の違いを比べた記事では、違いが蒸らしの工程1つだけであること(NC10は集中加熱蒸らし、NB10はうまみ圧力蒸らし)と、その違いが働くのは白米・無洗米の食感メニューと急速で炊くときだけであることを整理しています。自分の炊き方で後継の進化点が働くかどうかを、決める前に確かめられますよ。
NW-NB10と後継NW-NC10の違い(蒸らし工程)を比べた記事
なお、食感を好みにもっと細かく合わせたいなら、炊き分けが15通りある上位機のNW-FC10も候補になります。
数万円安いNW-BB10で足りるのではないか
NW-NB10は、炊き上がりの作り込みや、内ぶたを食洗機で洗える点を評価する声があります。ただ、その長所に数万円単位の差を払う必要が自分の家にあるかは、単体の声だけでは決められません。
豪熱大火力のNW-BB10は、基本の炊飯機能で足りる家庭なら、価格を抑えながら必要十分に炊ける選択肢です。
NW-NB10とNW-BB10を比べた記事では、加熱方式と内釜の違い、本体幅の3cmの差、内ぶたの食洗機対応やわが家炊きの組み合わせ数の違いを並べ、数万円単位の差に何が含まれているかを整理しています。
NW-NB10とNW-BB10の違いと、数万円の価格差の中身を確認する
NW-NB10を選んで後悔しにくいのはどんな人?
NW-NB10には、炊き上がりが好みとずれる、前の機種ほどの差を感じないといった気になる声があります。そのため、ここ数年の上位機からの乗り換えで、はっきりした差を最優先する人にはおすすめしにくい商品です。
一方で、後悔しにくいかどうかは、次の3つの条件で見分けやすくなります。
1つめは、どこから買い替えるか。10年前後使った炊飯器やマイコン式、2〜3万円台の機種から替えるなら、炊き上がりの違いを受け取りやすい側です。
2つめは、炊き上がりを調整する気があるか。標準で合わなければ調整機能で寄せていけばいい、と考えられるかどうかです。最初の何回かを、家の好みを探す期間と思えるなら心強いですね。
3つめは、置き場所。ふたを開けたときの上方向に余裕があり、重さのある本体を動かさずに置けて、液晶を正面から見られる場所があるかどうか。
この3つがそろう人、つまり古い炊飯器からの買い替えで、炊き上がりを自分の家に合わせていく手間も楽しめる人なら、NB10を選んでよいでしょう。
なお、NB10は在庫限定品なので、選ぶなら流通在庫のあるうちに検討することになります。後継との選び分けは、前の章で触れたとおりです。
NW-NB10の口コミ・評判まとめ
- 気になる声:炊き上がりの好みとのずれ、買い替え元による差の感じ方、ふた周りの細部の手入れ、本体の重さと液晶の見やすさ
- 評価されている点:炊き上がりの粒立ちと甘み、ボタン式の分かりやすさ、毎日の手入れのしやすさ
- おすすめしにくい人:最近の上位機から替えて大きな変化を求める人、設定を触らずに済ませたい人
- おすすめな人:古い炊飯器から替えて、調整機能で好みに寄せていける家庭
NW-NB10そのものには、購入を見送るほどの欠点は見当たりませんでした。後継や価格の抑えられた機種との選び分けは、前に紹介した2本の比較記事で確かめてから決めると安心です。
NW-NB10

