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ティファールの電気圧力鍋「ラクラ・クッカー」CY380AJ0について、確認した口コミには、購入をやめるほどの不満はありませんでした。
気になる声として拾えたのは、内なべが見た目には小さく感じられ、容量が足りるか不安になった、というものです。ただしこれは一部の声で、しかも同じ声が、使ったうえで見た目以上に入ったと結んでいます。
評価されている点は、家族分の主菜を一度にまとめて作れたこと、それにごはんや無水調理の仕上がりですね。
結論として、5人以上分を一度に作りたい人や、カレーや炒め物のかき混ぜまで家電に任せたい人には、おすすめしにくい商品です。一方で、2〜4人分を毎日作り、混ぜるのは自分でやってよいと割り切れる人なら、候補にしやすいでしょう。
ひとつ前置きがあります。CY380AJ0は2025年7月発売のリニューアル機で、口コミの蓄積がまだ少ない商品です。
そこでこの記事では、確認できた口コミに加えて、取扱説明書から分かる「買う前に知っておく割り切り」まで整理します。口コミの数が少ないぶん、購入判断を分けるのはむしろそちらだからです。
- 気になる口コミ:内なべが見た目には小さく感じられ、容量が足りるか不安になるという声が一部にある
- 評価されている点:見た目より入り、家族分をまとめて作れた。ごはんや無水調理の仕上がり
- おすすめしにくい人:5人以上分を一度に作りたい人。カレーや炒め物までかき混ぜずに任せたい人
- おすすめな人:2〜4人分を毎日作り、混ぜるのは自分でやってよいと割り切れる人
- 確認した口コミには購入をやめるほどの不満はなかった。ただし上位機CY3811J0との選択は、かき混ぜを自動化したいかどうかで決まる別の判断
CY380AJ0
CY380AJ0の悪い口コミ・気になる評判

複数の掲載先を調べても、CY380AJ0のレビューが載っていたのは1つの掲載先だけで、まだ数が少ないのが実情です。
その中で購入前の不安として拾えたテーマは、1つだけでした。ここでは無理に増やさず、その1つを丁寧に見ていきます。
内なべが見た目には小さく感じられるという口コミ
一部には、内なべが見た目には小さく感じられ、容量が足りるか不安になるという声もあります。
ただし同じ声は、使ったうえでの結論として、見た目以上に入って夫婦2人分には十分だった、と肯定的に結んでいます。不満というより、購入前に感じやすい不安、と受け取るのが実態に近いでしょう。
何が不安なのか
これは、箱から出して内なべをのぞいたときの第一印象で、家族の分が本当に入るのかと心配になる、という意味です。
内なべの大きさは炊飯器の内釜を思い浮かべると見当がつきやすい、という指摘も同じ声の中にありました。炊飯器の内釜くらい、と聞くと、主菜を煮るには小さいのではと感じる人はいそうですね。
困りやすい人と、困りにくい人
特に、5人以上の世帯で一度に全員分を作りたい人や、週末に大量の作り置きを一度に仕込みたい人には、この容量が負担になりやすいでしょう。
一方、1〜2人暮らしの人や、2〜4人家族で1食分ずつ作る人なら、この点が大きなデメリットにならない可能性が高いです。
公式仕様と取扱説明書で分かる、容量の実像
公式仕様では、満水容量は3.0L。メーカーは「2〜4人分に最適」としています。
ただし、満水いっぱいまで材料を入れられるわけではありません。取扱説明書には、最大調理量の線引きがはっきり書かれています。
- 通常の料理:材料と水分を合わせて、鍋の深さの2/3まで
- カレーやシチューなど:鍋の深さの1/2まで
- 豆類:鍋の深さの1/3まで(蒸し台で落としぶたをする)
逆に、少なすぎてもいけません。圧力調理には水分が最低100ml必要で、10分の圧力調理で約100mlが蒸発するのが目安です。
なお、実際に調理に使える容量(調理容量)は公式に公表されていないため、この記事でも数値は書きません。ここで押さえてほしいのは、「カレーなら鍋の半分の高さまで」が公式の前提だということ。
この線引きと、メーカーの目安である2〜4人分を合わせて考えると、5人以上分を一度に、という使い方は想定の外だと分かります。
そのため、5人以上分を一度に作りたい人は購入前に注意が必要ですが、2〜4人分を1食ずつ作る人なら、過度に心配しなくてよい点です。
取扱説明書と公式仕様から分かった、買う前に知っておく割り切り

口コミの数が少ないぶん、CY380AJ0の購入判断を分けるのは、むしろこの章です。ここから先は、取扱説明書と公式仕様で確定していることだけを書きます。
予約調理できるのは5モードだけ。「ごはん」「玄米」以外は設定直後に調理が始まる
CY380AJ0の調理モードは12種類ありますが、予約調理ができるのは圧力調理・無水調理・ごはん・玄米・スープの5モードだけです。
同じ圧力調理系でも「蒸す」は予約できません。炒め・煮る・ゆでる・発酵調理・ベイク・煮つめ仕上げの通常調理6モードも、すべて予約の対象外です。
一覧にすると次のようになります。上の6つが圧力調理系、下の6つが通常調理系です。
| モード | 予約の可否 |
|---|---|
| 圧力調理 | 1〜12時間 |
| 蒸す | 不可 |
| 無水調理 | 1〜12時間 |
| ごはん | 1〜12時間 |
| 玄米 | 1〜12時間 |
| スープ | 1〜12時間 |
| 炒め | 不可 |
| 煮る | 不可 |
| ゆでる | 不可 |
| 発酵調理 | 不可 |
| ベイク | 不可 |
| 煮つめ仕上げ | 不可 |
予約時間は1〜12時間。10分単位で設定でき、ボタンを長押しすると30分単位で動かせます。
「ごはん」「玄米」だけが、設定時刻に合わせて始まる
ここが、いちばん誤解しやすいところです。設定した時刻に合わせて調理が始まるのは、「ごはん」「玄米」の2モードだけ。
それ以外の圧力調理・無水調理・スープの3モードは、材料の腐敗を防ぐため、予約設定の直後から調理が始まります。調理が終わると自動で保温に入り、設定した時間に合わせてもう一度加熱される仕組みです。
生活の場面に置き換えると、「朝に材料を入れて、夕方にできたてを」という使い方がそのまま成り立つのは炊飯だけ。おかずは「朝のうちに一度作り上げて、保温で待つ」方式だと理解しておくのが正確です。
保温の温度は63℃で、開始から12時間たつと自動で終わります。保温時間そのものは設定できません。
帰宅時刻ぴったりにおかずを仕上げる予約を最優先する人は、この仕組みを知ってから決めるのがよいでしょう。炊飯の予約が主な用途なら、ここは気にならないはずです。
かき混ぜは自分でする。麺類は圧力調理できない
かきまぜパドルは非搭載
CY380AJ0には、鍋の中を自動でかき混ぜるパドルがありません。公式の機能比較表でも非搭載と示されていて、メーカーはこの機種を「かきまぜパドルのない電気圧力鍋」と位置づけています。
つまり、カレーの具をなじませる、炒め物を返す、といった「混ぜる」工程は自分の手で行うことになります。この工程まで家電に任せて完全に放置したい人は、パドルを搭載した上位機CY3811J0が候補になります(比較の中身は後の章で扱います)。
焦げつきを防ぐ作法も、取扱説明書に書かれています。カレーのルーなど粘性が強いものは、圧力調理の後に入れる。この順番を守るのが公式の前提です。
麺類など分量の増えるものは圧力調理しない
もうひとつ、取扱説明書には麺類など分量の増えるものは圧力調理しないと明記されています。
上位機のCY3811J0には「めん類」モードがありますが、CY380AJ0では麺類の圧力調理そのものが対象外です。パスタやうどんを電気圧力鍋で、という使い方を考えている人は、ここで判断が分かれます。
「混ぜる」と「麺」を家電に任せたいかどうか。それが、この機種で足りるかどうかの分かれ目です。
「圧力調理中はふたが開けられない」は正確ではない。キャンセルして開ける手順がある
電気圧力鍋について「調理中はふたが開けられない」と聞いて、不便に感じている人もいるかもしれません。CY380AJ0については、正確な言い方が少し違います。
加圧中に、そのまま開くことはありません。ただし取扱説明書には、「やむを得ず、急いでふたを開けるとき(調理をキャンセルするとき)」の手順が用意されています。
1. ボタンを長押しして調理を終了する2. 排気ボタンを押して蒸気を排出する3. 圧力表示ピンが下がったことを確認する4. 圧力調整おもりから蒸気が出なくなったら、取っ手をわずかに動かして隙間から蒸気が出ていないことを確かめ、ふたをスライドして持ち上げる
ふたをスライドするとき重く感じる場合は、内部にまだ圧力が残っています。無理に開けず、蒸気の排出をやり直します。
開けるときは熱い蒸気が出るので、ふたは裏返さず水平に置く、というのが取扱説明書の案内です。
つまり正しくは、「加圧中はそのままでは開かない。開けたいときは調理をキャンセルして圧力を抜く手順を踏む」。これは電気圧力鍋に共通する安全のための構造で、CY380AJ0だけの欠点ではありません。
圧力を抜く操作そのものは、かんたん圧力排出ボタンでワンプッシュの自動排出になっています。リニューアルで搭載された機能です。
途中で味を見たい、具材を足したい、という場面が多い人ほど、この手順を頭に入れておくと安心です。
手入れは両面ある。食洗機に回せる部品と、毎回点検する小部品
手入れについては、楽な面と、手間が残る面の両方を知っておいてください。片方だけ見ると印象がずれます。
食洗機で洗えるもの、手洗いするもの
食洗機で洗えるのは、鍋・パッキング・蒸し台・炊飯用カップの4つ。内なべはセラミックコーティングで、汚れがつきにくいとメーカーは説明しています。
手洗いするのは、ふた本体(ぬるま湯と中性洗剤)と、圧力調整おもり(流水ですすいでよく乾かす。穴が詰まったらようじで取り除く)。本体は柔らかく湿った布で拭き、液体には浸しません。
内なべを長持ちさせるための決まりもあります。金属製タワシや研磨剤入りのスポンジは使わず、こげつきを落とすときも金属のかたいものは使わない。鍋を洗いおけ代わりにしない、というのも取扱説明書の指示です。
使うたびにやる小部品の清掃と、圧力調理前の点検
一方で、毎回続ける作業もあります。使用後は毎回、圧力表示ピンを取り外して手入れをします。取扱説明書は、ここが汚れているとふたが開かなくなるなど危険につながる、と明記しています。
あわせて、ノズルの外側のネジカバーを外しての手入れと、安全バルブの点検も使用後の作業です。
さらに圧力調理の前には、毎回4か所を点検します。
- 安全バルブ:先の丸いはしなどで強めに押し、バネが押し戻す感触があるか
- 圧力表示ピン:手で持ってスムーズに動くか。食材が付着していないか
- ノズル:明るい場所にかざして目詰まりがないか。詰まっていればつまようじで取り除く
- パッキング:しっかりはまっているか。亀裂や縮みがあれば交換する
洗い物そのものは食洗機に回せる。その一方で、安全に関わる小部品の清掃と点検が毎回ある。これがCY380AJ0の手入れの実像です。後の章で触れる、手入れが思ったより簡単だという声とも矛盾しません。
食洗機に任せられる範囲が広いのは、たしかに楽です。ただ、小部品の点検を毎回続けられるかどうかは、自分の性分で判断するのがよいでしょう。
クリーニング機能は2種類。においによっては完全には落ちない
CY380AJ0にはクリーニング機能があり、取扱説明書では2種類に分かれています。
- スチーム洗浄:水1カップ(付属の炊飯用カップ)を鍋に入れる
- におい除去洗浄:水2カップと、8等分のくし切りにしたレモン1個を入れる
どちらも、鍋を本体にセットしてふたをロックし、クリーニングボタンを押すだけ。予熱が終わると自動で始まり、10分間で終わります。時間は変えられません。
気をつけたいのは、終わったあとです。終了のブザーが鳴った時点では、まだ鍋の中に圧力が残っています。排気ボタンで蒸気を出してから開けます。
そして正直に書いておくと、においによっては完全に落ちないものもある、と取扱説明書自身が明記しています。水とレモン以外のもの(洗剤など)は入れない、空だきをしない、というのも決まりです。
カレーと炊飯を同じ鍋でまわす家庭は、におい移りへの対処が用意されていることと、その限界の両方を知っておくと、期待とのずれが小さくて済みます。
本体は約4.8kg。出しっぱなしにできる置き場所があるか
本体サイズは約310×326×274mm、重さは約4.8kgです。5kgの米袋に近い重さと考えると、感覚がつかみやすいでしょう。
毎回しまう運用だと、この出し入れが負担になりやすいところ。調理台に、幅約31cm・奥行約33cmの場所を出しっぱなしで確保できるかどうかを、購入前の確認事項に入れておいてください。
悪い口コミと仕様から分かる、CY380AJ0をおすすめしにくい人
ここまでの内容を、人物像に置き換えます。CY380AJ0をおすすめしにくいのは、次のような人です。
- 5人以上の世帯で、一度に全員分を作りたい人
- カレーや炒め物まで、かき混ぜずに完全に任せたい人
- 帰宅時刻に合わせておかずをできたてで仕上げる予約を、いちばん重視する人
- 毎回の小部品の点検と清掃が続きそうにない人
ひとつずつ、理由を添えていきます。根拠はすべて前の2つの章で示した事実なので、ここでは要点だけにとどめますね。
5人以上の世帯で、一度に全員分を作りたい人
メーカーが示す目安は2〜4人分です。しかも「公式仕様と取扱説明書で分かる、容量の実像」で見たように、カレーやシチューには材料の高さに線引きがあり、鍋いっぱいまで使えるわけではありません。
家族が5人以上いて、一度の調理で全員分の主菜をまかないたいのなら、2回に分けて作る前提になります。それが毎日となると、時短のための家電がかえって手間を増やしかねません。
カレーや炒め物まで、かき混ぜずに完全に任せたい人
CY380AJ0にかきまぜパドルはなく、混ぜる工程は自分の手でやる設計です。麺類の圧力調理も対象外でした。
「材料を入れたら、できあがりまで台所に戻らない」という使い方を思い描いている人には、この点が毎回ついて回ります。混ぜる工程ごと家電に渡したいなら、パドルを持つ上位機CY3811J0が候補になります。どちらで足りるかの整理は、後の「上位モデルのCY3811J0と迷っている人へ」で扱います。
帰宅時刻に合わせておかずをできたてで仕上げる予約を、いちばん重視する人
予約できるモードは限られていて、ごはんと玄米以外は設定した直後に調理が始まり、保温で待つ方式でした。
「朝に材料を入れて、夕食の時刻にできたてのおかずを」という使い方を最優先に考えているなら、期待と実際の動きがずれます。炊飯の予約が主目的でないなら、ここは購入前に折り合いをつけておきたいところです。
毎回の小部品の点検と清掃が続きそうにない人
「手入れは両面ある」の章で見たとおり、洗い物は食洗機に回せる一方で、圧力表示ピンなど安全に関わる小部品の清掃と、圧力調理前の点検が毎回あります。
取扱説明書はここを安全のための決まりとして書いているので、省いてよい作業ではありません。使うたびの細かな作業がどうしても続かない人にとっては、使わなくなる理由になりやすいでしょう。
CY380AJ0の良い口コミ・評価されている点

ここからは、評価されている点です。3つのテーマに分けて、生活のどんな場面で効くのか、どんな人が満足しやすいのかまで翻訳していきます。
良い声をそのまま並べるだけでは、自分に当てはまるかどうかが判断できないからです。
見た目より容量が入り、家族分をまとめて作れたという口コミ
確認した口コミには、思ったより入る、家族分をまとめて作れた、という容量を肯定する声が複数ありました。
具体的には、カレーを4人分作れたというものと、夫婦2人分にはこれで十分だったというもの。人数の違う2つの家庭から、同じ方向の声が出ています。
生活の場面に置き換えると、平日の夕方に主菜を1回で家族分そろえられる、ということですね。2〜4人家族なら、鍋を2つ使い分ける必要がなくなります。
1〜2人暮らしの人にとっては、意味合いが少し変わります。1回の調理で2〜3食分の作り置きができる大きさ、という捉え方ができるでしょう。翌日のお弁当や、帰りが遅い日の夕食まで見据えて作れます。
満足しやすいのは、2〜4人分を毎日作る家庭と、少人数で作り置きをしたい人です。
公式仕様との照合も添えておきます。満水容量3.0Lで、メーカーの目安は2〜4人分。カレーを4人分作れたという声は、「公式仕様と取扱説明書で分かる、容量の実像」で示した線引きと矛盾なくつながります。見た目の第一印象より、公式の目安人数を信頼してよい、と言える根拠がここにあります。
ごはんや無水調理の仕上がりを評価する口コミ
確認した口コミには、仕上がりそのものを評価する声が複数ありました。中身は、ごはんと無水調理の2つに分かれます。
一部には、ごはんがふっくら炊けるという声もあります。身内が毎日の炊飯に使っている、という使い方とあわせて書かれていました。
もう一方は無水調理です。一部には、無水調理で野菜の甘みが出たという声もあります。カレーを作ったのと同じ書き手が、無水調理の仕上がりにも触れていました。
生活のうえでの意味は、はっきりしています。炊飯器を別に出さなくてもごはんが炊けること。そして、水を足さずに野菜のうまみを引き出す調理を、火加減を見ずに任せられることです。
たとえば、キッチンが狭くて炊飯器と圧力鍋を両方置きたくない人。あるいは、野菜をたっぷり食べたいのに、煮込む時間が取れずにいた人。こうした人が満足しやすいテーマでしょう。
公式仕様では、調理モードに「ごはん」「玄米」「無水調理」があり、炊飯用カップが付属します。
ただし、ひとつ添えておきたいことがあります。炊き上がりを評価する声はありますが、味の感じ方は米の種類や水加減でも変わります。取扱説明書も、うまく調理できないときの原因として、お米と水の比率の間違いを挙げています。米と水の量を守ってこその仕上がりだと考えておくとよいでしょう。
圧力の抜き方が選べ、手入れも思ったより簡単という口コミ
3つめは、電気圧力鍋を敬遠する理由の定番、「圧力の扱い」と「手入れ」に関する声です。確認した口コミには、この2つを扱いやすいとする声が複数ありました。
圧力については、一部には、急ぐときはボタンで圧力を抜け、時間をかけて自然に下がるのを待つこともできる、という声もあります。
これが生活で効くのは、夕食の時間が迫っているときですね。調理が終わったらボタンで圧力を抜いて、すぐ食卓に出せます。逆に急がない日は、そのまま置いておけばよいわけです。
手入れについては、一部には、思ったより簡単だったという声もあります。
電気圧力鍋は部品が多くて洗うのが大変そう、と身構える人もいるでしょう。その身構えよりは楽だった、と受け取れる声です。使うたびの洗い物のハードルが下がると、家電は使い続けやすくなります。
満足しやすいのは、電気圧力鍋そのものが初めての人。それから、片付けの手間で調理家電を使わなくなった経験がある人です。
公式仕様と照らすと、かんたん圧力排出ボタンでの自動排出、内なべの食洗機対応、スチーム洗浄機能が、これらの声の裏づけになります。
一点だけ念を押しておくと、手入れが簡単だという声は、「手入れは両面ある」の章で見た毎回の小部品の点検と両立する話です。洗い物は楽になり、点検は残る。この2つを分けて理解しておけば、買ってから戸惑うことは少ないはずです。
口コミと仕様から分かったCY380AJ0がおすすめな人
CY380AJ0がおすすめなのは、次のような人です。良い声だけでなく、容量への不安や仕様の割り切りまで踏まえて絞りました。
- 2〜4人分を毎日作り、火加減を見ずに主菜を1品任せたい人
- 主食も副菜も1台でまわしたい人
- 玄米や発酵調理を使いたい人
- 混ぜるのは自分でやってよいので、価格を抑えて電気圧力鍋を始めたい人
2〜4人分を毎日作り、火加減を見ずに主菜を1品任せたい人
内なべが見た目には小さく感じられるという声はありましたが、家族分をまとめて作れたという声と、メーカーの目安人数は一致しています。この人数の家庭なら、容量を理由に見送る必要はないでしょう。
煮込みの主菜を1品、鍋に任せている間に、副菜や配膳を進める。平日の夕方を一段ゆるめる使い方が、この機種の本筋です。
主食も副菜も1台でまわしたい人
ごはんの仕上がりと無水調理の仕上がり、両方に肯定的な声がありました。炊飯と副菜づくりを1台で受け持てるのは、置き場所の限られたキッチンでは大きな意味があります。
炊飯の予約は、設定した時刻に合わせて始まる方式です。夜に仕込んで朝に炊き上がる、という使い方もそのまま成り立ちます。
玄米や発酵調理を使いたい人
玄米と発酵調理のモードは、上位機のCY3811J0にはありません。スープとゆでるも同じで、CY380AJ0だけにあるモードです。
玄米を主食にしている人や、パン生地の発酵まで1台に任せたい人にとって、CY380AJ0は価格だけの理由で選ぶ機種ではなく、この機種でなければできることがある、積極的な選択になります。
混ぜるのは自分でやってよいので、価格を抑えて電気圧力鍋を始めたい人
上位機との差は1万円弱。かき混ぜを家電に任せる必要を感じていないなら、その差を払わずに、圧力調理・無水調理・炊飯という中心の機能を手に入れられます。
圧力の抜き方と手入れを扱いやすいとする声もあり、初めての1台として身構えずに始めやすいはずです。「かき混ぜまで任せたくなるかどうか」は、暮らしてみないと分からないもの。まずはこちらで電気圧力鍋に慣れて、必要を感じたら次を考える、という順番でも遅くはありません。
上位モデルのCY3811J0と迷っている人へ
CY380AJ0そのものは、ここまで見てきたとおり、2〜4人分を毎日作り、混ぜる作業は自分でやってよい人に向いている商品です。確認した口コミにも、購入をためらわせるほどの不満は見当たりませんでした。
ただし、これは「CY3811J0よりCY380AJ0を選ぶべき」という意味ではありません。カレーや肉じゃがのように混ぜながら作る料理が食卓に多く、調理中の手間から解放されたい人には、かきまぜパドルを持つ上位モデルのCY3811J0も候補になります。
両機の差は1万円弱。この差を払ってかき混ぜを自動化する価値があるかは、口コミだけでは判断できません。ふだんの献立と、台所に立っていられる時間で決まる話だからです。
違い記事では、CY380AJ0で十分な人とCY3811J0へ追加費用を払う価値がある人の分かれ目を整理しています。プロは上位互換ではなく、玄米や発酵調理のようにCY380AJ0だけにあるモードもあること、それぞれの機種だけが持つモードの中身、価格差の考え方まで確認できます。
CY3811J0とCY380AJ0の違いを、価格差も含めて確認する
CY380AJ0を選んで後悔しにくいのはどんな人?
CY380AJ0には、内なべが見た目には小さく感じられる、という気になる声が一部にあります。ただし同じ声は、使ったうえでは十分だったと結んでいました。
そのため、5人以上分を一度に作りたい人、混ぜる工程まで家電に任せたい人、おかずの予約を帰宅時刻に合わせたい人には、おすすめしにくい商品です。
一方で、家族分をまとめて作れたこと、ごはんと無水調理の仕上がり、圧力の抜き方と手入れの扱いやすさは評価されています。2〜4人分を毎日作り、煮込みや炊飯を任せて台所の時間を減らしたい人なら、その良さを感じやすいでしょう。
「混ぜるのは自分でやってよい。2〜4人分を毎日作る」という人なら、CY380AJ0を選んでよいでしょう。
価格差の動きで、判断が変わることもある
最後に、価格の面から一言。上位機との差は1万円弱ですが、この差はいつも同じとは限りません。
もし差が数千円程度まで縮んでいるなら、かき混ぜの自動化に価値を感じる人は、上位機を検討する余地が出てきます。逆に差が1万円台後半以上に開いているなら、混ぜる工程を自分でやってよい人がCY380AJ0を選ぶ理由は、さらに強まります。
購入の直前に、その時点の差の大きさを一度確かめてから決めると、後悔は減らせるはずです。
CY380AJ0の口コミ・評判まとめ
CY380AJ0の口コミの数はまだ少ないものの、その中身と取扱説明書の事実を合わせれば、自分の家庭に合うかどうかは判断できます。
確認した口コミに、購入をやめるほどの不満はありませんでした。判断を分けるのは口コミよりも、かき混ぜは自分でやること、予約できるモードが限られることという2つの割り切りです。
この2つを受け入れられる2〜4人家族なら、候補にしやすい1台と言えるでしょう。
- 気になる声:内なべが見た目には小さく感じられるという声が一部にある(使ったうえでの結論は肯定)
- 評価されている点:家族分をまとめて作れた。ごはんと無水調理の仕上がり。圧力の抜き方と手入れの扱いやすさ
- 割り切り①:かき混ぜは自分でする。麺類の圧力調理はできない
- 割り切り②:予約できるモードは限られ、ごはん・玄米以外は設定直後に調理が始まる
- 向いている人:2〜4人分を毎日作り、混ぜるのは自分でやってよいと割り切れる人
CY380AJ0
メルカリで中古品をチェックしてみる手も
CY380AJ0は、メルカリでも出品されていることがあります。中には、引っ越しで置き場所が変わって使わなくなった、景品でいただいたけれど出番がなかった、といった理由で、新品未使用品が安く出品されている場合もあるので、一度確認してみるといいですよ。

