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タイガーの電気ポット〈とく子さん〉には、同じ3.0Lで型番のよく似たモデルが並んでいます。その中でも迷いやすいのが、2025年9月発売のPIM-H300と、2024年9月発売のPIG-H300です。どちらも蒸気レスで、電動給湯とエアー給湯の両方が使え、容量も同じ3.0L。「新しいPIM-H300のほうが良いのでは」と考えるのが自然ですが、実はそう単純ではありません。
結論から言うと、基本はPIG-H300をおすすめします。
理由は、2機種の違いの中心が「断熱構造」だからです。PIG-H300は真空の二重瓶に真空断熱材などを組み合わせた構造で、年間消費電力量は201kWh。PIM-H300は255kWhです。プラグを抜いて2時間たったときの湯温も、PIG-H300のほうが高く保たれます。それでいて、いまの実勢価格にはほとんど差がありません。保温の機能、節電タイマー、お湯の計量、蒸気レスといった使い勝手の部分は、ほぼ同じ顔ぶれです。
一方で、PIM-H300には、本体の幅が1.6cm細く200g軽いこと、残りの水量が光って見えるバックライト水量計、日本製であることといった、PIG-H300に無い良さがあります。置き場所の幅が限られている家庭や、見た目や水量の見やすさを重視する人なら、PIM-H300が合っています。
この記事では、両機の公式ページと取扱説明書を突き合わせ、違いと共通点を順に整理します。
PIG-H300
PIM-H300とPIG-H300の違いを一覧で比較
まず、2機種の仕様を1つの表に並べます。太字にした行が違いのある項目で、それ以外は両機とも同じ内容です。
| 項目 | PIM-H300 | PIG-H300 |
|---|---|---|
| 発売日 | 2025年9月21日 | 2024年9月21日 |
| 断熱構造 | VEまほうびん構造 | トリプル断熱構造(VEまほうびん構造・真空断熱材・ヒートキープ構造) |
| 年間消費電力量 | 255kWh/年 | 201kWh/年 |
| まほうびん保温 2時間後の湯温 | 約91度 | 約94度 |
| 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 21.8×30.8×31.9cm | 23.4×30.2×31.0cm |
| 質量 | 3.6kg | 3.8kg |
| 水量計 | バックライト水量計 | ワイド&赤玉水量計 |
| 生産国 | 日本 | 中国 |
| 色 / 容量の展開 | アーバンブラック / 2.2Lもあり | ブラック / 3.0Lのみ |
| 容量 / 湯わかし時の消費電力 | 3.0L / 700W | 3.0L / 700W |
| 水から沸とうまで(満水) | 約31分 | 約31分 |
| 保温の種類 | 98・90・80・70保温とまほうびん保温 | 98・90・80・70保温とまほうびん保温 |
| 省エネコース / 節電タイマー | あり / 6〜10時間 | あり / 6〜10時間 |
| 給湯 | 電動給湯(2段階)+エアー給湯 | 電動給湯(2段階)+エアー給湯 |
| お湯計量・蒸気レス・キッチンタイマー | あり | あり |
| 価格の傾向 | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
| こんな人に | 置き場所の幅が限られる人、軽さ・水量の見やすさ・日本製を重視する人 | 保温力と電気代を重視する人。迷ったらこちら |
違いとして読むのは、断熱構造から色・容量展開までの行です。このうち、毎日の使い心地と電気代に関わるのは断熱構造、つまり「どれだけお湯が冷めにくいか」の差で、年間消費電力量と2時間後の湯温はその結果として表れています。
逆に、保温の選択肢、節電タイマー、給湯のしかた、お湯の計量といった「何ができるか」の行は、1つも違いません。できることは同じで、違うのは保温の効率と本体の形、と考えると整理しやすくなります。
違いを詳しく確認

表で見た違いを、重要度の高い順に確認していきます。
違い①: 断熱構造が違い、保温力と年間消費電力量はPIG-H300が上
いちばん大きな違いは、お湯を冷めにくくする断熱の仕組みです。
PIM-H300は「VEまほうびん構造」です。ステンレス製の高真空二重瓶でお湯を包み、電気を切っても保温できるようにしたもので、VEは真空(Vacuum)と電気(Electric)の頭文字です。
PIG-H300は、このVEまほうびん構造に2つを加えた「トリプル断熱構造」です。1つは内容器の側面に使った真空断熱材。もう1つはヒートキープ構造で、メーカーは、内容器を特殊な形にすることで、断熱材で覆われていない上部と下部から熱が逃げるのを抑えるとしています。
この構造の差が、数字にそのまま表れています。
年間消費電力量は201kWhと255kWh
公式の仕様表では、年間消費電力量はPIG-H300が201kWh、PIM-H300が255kWhです。1日あたりでは0.55kWhと0.70kWhになります。
どちらも同じ日本電機工業会の自主基準で測った値で、室温23度、1日に湯わかし2回と再沸とう1回、90度で23時間保温する、という条件です。差は1年で54kWh。電力料金の目安単価で換算すると、年間の電気代にして千数百円ほどの差になります。5年使えば1万円弱の差です。
ただし、この数字は決まった条件で測ったものです。保温温度をどう設定するか、節電タイマーをどれだけ使うかで、実際の電気代は家庭ごとに変わります。「同じ使い方をすれば、PIG-H300のほうが電気を使わない」という比べ方として受け取ってください。
プラグを抜いて2時間後の湯温は約94度と約91度
まほうびん保温は、沸とうしたあとヒーターを切り、まほうびんの力だけで保温するモードです。取扱説明書に載っている、満水・室温23度で沸とうしてから2時間後の湯温の目安は、PIG-H300が約94度、PIM-H300が約91度です。
3度の差は小さく見えますが、まほうびん保温や節電タイマーは、ヒーターを使わずに冷めにくさで持たせる機能です。冷めにくいほど、あとで沸かし直す回数や時間が減ります。
沸とう後、90度まで下がる時間は約2倍
取扱説明書には、沸とうしてから設定した保温温度に下がるまでの時間の目安も載っています。
| 沸とう後、この温度になるまで | PIM-H300 | PIG-H300 |
|---|---|---|
| 90保温 | 約2時間30分 | 約4時間50分 |
| 80保温 | 約5時間 | 約9時間40分 |
| 70保温 | 約8時間50分 | 約14時間30分 |
沸かしたお湯が自然に冷めていく速さを表す数字で、PIG-H300はPIM-H300のほぼ2倍の時間をかけてゆっくり冷めていきます。70度で保温したい家庭、たとえば白湯やミルク作りのために低めの温度で使う家庭では、沸とうしてから設定温度になるまでの待ち時間も長くなる、という点は覚えておきたいところです。
この違いが効く人、効かない人
一日中ポットにお湯を入れておき、90度や98度で保温し続ける家庭ほど、この差は積み重なります。家族でお茶やコーヒーをよく飲む、料理でもお湯を使う、という使い方ならPIG-H300の断熱構造が生きます。
一方で、PIM-H300もVEまほうびん構造で、プラグを抜いて2時間後も約91度を保ちます。保温が弱いポットというわけではありません。お湯を使う量が少なめで、差の千数百円よりも置き場所や見た目を優先したい、という人にとっては、PIM-H300で十分です。
違い②: PIM-H300は幅が1.6cm細く、200g軽い
2つめの違いは本体の形です。
公式の仕様表では、PIM-H300が幅21.8×奥行30.8×高さ31.9cmで3.6kg、PIG-H300が幅23.4×奥行30.2×高さ31.0cmで3.8kgです。PIM-H300は幅が1.6cm細く、200g軽い一方、奥行は0.6cm、高さは0.9cm大きくなっています。
置き場所で効いてくるのは幅です。電子レンジや炊飯器と並べて置くカウンターや、幅の決まった棚に置く場合、1.6cmの差で収まるかどうかが分かれることがあります。高さは両機とも31cm台なので、上の棚との間隔で差が出ることはあまりないでしょう。
重さは、3.0Lの水を入れると両機とも6kgを超えます。PIG-H300には、大きくて重いという声がありました。水を足すときにポットを持ち上げて運ぶ家庭なら、PIM-H300の200g軽いことが少し助けになります。
違い③: 水量計と、ボタンの配置
3つめは、目に見える部分と操作のしかたです。
水量計は、PIM-H300がバックライト水量計です。通電中は水量表示計が光り、残りの水量を暗い場所でも確認できます。光らせたくないときは、[まほうびん]キーを約3秒長押しすると消灯できます。PIM-H300には、このバックライトで残量の確認が便利になったという声がありました。
PIG-H300は「ワイド&赤玉水量計」で、水量管の中の赤い玉が水面の位置を示します。光りはしませんが、赤い玉の位置で残りの量をひと目で読めます。
操作のボタンは、できることは同じで配置が違います。
- 給湯量の切り替え: PIM-H300は1つのキーの左右で「少」と「多」を選ぶ。PIG-H300は[ゆっくり][たっぷり]の独立したキー
- 省エネコース: PIM-H300は[節電タイマー|省エネ]の長押し。PIG-H300は[まほうびん]の長押し
- 節電タイマー: PIM-H300は[節電タイマー|省エネ]を押して時間を選ぶ。PIG-H300は[沸とう]を押すごとに切り替わる
PIG-H300について、メーカーは大きな文字の操作パネルとオレンジの液晶で見やすくしたとしています。どちらが使いやすいかは好みの問題で、機能の差ではありません。
違い④: 発売年・生産国・色・容量の展開
最後に、仕様表から読み取れる残りの違いをまとめます。
- 発売年: PIM-H300は2025年9月21日、PIG-H300は2024年9月21日
- 生産国: PIM-H300は日本、PIG-H300は中国
- 色と外観: PIM-H300はアーバンブラックで、黒一色の四角い形。PIG-H300は色名がブラックで、ステンレス調の胴に黒の上部を組み合わせた形
- 容量の展開: PIM-H300には2.2LのPIM-H220もある。PIG-H300は3.0Lのみ
PIM-H300について、メーカーは「機能性とデザイン性を併せ持ったスタイリッシュな電気ポット」としています。PIM-H300には、黒一色のマットな質感がキッチンに合うという声がある一方、一部には黒い本体でほこりが目立つのが気になるという声もありました。
2.2Lと3.0Lで迷っている家庭なら、同じデザインで容量を選べるのはPIM-H300の側だけです。
型番が似ていても「新しい=上位」ではない
ここで、この2機種でいちばん迷いやすい点を整理しておきます。
PIM-H300のほうが1年新しいので、PIG-H300の後継機、あるいは上位機に見えます。けれど、2機種は型番の頭の3文字が違う、別の系列のポットです。〈とく子さん〉にはPIM、PIG、PIS、PIPといった系列が並んでいて、後ろのアルファベットは系列ごとのモデルの世代です。同じ「H」でも、PIG-H300は2024年、PIM-H300は2025年の発売で、世代の記号がそろっていても同じ年のモデルとは限りません。PIM-H300の1つ前のモデルは、同じPIM系列の型番です。
つまり、この2機種は「新型と旧型」ではなく、「系列の違う2台」です。そして断熱構造と年間消費電力量を比べると、保温と省エネの面では1年前のPIG-H300が上、という関係になっています。
新しいPIM-H300が選ばれる理由は、省エネ性能ではなく、細身の本体とデザイン、バックライト水量計、日本製といった点にあります。何を重視するかで選ぶ機種が変わる、と考えておくのが正確です。
2機種で共通する機能

違いを見たあとは、両機に共通する部分を確認します。ここはどちらを選んでも手に入る部分です。
保温は5種類、省エネコースと節電タイマーも同じ
保温は、98・90・80・70度の4つの温度と、ヒーターを使わないまほうびん保温の5種類から選べます。メーカーは、ハンドドリップのコーヒーには90度、煎茶には80度を例に挙げていて、飲み物に合わせて温度を決められます。
省エネコースを選ぶと、設定した保温温度になった時点で湯わかしを終えるので、沸とうさせるより早くお湯が使えます。さらに、2時間以上キーを操作しないと、設定より約5度下げて保温し、電気の使用を抑えます。
節電タイマーは、6時間から10時間まで1時間きざみで選べます。セットするとヒーターが切れてまほうびんで保温し、終わる1時間前から湯わかしを始めるので、寝る前や出かける前にセットしておくと、戻ったころにお湯が沸いています。
なお、節電タイマー中は電動給湯とキッチンタイマーが使えません。また、まほうびん保温を選んでいるときは節電タイマーをセットしないよう、取扱説明書に書かれています。
電動給湯とエアー給湯、お湯の計量
給湯は、給湯レバーを押す電動給湯と、プラグを抜いても押し板で注げるエアー給湯の2通りです。給湯レバーは左右どちらから押しても注げるので、利き手や置く向きを選びません。電動給湯は、ゆっくりとたっぷりの2段階に速さを切り替えられます。
電動給湯では、注いだ量が約10mLから990mLまで10mL単位で表示されます。カップスープやインスタント食品の分量を量るのに便利で、両機とも湯量の表示が助かっているという声がありました。
給湯のあと約10秒でレバーは自動でロックされます。エアー給湯の押し板は、注ぎ終わったら手動でストッパーをロックに戻します。
蒸気レスと安全機能
両機とも蒸気キャッチャー構造で、沸とうしたときの蒸気をふたの中で冷やして水滴に変え、内容器に戻します。メーカーは、高温の蒸気にふれてやけどをするリスクを抑え、置き場所にも困らないとしています。両機とも、蒸気が出ないことや音が静かなことを評価する声が見られました。
ただし、メーカーは、蒸気量は抑えられるものの蒸気がまったく出ないわけではなく、続けて沸とうさせたときなどは注ぎ口から蒸気が出る場合があるとしています。
安全機能は、カラだき防止、自動ロック電動給湯、傾斜お湯もれ防止、転倒お湯もれ防止構造、チャイルドロックの5つが共通です。チャイルドロックはすべてのキーをロックできます。
湯わかしの速さと消費電力
湯わかし時の消費電力はどちらも700Wで、満水の水から沸とうするまでは約31分です。保温中の再沸とうは、98度や90度からなら約4〜9分かかります。
PIG-H300には、以前使っていた950Wのポットより再沸とうに少し時間がかかるという声が一部にありました。700Wはこの2機種に共通の値なので、どちらを選んでも同じです。急いでお湯がほしい場面が多い家庭は、この点を知っておくと戸惑いません。
キッチンタイマー(1〜30分)と、沸くまでの残り時間を表示する機能も両機にあります。
取扱説明書から分かる、買う前に知っておきたいこと(両機共通)
ここからは、両機の取扱説明書に共通して書かれている内容のうち、買う前に知っておくと安心な点を取り上げます。
置き場所とコンセント
取扱説明書では、壁や家具の近く、水のかかりやすい場所、熱に弱いテーブルや敷物の上などでは使わないよう書かれています。キッチンのスライド式の収納棚に置く場合は、蒸気がこもらないように引き出して使い、置く場所の耐荷重を確認することとされています。
コンセントは、定格15A以上のものを単独で使います。電源コードは1.0mで、本体側はマグネット式のプラグです。底は360度回るので、置いたまま注ぎ口の向きを変えられます。
水以外は入れない・丸洗いしない
お湯をわかせるのは水だけです。お茶の葉やティーバッグ、牛乳などを入れるとふきこぼれや故障の原因になるとされています。本体は丸洗いできず、蛇口から直接水を入れるのもいけません。水は別の容器で運んで入れます。
約50度以上のお湯を入れると自動で湯わかしが始まらない場合があるので、そのときは[沸とう]を押して沸かします。
お手入れはクエン酸洗浄が基本
内容器はフッ素加工で、ふだんはやわらかいスポンジでふき取ります。メラミンスポンジやたわし、食器洗い乾燥機は使えません。
水に含まれるミネラル分が内容器に付くと、白い浮遊物や変色が出ることがあります。取扱説明書は、2〜3か月に1回を目安に、クエン酸約30gを入れて洗浄コースで洗うよう案内しています。洗浄にかかる時間は約1時間30分です。お湯の出が悪くなったときは、ポンプのクエン酸洗浄(半年に1回が目安)を行います。
PIG-H300には、以前使っていた2.2Lのポットに比べて、タンクの上のほうが絞られていてやや掃除しづらいという声が一部にありました。
「故障かな」と思いやすい3つ
取扱説明書の「故障かな?と思ったら」には、知っておくと慌てずに済む項目がいくつかあります。
- 1杯目のお湯がぬるい: 水量表示計の管の中にたまっていたお湯が先に出るため
- 「ゴー」という音がする: 湯わかし中に泡がはじける音。省エネ保温中にキーを押すと、設定温度に戻すための湯わかしで音がする
- お湯がぬるい: 省エネ保温中は設定より約5度低く保温している。キーを押すと約1分で元の温度に戻る
PIM-H300には、まほうびん保温中もバックライトやランプが点いたままで、電気を完全に断つにはプラグを抜く必要がある、という声が一部にありました。バックライトは長押しで消せますが、気になる人は覚えておくとよいでしょう。
保証と部品
保証は両機とも本体1年です。補修用性能部品の保有期間は製造打ち切り後10年で、材料調達や設備状況によっては10年未満で供給できなくなる場合がある、という但し書きが付いています。ふたパッキンは消耗品で、1年を目安に確認し、白く変色したり蒸気がもれたりしたら交換します。
PIG-H300がおすすめな人
ここまでの内容を踏まえて、PIG-H300が向いている人を挙げます。
一日中お湯を保温しておく家庭
トリプル断熱構造で、年間消費電力量は201kWh。同じ条件で比べるとPIM-H300より54kWh少なく、電気代にして年に千数百円ほど抑えられます。90度や98度で長い時間保温する使い方ほど、この差が生きてきます。
まほうびん保温や節電タイマーをよく使う人
プラグを抜いて2時間後も約94度と、ヒーターを使わない時間の冷めにくさで上回ります。寝る前や外出前に節電タイマーを使う家庭では、この冷めにくさがそのまま使い勝手になります。
どちらにするか決めきれない人
できることは同じで、価格もほぼ同じです。そのうえで保温と電気代が上なので、置き場所や見た目に強いこだわりが無ければ、PIG-H300を選んでおけば満足しやすいでしょう。
PIG-H300
PIM-H300がおすすめな人
PIM-H300は、保温と省エネ以外の部分で選ぶ1台です。
置き場所の幅が限られている家庭
幅21.8cmと、PIG-H300より1.6cm細い本体です。電子レンジや炊飯器と並べるカウンターや、幅の決まった棚に置くなら、この差で収まるかどうかが決まることがあります。本体も200g軽いので、水を足すたびにポットを運ぶ家庭にも向いています。
暗い場所でも残りの水量を見たい人
バックライト水量計で、通電中は残りの水量が光って見えます。夜にお茶を入れる、照明の届きにくい場所に置く、という家庭なら、この見やすさは毎日の小さな助けになります。
日本製やデザインを重視する人
PIM-H300は日本製で、メーカーはデザイン性も打ち出しています。黒一色のマットな質感を好む人や、キッチン家電の見た目をそろえたい人には、PIM-H300のほうが合っています。
2.2Lと3.0Lで迷っている家庭
同じデザインで2.2LのPIM-H220も選べます。家族の人数やお湯を使う量に合わせて容量を決めたいなら、選択肢のあるPIM-H300の系列が便利です。
保温はVEまほうびん構造で、プラグを抜いて2時間後も約91度。保温の機能も節電タイマーもPIG-H300と同じなので、ふだん使いで困ることはありません。
2.2LのPIM-H220にするなら、同じ2.2Lで価格が抑えられたPIS-G220とも迷うところです。2台の違いはお湯計量とキッチンタイマーの有無で、保温と電気代はほぼ同じです。PIM-H220とPIS-G220の違いを、お湯計量の有無から比べた記事で、どちらが合うかを確かめられます。
PIM-H300
結論: あなたに合うのはどっち?
2機種は、できることがほぼ同じで、違いの中心は断熱構造です。保温力と年間消費電力量ではPIG-H300が上で、実勢価格の差はほとんどありません。だから、基本はPIG-H300をおすすめします。
置き場所の幅が限られている、少しでも軽いほうがいい、暗い場所で水量を見たい、日本製やデザインを選びたい。こうした理由があるなら、PIM-H300を選んでください。
なお、価格はPIM-H300が数千円以上安くなるようなら話が変わります。電気代の差は年に千数百円ほどなので、価格差を取り戻すまでに何年もかかるからです。買う時点の価格も確認しておくと安心です。
PIG-H300
PIM-H300
メルカリで中古品をチェックしてみる手も
PIM-H300とPIG-H300は、メルカリでも出品されていることがあります。中には、引っ越しや家族構成の変化で使わなくなった品や、景品でいただいたけれど使わない新品未使用品が安く出品されている場合もあるので、一度確認してみるといいですよ。

