【タイガー・炊きたて3合】JBS-B055とJBS-G055の違いは1つだけ。できることの差はパンのメニューだけです

【タイガー・炊きたて3合】JBS-B055とJBS-G055の違いは1つだけ。できることの差はパンのメニューだけです 炊飯器

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タイガーの3合炊き「炊きたて」で、JBS-B055とJBS-G055のどちらにするか。迷っているなら、決め手は1つだけです。

炊飯器でパンも焼いてみたい人と、白い本体を置きたい人はJBS-G055。ごはんが炊けて、ときどき簡単な調理ができれば十分という人は、JBS-B055で足ります。

というのも、この2台は本体のサイズも質量も、炊けるメニューの顔ぶれも、早炊きにかかる時間まで同じだからです。

できることの差は、パンに関する2つのメニューだけ。それ以外の項目は、仕様表の数字がそのまま重なります。

3合という容量は、ひとり暮らしや2人暮らしの「はじめての1台」に選ばれるサイズ。名前も見た目もよく似た2台なので、どこで線を引けばいいのか分かりにくいペアですよね。

内なべの呼び名が2台で違っている点も、気になっているところでしょう。呼び名もコーティングも違うのは事実です。ただ、それが選び分けの決め手になるかどうかは、また別の話。

この記事の結論
  • 機能の差は「パン発酵」「パン焼き」の2メニューだけ。持っているのはJBS-G055
  • 内なべの厚さ・加熱方式・炊飯メニュー・本体サイズ・お手入れ部品は2台とも同じ
  • 色はJBS-B055が黒の1色、JBS-G055が黒と白の2色から
  1. JBS-B055とJBS-G055の違い早見表 — できることの差は1つだけ
  2. たった1つの機能差 — パン発酵・パン焼きができるのはJBS-G055だけ
    1. メーカーはパンのメニューをどう説明しているか
    2. パンを焼かないなら、この差は無いのと同じ
  3. 内釜は名前が違う。ただし厚さはどちらも約3mm
    1. メーカーはそれぞれ何と言っているか
    2. 2つの内なべを比べた説明は、公式に出てきません
    3. 名前で選ぶと行き止まりになる
  4. 残りの違いは色・電気の使用量・発売時期の3つ
    1. 白がほしいならJBS-G055一択(カラー)
    2. 電気の使用量の差は年間0.5kWh
    3. 発売時期は3年半離れている
  5. ここは同じ — サイズも炊飯メニューもお手入れも完全に一致
    1. 置き場所とお手入れの手間はまったく同じ
    2. 「極うま」も「冷凍ご飯」も「クッキング低温」も両方にある
  6. JBS-B055がおすすめな人
    1. 炊飯器はごはんを炊く道具、と割り切っている人
    2. ひとり暮らしを始めるので、まず1台そろえたい人
    3. 本体の色にこだわりがない人
  7. JBS-G055がおすすめな人
    1. 炊飯器でパンも焼いてみたい人
    2. キッチンの色をそろえたい人
    3. これから長く使う前提で選んでおきたい人
    4. パンを焼くつもりなら、その手順を先に見ておきたい
  8. 残る疑問に答えます
    1. 2022年発売のJBS-B055を、いま買っても大丈夫?
    2. 3合で足りる? もっと大きいほうがいい?
    3. 保温したごはんはどう?
  9. 結論: あなたに合うのはどっち?
    1. メルカリで中古品をチェックしてみる手も

JBS-B055とJBS-G055の違い早見表 — できることの差は1つだけ

タイガー公式の仕様表と機能表を開いて、2台ぶんを1行ずつ突き合わせました。その結果をまとめたのが下の表です。

やってみて拍子抜けするほどでしたが、埋まったのは「共通」の行ばかりでした。サイズも、質量も、炊けるメニューも、早炊きにかかる時間まで、数字がそのまま重なります。

比較表を作っておいて言うのも妙な話ですね。でも、比べるところがこれだけ少ないペアは珍しいですよ。

表の見方だけ先に。「共通」と書いた行は、2台の値がそっくり同じという意味です。左右で書き分けてある行だけが、実際に違うところ。まずは30秒で全体像をつかんでください。

項目 JBS-B055 JBS-G055
発売日 2022年2月1日 2025年10月21日
パン発酵・パン焼きメニュー なし あり
内なべの呼称 遠赤黒特厚釜 土鍋コート特厚釜
内なべの厚さ 共通(約3mm・特厚)
加熱方式 共通(釜包みヒーター)
炊飯メニュー 共通(白米・極うま・冷凍ご飯・エコ炊き・早炊き・玄米・炊込み(おこわ対応))
調理メニュー 共通(クッキング高温・クッキング低温/レトルト食品のあたために対応)
早炊きの炊きあがり時間 共通(0.5合 約24分/3合 約41分)
炊飯容量 共通(0.5〜3合・0.54L)
本体サイズ・質量 共通(約24.7×27.8×19.2cm・約2.7kg)
お手入れ部品 共通(内なべ・内ぶたの2点)
カラー メタルブラック(KL)の1色 マットブラック(KM)/マットホワイト(WM)の2色
年間消費電力量 39.0kWh/年 38.5kWh/年
公式サイトでの扱い 「限定商品」として掲載 現行ラインアップ
こんな人に ごはんが炊けて簡単な調理ができれば十分な人。本体が黒でかまわない人 炊飯器でパンも焼いてみたい人。白い本体を置きたい人

表のなかでぽつんと残った差が、パンのメニューです。ここから1つずつ見ていきますね。

たった1つの機能差 — パン発酵・パン焼きができるのはJBS-G055だけ

たった1つの機能差 — パン発酵・パン焼きができるのはJBS-G055だけのイメージ画像

2台の機能表を上から順に照らし合わせていくと、最後に1つだけ差が残ります。それがパン発酵とパン焼きのメニューです。

JBS-G055の公式の機能表には、選べるメニューとして「パン発酵」と「パン焼き」が並んでいます。生地をふくらませる工程と、焼く工程。2つに分かれたメニューとして用意されているんですね。

いっぽう、JBS-B055にパンのメニューはありません。公式ページにも、メーカー直営店の商品名や仕様にも、流通各社の仕様欄にも、パンに関する記載が1つも出てこないためです。

つまり、この2台の機能面での違いは、ここに集約されます。早見表のとおり、ほかの行は値がそのまま重なっているのですから。

メーカーはパンのメニューをどう説明しているか

メーカーは、温度管理が難しいパンの調理も「パン発酵」「パン焼き」メニューで手軽に楽しめ、外は香ばしく中はふんわりやわらかい手作りパンが簡単にできあがるとしています。

これを生活の言葉に置き換えてみましょう。パン作りでつまずきやすいのが発酵の工程で、生地を決まった温度帯に保っておく必要があります。

部屋の温度に左右されやすく、季節によって加減が変わるところ。そこを本体側に任せられて、そのまま焼くところまで1台で進められる、ということです。

パン焼き専用の機械を1台置くとなると、置き場所も収納場所も新しく確保しなければなりません。3合の炊飯器は、そもそも小さくて場所を取らないサイズ。

すでに毎日使う家電のメニューに、はじめからパンの工程が入っている。そこに価値を感じるかどうかが、この章の分かれ目になります。

なお、同じシリーズのJBS-A055(2022年1月21日発売)にも、パン発酵とパン焼きのメニューがあります。

パンを焼かないなら、この差は無いのと同じ

ここが、この記事でいちばん大事な判断です。はっきり書いておきますね。

パンを焼く予定がないなら、この差は無いのと同じです。機能表の行が2行多いだけで、あなたの毎日には一度も登場しません。

ごはんを炊いて、ときどき簡単な調理に使う。その使い方をするなら、JBS-B055でできることは何ひとつ欠けていません。炊飯のメニューも、調理のメニューも、2台で同じ顔ぶれが並んでいますから。

「せっかくだから機能が多いほうを」と考えたくなる場面ですが、使わない機能は、あってもないのと変わらないもの。ここは正直に切り分けたほうが、あとで納得できます。

逆に、炊飯器でパンも焼いてみたいと思ったなら、話は変わります。この1点だけで、JBS-G055を選ぶ理由になります。ほかの機能で悩む必要はありません。

内釜は名前が違う。ただし厚さはどちらも約3mm

読者
土鍋コートのほうがおいしく炊けるってことですか?
公式の仕様では
2つの内なべを比べた説明はありません。厚さはどちらも約3mmです。

内なべの呼び名は、たしかに違います。JBS-B055が「遠赤黒特厚釜」、JBS-G055が「土鍋コート特厚釜」。表面のコーティングも別ものです。

名前がこれだけ違うと、炊きあがりも変わるのだろうと考えますよね。ここは丁寧に整理していきます。

まず事実から。内なべの厚さはどちらも約3mmで、同じです。加熱方式もどちらも釜包みヒーター。内なべのまま洗米できる点まで一致しています。

つまり、釜の厚みと、熱の当て方。ごはんの炊きあがりに関わる土台の部分は、2台で揃っているということ。違うのは表面のコーティングと、その呼び名です。

メーカーはそれぞれ何と言っているか

ここからは、タイガーの説明をそのまま並べます。どちらが上という話ではなく、それぞれが何を売りにしているか、です。

JBS-B055について、メーカーは、厚さ約3mmの遠赤黒特厚釜の高い蓄熱性と遠赤効果、釜包みヒーターの高火力で、炊きムラを抑えて芯までふっくら粘りのあるごはんに炊きあげるとしています。

あわせて当社調べとして、従来品のJAI-R552(2019年製)と比べ、釜の厚みが約3倍になり、粘りが約25%、かみごたえ(弾力)が約10%アップしたともしています。

注意したいのは、この数値が何と比べたものか、という点。並べられているのは2019年の旧機種であって、JBS-G055ではありません。

JBS-G055については、メーカーは、遠赤効果の高いコーティングを施した「土鍋コート特厚釜」により、厚さ約3mmの内なべの高い蓄熱性でしっかり熱を加え、土鍋素材の遠赤コーティングでお米一粒ひと粒にまで熱を伝えて、ごはんの甘みを引き出すとしています。

どちらの説明も、自分の内なべの良さを語っているものです。相手を引き合いに出してはいません。

2つの内なべを比べた説明は、公式に出てきません

大事なのはここ。タイガーは、この2つの内なべを互いに比較していません。

「土鍋コートのほうがおいしく炊ける」「遠赤黒特厚釜のほうが粘りが出る」といった比較は、公式のどこにも書かれていないのです。数値で比べられているのは、JBS-B055と2019年の旧機種とのあいだだけ。

ですから、どちらの炊きあがりが上かを判断できる材料は、公式には用意されていません。分かるのは、名前とコーティングが違うこと、厚さと加熱方式は同じこと。ここまでです。

炊きあがりについては、JBS-B055を使った人から、おいしく炊けるという声があります。なかでも「極うま」メニューを評価する声。

いっぽうで、内なべのコーティングの持ちを気にする声もあります。ここは呼び名こそ違っても、内なべのまま洗米できる仕様は2台とも同じで、扱い方の条件に差はありません。

名前で選ぶと行き止まりになる

というわけで、内なべの名前を決め手にしようとすると、行き止まりに突き当たります。優劣を示す根拠が公式にない以上、「土鍋コートだからこっち」という決め方は、裏づけを持てないからです。

決め手にするなら、パンを焼くかどうか、そしてどの色を置きたいか。この2つのほうが、はっきりした違いとして手元に残りますよ。

残りの違いは色・電気の使用量・発売時期の3つ

残りの違いは色・電気の使用量・発売時期の3つのイメージ画像

パンと内なべ以外にも、仕様の上での違いはあります。ただし、どれも判断を大きく動かすものではありません。3つまとめて片づけてしまいましょう。

白がほしいならJBS-G055一択(カラー)

JBS-B055の色は「メタルブラック(KL)」の1色だけです。JBS-G055は「マットブラック(KM)」と「マットホワイト(WM)」の2色から選べます。

3合という容量は、ひとり暮らしや2人暮らしのキッチンに置くサイズ。冷蔵庫も電気ケトルも白でそろえている部屋だと、炊飯器だけ黒というのは案外目につくものです。

白い本体がほしい時点で、選択肢はJBS-G055だけになります。この記事でいちばん分かりやすい分かれ道が、実はここ。

もちろん、黒でかまわない、むしろ黒がいいという人なら、この行は気にしなくて大丈夫ですよ。その場合は、黒がマットな質感かどうかという、ごく細かい好みの話になります。

電気の使用量の差は年間0.5kWh

年間消費電力量は、JBS-B055が39.0kWh/年、JBS-G055が38.5kWh/年です。

もう少し細かく見てみましょう。1回あたりの炊飯時が90.1Wh/回と89.40Wh/回。1時間あたりの保温時が13.0Wh/時と12.7Wh/時。省エネ基準達成率は、どちらも100パーセントです。

数字が並ぶと差があるように見えますが、年間で0.5kWhです。ここで選び分ける必要はありません。

省エネを判断材料にしたい気持ちは分かりますよ。ただ、この2台に限っては、ほぼ同じと考えて差し支えないでしょう。

発売時期は3年半離れている

JBS-B055は2022年2月1日、JBS-G055は2025年10月21日の発売です。3年半ほど間があいています。

公式サイトでの扱いも違っていて、JBS-B055には「限定商品」の表示が付き、現行の炊飯器の仕様比較表には載っていません。JBS-G055は仕様比較表に載っている現行ラインアップです。

ただし、これは流通の扱いの話。タイガーは、この2台のあいだに性能の上下があるとは書いていません。

発売年が新しいことと、中身が良くなっていることは、別のものとして読む必要があります。ここまで見てきたとおり、両者の仕様はほとんど重なっているのですから。

ここは同じ — サイズも炊飯メニューもお手入れも完全に一致

ここは同じ — サイズも炊飯メニューもお手入れも完全に一致のイメージ画像

比較記事では、同じところは飛ばして違うところだけを並べるのが普通です。ただ、この2台については、それをやると読者の疑問に答えられません。

なぜなら「どこまで同じなのか」を知ることが、そのまま「どちらを選んでも困らないか」の答えになるからです。

そこで、公式の仕様表で両方に値が載っている項目を、まとめて並べておきます。似ている、という程度の話ではないと分かってもらえるはずです。

同じもの JBS-B055とJBS-G055に共通の値
外形寸法 約24.7×27.8×19.2cm
ふた開き時の高さ 約38.5cm
質量 約2.7kg
炊飯容量 0.5〜3合(0.54L)
加熱方式 釜包みヒーター
内なべの厚さ 約3mm(特厚)
定格消費電力 350W
コードの長さ 約1.20m
省エネ基準達成率 100パーセント
生産国 中国
炊飯メニュー 白米・極うま・冷凍ご飯・エコ炊き・早炊き・玄米・炊込み(おこわ対応)
調理メニュー クッキング高温・クッキング低温(レトルト食品のあたために対応)
早炊きの炊きあがり時間 0.5合 約24分/3合 約41分(白米は約46分/約57分)
お手入れ部品 内なべ・内ぶたの2点
天面 フラット天面(スチームキャップなし)
フレーム お手入れシボフレーム

この表の中から、暮らしに直接効いてくるものだけを取り出して噛み砕いておきますね。

置き場所とお手入れの手間はまったく同じ

幅24.7cm、奥行27.8cm、高さ19.2cm。ふたを開けたときの高さが約38.5cmで、質量は約2.7kg。小数点の一桁まで、2台で一致します。

ということは、「うちのキッチンに置けるかどうか」の答えも同じになるということ。吊戸棚の下に収まるか、炊飯器用のスライド棚に入るか、どちらを選んでも結果は変わりません。

炊飯器で見落としやすいのが、ふたを開けたときに上へ伸びる高さです。棚の中に置くつもりなら、19.2cmではなく38.5cmのほうでメジャーを当てておくと安心ですよ。

質量2.7kgというのは、片手で持ち上げるにはやや重く、両手なら無理なく動かせるくらい。棚から出して洗う、また戻す、という動きが苦になりにくい重さです。

お手入れの手間も変わりません。洗うのは内なべと内ぶたの2点だけ。天面はフラットで、蒸気の通り道に差し込むスチームキャップがありません。

細かい部品が増えるほど、洗い忘れも、なくしものも起きやすくなるもの。洗う部品が少なくて楽だという声や、置き場所に困らないコンパクトさを挙げる声がありますが、これは2台に等しく当てはまります。

「極うま」も「冷凍ご飯」も「クッキング低温」も両方にある

読者
新しいほうは低温調理が使えるようになったんですよね?
公式の仕様では
どちらのページにも同じ説明が載っています。クッキング低温は2機とも使えます。

炊けるメニューは、白米・極うま・冷凍ご飯・エコ炊き・早炊き・玄米・炊込みの7つ。この顔ぶれが2台とも同じで、炊込みはおこわにも対応します。

調理側も同じです。クッキング高温とクッキング低温の2つがあり、レトルト食品のあたためにも対応します。早炊きに至っては、0.5合 約24分、3合 約41分と、時間の数値まで一致。

なかでも「極うま」は、白米の2倍の時間をかけて吸水させるメニューだとメーカーは説明しています。時間に余裕がある日はこちら、急ぐ日は早炊き、という使い分けができるわけですね。

ここで1つ、はっきりさせておきたいことがあります。「低温調理とレトルトあたためがJBS-G055で新しく付いた」という説明を見かけたら、それは違います。

この説明文は、JBS-B055のページにもJBS-G055のページにも、同じ文言で載っているものです。片方だけの新機能ではなく、2台ともに備わっている機能だと読むのが正しい理解になります。

低温での調理は、鶏むね肉やローストビーフのように、火を入れすぎると固くなりやすい食材と相性のいい機能。それが2台とも使える、ということですね。

JBS-B055がおすすめな人

ここからは、機能の話ではなく暮らしの話に切り替えます。どんな生活をしている人がこちらに向いているのか、3つのタイプに分けて見ていきましょう。

炊飯器はごはんを炊く道具、と割り切っている人

朝は買ってきたパンをトーストして、夜はごはんを炊く。パンは近所のパン屋さんかスーパーで買うもので、自分で生地から作る予定はない。

そういう暮らしなら、パンの2メニューは一度も出番がないまま終わります。それなら、その2行を持たない構成でまったく困りません。

炊飯のメニューは7種類そろっていますし、レトルトのあたためも低温での調理もできます。ごはんを中心にした毎日に、足りないものは見当たらないでしょう。

ひとり暮らしを始めるので、まず1台そろえたい人

新生活で家電を一気にそろえるとき、炊飯器だけに時間をかけていられませんよね。冷蔵庫も洗濯機も電子レンジも決めなければならないのですから。

その場面で効いてくるのが、置き場所と手入れの手軽さです。約24.7×27.8cmという設置面積と、洗う部品が2点だけという条件は、2台で共通。

つまり「使いやすさ」の面ではどちらを選んでも同じなので、迷う時間を短くできるほうを選んでかまいません。操作がシンプルで分かりやすいという声もありますよ。

本体の色にこだわりがない人

キッチンの色をそろえる楽しみより、まず動く1台がほしい。黒い家電が並んでいても気にならないし、むしろ落ち着いて見える。

そんな人にとって、色の選択肢が1色しかないことは弱点になりません。選ばなくていい、というのはむしろ楽なことでもあります。

メタルブラック(KL)という1色ですから、届いたものが想像と違った、という行き違いも起きにくいでしょう。

ここまで読んで、パンのメニューが要らないと思ったなら、迷う理由はもう残っていません。

JBS-G055がおすすめな人

こちらも同じように、3つのタイプで見ていきます。当てはまるものが1つでもあれば、そちらを選ぶ理由としては十分です。

炊飯器でパンも焼いてみたい人

パン作りに興味はあるけれど、続くかどうか自信がない。そういう段階で調理家電をもう1台迎えるのは、なかなか勇気が要ります。

その点、毎日使う炊飯器にパン発酵とパン焼きのメニューが最初から入っていれば、思い立った週末に試せます。生地をこねてセットするだけで、温度の管理は本体側に任せられるのですから。

続かなかったとしても、炊飯器としては毎日活躍します。使わない道具が棚に残ることがないのは、はじめの一歩としてありがたいところ。

キッチンの色をそろえたい人

白い家電で統一している部屋、木目の棚に置きたい部屋。炊飯器はカウンターの上に出しっぱなしになりやすい家電なので、色が浮くと毎日目に入ります。

JBS-G055は色を2色から選べます。黒を選ぶ場合も、光沢のある黒ではなくマットな質感なので、周りの家電となじませたい人には合わせやすいでしょう。

3合という小さめのサイズだからこそ、色や質感が部屋の印象を決める部分は大きいもの。ここを妥協したくない人には、選択肢が2つあること自体が効いてきます。

これから長く使う前提で選んでおきたい人

炊飯器は一度買えば数年つき合う家電です。買ったあとに気持ちが揺れないほうがいい、という考え方もありますよね。

JBS-G055は、公式サイトの仕様比較表に現行ラインアップとして載っているモデル。店頭でも通販でも見つけやすく、色を選べる状態が続きやすいという点は、安心材料になります。

ここで気をつけたいのは、これが「性能が良い」という話ではないこと。あくまで選びやすさ、手に入れやすさの話として受け取ってください。中身の比較は、ここまでの章で見てきたとおりです。

パンを焼くつもりなら、その手順を先に見ておきたい

パンも焼いてみたい、白い本体がほしい、という人にはJBS-G055が向いています。ただ、その決め手になっているパンの2メニューが実際にどれくらいの作業なのかは、公式の商品ページを読んでも分かりません。

JBS-G055の口コミ記事では、取扱説明書をもとに、生地を手で約20分こねる手順であること、予約炊飯ができないこと、食パンは強力粉100gまでであることを整理しています。あわせて、炊きあがりやふたまわりについて気になる声が、どんな使い方の人に影響して、どんな人なら気にしなくてよいのかも分けて書いています。

JBS-G055を買う前に確認したい口コミと、パン機能の実際の手順を見る

残る疑問に答えます

選ぶときにもう一歩ふみこんで気になるところを、3つ拾っておきます。

2022年発売のJBS-B055を、いま買っても大丈夫?

まず言葉の整理から。JBS-B055に付いている「限定商品」という表示は、どこでどう売られているかを示すものです。中身の格付けを表す言葉ではありません。

そのうえで、買ったあとのことを考えてみましょう。炊飯器は、手に入れてから数年つき合う家電。使い続けるあいだに必要なのは内なべと内ぶたを洗うことくらいで、そこは2台とも同じ条件です。

いっぽう、買う前の話としては違いが出ます。限定商品として流通に残っているモデルなので、選べる期間が現行ラインアップほど長く続くとは限らないでしょう。

ほしいと決めたなら、店頭や通販で見つけたときに手に入れておく。そういう向き合い方になる1台だと考えておくといいですよ。

3合で足りる? もっと大きいほうがいい?

炊飯容量は、どちらも0.5〜3合(0.54L)です。ここでは2台を選び分けられません。

3合というのは、茶碗にすると6杯前後。ひとり暮らしで、休日にまとめて炊いて小分けに冷凍する使い方なら、これで回ります。2人暮らしでも、毎日か1日おきに炊く前提なら足りるでしょう。

迷いが出るのは、家族が3人以上になったときや、来客が多い家庭の場合。そのときは、この2台のどちらかという話ではなく、容量帯そのものを変える判断になります。

5.5合の帯も見ておきたくなったら、タイガーのマイコン炊飯器5.5合の新旧比較もあわせてどうぞ。同じマイコン式で、容量だけ大きい帯の話です。

保温したごはんはどう?

保温については、長く保温するとごはんが乾いてしまうという声があります。これは片方だけの話ではなく、この容量帯の使い方の話として受け止めておきたいところ。

そこで生きてくるのが「冷凍ご飯」メニューです。2台ともに用意されていて、炊いたらすぐ小分けにしてラップで包み、冷凍しておく使い方と噛み合います。

朝炊いて夜まで保温しておくより、炊きあがりの状態を閉じ込めてしまうほうが、あとから食べたときの満足度は上がりやすいでしょう。

もう1つ、液晶にバックライトがなく見づらいという声もあります。表示のつくりは2台とも同系統ですから、置き場所が暗くなりがちなら、明かりの届く位置を選んでおくと使いやすいですよ。

結論: あなたに合うのはどっち?

ここまでの内容を、選ぶ順番に組み直しておきます。

最初に確認するのは、パンを焼く気があるかどうか。焼いてみたいなら、その時点でJBS-G055です。パン発酵とパン焼きを持っているのは、こちらだけですから。

次に見るのが色です。白い炊飯器を置きたいなら、これもJBS-G055。黒の1色でかまわないなら、この条件は外れます。

この2つのどちらにも当てはまらなかった人は、JBS-B055で足ります。残る差は、年間0.5kWhという電気の使用量と、内なべの呼び名だけなのですから。

安心してほしいのは、ごはんの炊きあがりに関わる部分は2台で同じ条件だということ。内なべの厚さも、加熱方式も、炊飯メニューの顔ぶれも揃っています。どちらを選んでも、炊けるごはんの土台は変わりません。

まとめ
  • パンを焼いてみたい → JBS-G055(パン発酵・パン焼きはこちらだけ)
  • 白い本体を置きたい → JBS-G055(黒1色か、黒と白の2色か)
  • どちらも当てはまらない → JBS-B055で足りる(残る差は年間0.5kWhだけ)

名前がよく似ていて、しかも仕様表がほとんど重なっている2台。だからこそ、迷いが長引きやすいペアでした。

決め手は「パンを焼くか」「白を置きたいか」の2つだけ。この2問に答えられたら、あとは商品ページで在庫と色を確かめるだけです。

メルカリで中古品をチェックしてみる手も

JBS-B055とJBS-G055は、メルカリにも出品されていることがあります。新生活用に買ったけれど置き場所が合わなかった、景品でいただいたけれど使っていない、といった理由で、新品未使用品が安く出品されている場合もあるので、一度確認してみるといいですよ。

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