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ER-D100Cは、東芝の角皿式スチームオーブンレンジ「石窯ドーム」の2026年8月発売モデルです。発売からまだ日が浅く、2026年10月時点では、主な掲載先にまだ口コミがほとんど付いていません。
買う前にいちばん知っておきたいのは、オーブンの高温の扱いです。公式仕様では、250℃で運転できるのは約5分で、その後は自動で200℃に切り換わります。
一方で、あたためはハイアングル赤外線センサーで止めどきを判断する方式。庫内には「とれちゃうコート」が施されていて、東芝は天井・背面・側面によごれがつきにくいとしています。
結論から言うと、あたためが中心で、おかずやトーストを焼くのに週に何度かオーブンを使う、という家なら候補にしやすい機種です。ただし、高温で長く焼くパンやピザ、過熱水蒸気の調理を期待している人にはおすすめしにくいですね。
この記事では、口コミが揃うまでの代わりとして、公式仕様と取扱説明書から「買ってから気づきやすい点」を先に整理します。
- 気になる点(公式仕様・取扱説明書より):250℃は約5分で200℃へ/スチームは角皿式で過熱水蒸気なし/1000Wは最大3分/上に10cm・後ろがガラスなら20cmの空きが必要
- 評価につながりやすい点:赤外線センサーの自動あたため/とれちゃうコート+庫内乾燥/30Lの庫内と石窯おまかせ焼き
- おすすめしにくい人:高温で長く焼くパン・ピザ、過熱水蒸気の調理、2段調理を求める人
- おすすめな人:あたため中心で、1段のオーブン・グリルを週に何度か使う人。置き場所の上方に10cmの余裕がある人
ER-D100C
- ER-D100Cはどんなオーブンレンジ?口コミ・評判はまだほとんど無い(2026年10月時点)
- 公式仕様と取扱説明書から分かる、ER-D100Cで買ってから気づきやすい点
- 注意点から見た、ER-D100Cをおすすめしにくい人
- 公式仕様から見た、ER-D100Cの評価につながりやすい点
- 仕様から分かった、ER-D100Cがおすすめな人
- 前モデルER-D100Bと迷っているなら、価格差も含めて判断
- ER-D100Cを選んで後悔しにくいのはどんな人?
- ER-D100Cの口コミ・評判まとめ
- 現行・型落ちモデル早見表
ER-D100Cはどんなオーブンレンジ?口コミ・評判はまだほとんど無い(2026年10月時点)
最初に、ER-D100Cがどんな機種なのかを短く押さえておきましょう。そのうえで、口コミがいまどうなっているかを事実としてお伝えします。
ER-D100Cの基本
- 正式名称:東芝 角皿式スチームオーブンレンジ 石窯ドーム ER-D100C
- 発売:2026年8月
- 容量:30L(ワイド&フラット庫内)
- オーブン:上下ヒーター式の石窯ドームオーブン(100〜250℃)
- センサー:ハイアングル赤外線センサー+温度センサー
- レシピ:総レシピ数141(うち自動メニュー97)
カラーはアッシュグレージュとミルキーホワイトの2色です。
名前にある「角皿式スチーム」は、角皿の溝に水を注いで蒸気を出すしくみのこと。中身は次の章で詳しく見ていきます。
口コミ・評判の現状
発売から約2か月。2026年10月時点では、価格比較サイトや大手通販サイトといった主な掲載先に、ER-D100Cの口コミはまだほとんど付いていません。
検索すると「ER-D100Cの口コミ・評判」をまとめたページも見つかります。ただ、出典となる掲載先が示されておらず、挙げられている点も公式仕様の言い換えになっているものでした。
実際の購入者の声かどうかを確かめられないため、この記事ではそうしたページを引いていません。たとえば「250℃が続かない」「1000Wは3分だけ」といった点は、購入者の感想ではなく、公式仕様にそのまま書かれている内容です。
この記事の読み方
ここから先は「口コミ」ではありません。公式仕様と取扱説明書(全64ページ)をもとに、使い始めてから気づきやすい点を先回りして並べたものです。
仕様や取扱説明書に書かれた事実、東芝の説明、記事としての判断は、書き方を分けています。口コミが揃ってきたら、実際の声に差し替えていく前提の内容です。
公式仕様と取扱説明書から分かる、ER-D100Cで買ってから気づきやすい点

口コミがまだ揃っていないぶん、ここでは取扱説明書と公式仕様の注記から、使い始めてから「あれ?」となりやすい点を拾いました。購入判断への影響が大きい順に並べています。
どれも仕様であって、不具合ではありません。自分の使い方に関係するかどうか、という目で読んでみてくださいね。
250℃で焼けるのは約5分。その後は自動で200℃に下がる
ER-D100Cのオーブンは100〜250℃まで設定できます。ただし公式仕様と取扱説明書には、250℃で運転できるのは約5分間で、その後は自動で200℃に切り換わると書かれています。
210℃以上に設定した場合も同じ動きです。さらに210℃以上を選んだときの予熱は200℃まで。予熱時間の目安は、200℃設定で約14分とされています。
ほかにも細かな決まりがあります。予熱中は温度を変えられません。調理時間は最大90分です。
もう一つ見落としやすいのが、続けて焼くときの制限。庫内が熱いうちは、電気部品を守るために210℃以上の設定ができないことがあります。加熱が終わってから庫内が冷めるまでは15〜20分程度で、とびらを開けておくと早めに冷める、と取扱説明書にあります。
生活の場面ではどうなるか
高温を長く保ちたい焼き方、たとえばハード系のパンやピザ、高温のローストは「最初の5分だけ250℃、残りは200℃」で焼くことになります。
また、1回目を焼き終えてすぐ2回目を高温で、という使い方では、庫内が冷めるまで高温の設定を待たされることがありますね。
困る人・気にしなくてよい人
困りやすいのは、パンやピザを本格的に高温で焼きたい人です。オーブンを続けて何回も使う人も、待ち時間が気になるかもしれません。
反対に、あたためやトースト、グラタン、焼き魚のような日常の料理が中心で、高温を長く保つ焼き方をしない人なら、この仕様に触れる場面はあまりないでしょう。
取扱説明書にある対処
250℃を長く保つための公式の回避方法はありません。取扱説明書は、料理集に載っている温度と時間を目安にするよう案内しています。
パンやピザを焼くことがオーブンを買う一番の目的なら、この1点で候補から外してよい部分です。日常の調理が中心なら、ここは気にしなくて大丈夫ですよ。
スチームは「角皿の溝に水を注ぐ」方式。過熱水蒸気・2段調理はない
ER-D100Cは「角皿式スチームオーブンレンジ」です。スチームは、角皿の周囲の溝にお湯や水を注いで発生させる方式です。
公式仕様では、過熱水蒸気・スチームレンジ・深皿・ハイブリッド調理はいずれも非搭載。オーブンの加熱は上下のヒーターによる1段で、付属の角皿も1枚です。
角皿スチームを使うメニューとして取扱説明書に挙がっているのは、茶わん蒸し、プリン、スポンジケーキ、シュークリーム、カラッとあたためです。
なお、付属の角皿はレンジ加熱には使えません。火花が出るためで、手動レンジは「中央に置く・角皿は使えません」と案内されています。
名前から期待しすぎないために
「スチームオーブンレンジ」という名前から、過熱水蒸気を使った調理(脂を落とす、減塩をうたうような調理)を思い浮かべると、中身は違います。この機種のスチームは、茶わん蒸しやプリン、スポンジケーキやシュークリーム、揚げ物のあたため直しに使うものと考えておくと分かりやすいでしょう。
また角皿が1枚なので、クッキーや唐揚げを2段に分けて一度に焼く、という使い方はできません。
困る人・気にしなくてよい人
困りやすいのは、過熱水蒸気のヘルシー調理を期待している人と、一度に2段分を焼きたい人です。
蒸し料理は茶わん蒸しやプリン程度、焼くのは角皿1枚分で足りる、という人には問題になりません。
対処として取扱説明書に書かれているのは、角皿にお湯を入れるとき・取り出すときのやけどへの注意です(熱い湯が残っていることがあるため)。それ以外に、過熱水蒸気や2段調理の代わりになる方法は案内されていません。
「スチーム=過熱水蒸気」と思っていた人は、買う前にここで認識を合わせておくと安心です。
1000Wは最大3分。普段は600Wで、お急ぎモードには条件がある
レンジの最高出力は1000Wですが、これは最大3分の短時間高出力です。3分たつと自動で600Wに切り換わります。続けて使える出力は600Wです。
取扱説明書には、庫内が高温のとき、長時間・連続・少量で加熱するときは、電気部品を守るために出力を落とすことがあり、あたたまりが不十分になることがある、とも書かれています。
お急ぎモードの使いどころ
ER-D100Cには「お急ぎモード」があり、東芝はあたためをスピードアップする機能として案内しています。
ただし使える場面は限られます。対象は手動レンジの600Wと500Wだけ。加熱を始めて、表示に「お急ぎ」が点滅している5秒間に「スタート」を押すと設定されます。
取扱説明書は「加熱不足や加熱ムラが出やすくなります」と注記しています。レンジ加熱をした直後や庫内が高温のときは使えない場合があり、お急ぎモードにすると途中で時間を増やしたり減らしたりはできません。自動あたための最中には使えない機能、ということですね。
困る人・気にしなくてよい人
量の多い冷凍食品を1000Wで一気に温めたい、と考えていた人は注意が必要です。3分を過ぎると600Wで温めることになります。
1人前のあたためや、自動あたためを中心に使う人なら、影響は小さいでしょう。
約18kgで、上に10cm・左右2cm、後ろがガラスなら20cmのすき間が要る
外形寸法は幅493×奥行399×高さ378mmで、奥行にハンドルは含まれていません。質量は約18kgです。
設置するときは、上方10cm以上・左右2cm以上のすき間が必要です。後方は背面の出っ張りから0cmでよく、前方は開けておきます。
後ろが窓ガラスの台所は要注意
熱に弱い壁や家具、コンセントが近くにある場合は、記載の寸法よりさらに離すよう求められています。後方がガラスの場合は20cm以上。それでも割れることがある、と取扱説明書は注意しています。
排気口は本体の後方上部にあり、油煙の出やすい調理が多いなら、上が開けた場所に置くのがすすめられています。
届く前に確認しておきたいこと
設置にはアースの取り付けが必要ですが、アース棒は同梱されていません。転倒を防ぎたい場合は、別売の「電子レンジ転倒防止金具」(補修部品コード32582136・壁に固定し17〜26cmで調整)があります。
持ち運びは二人で両側を持つのが推奨です。約18kgは、一人で持ち上げて棚に載せるには気を使う重さですね。
困る人・気にしなくてよい人
困りやすいのは、レンジ台の上段との間が詰まっている家と、背面が窓ガラスの台所です。上に10cmの空きが取れなければ置けませんし、窓際なら20cm前に出す必要があります。
上方に10cm以上の余裕がある置き場所を確保できる人なら、問題にはなりません。
ここは届いてからでは直せない部分です。買う前に、高さは本体378mmに10cmを足した約48cm、幅は493mmに左右2cmずつを足した約53cmの空間があるかを測っておくと安心でしょう。
庫内の水滴・水受け・使い始めのにおい。取説が「故障ではない」と書いている点
最後は、知らないと故障を疑いやすい3つの点です。どれも取扱説明書が「故障ではない」と明記している動きなので、まとめて確認しておきましょう。
庫内やとびらに水滴が付く
取扱説明書によると、ER-D100Cは「調理性能向上のため、庫内の気密性を高めて」います。そのため食品から出た蒸気で、庫内やとびらに水滴が付いたり、庫内に水がたまったりすることがあります。
冷めてから乾いた布で、そのつど拭き取って乾かすのが基本。設置面が弱かったり傾いていたりすると、水滴が落ちやすくなるとも書かれています。調理中・調理後にとびらがくもることもありますが、2時間くらいで自然に消えます。
とびらの下に水受けがある
とびら下の正面には、食品カスや蒸発した水分、結露水を受ける「水受け」が付いています。いつも本体にセットしておき、やわらかいスポンジでこまめに水洗いする部品です。しっかりセットしていないと水もれの原因になります。
使い始めはにおいや煙が出ることがある
使い始めは、さびを防ぐための油が焼けて、においや煙が出ることがあります。取扱説明書は、最初に「脱臭」(約30分・ヒーター加熱)で庫内の油を焼き切るよう案内しています。ただし、脱臭ですべての種類のにおいが取れるわけではない、という注記付きです。
もう一つ、庫内乾燥は約10分のタイマー式で、乾き具合に関係なく終了します。水滴を拭かずに始めると完全には乾かないことがある、と書かれています。
困る人・気にしなくてよい人
つまり、使ったあとに「拭いて乾かす」がひと手間として付く機種です。使用後に庫内を拭く習慣がない人や、傾いた場所に置く人は、手間に感じるかもしれません。
レンジを使ったあとに庫内を拭くのがもともと習慣になっている人なら、ほとんど変わらないでしょう。
どれも致命的な欠点ではなく、日々の手入れの前提です。先に知っておけば、使い始めに煙や水滴で慌てずに済みますよ。
注意点から見た、ER-D100Cをおすすめしにくい人
上の注意点のうち、使い方によっては購入判断そのものが変わるものを、人物像に置き換えました。当てはまるのは次の3つです。
- ハード系パン・ピザ・高温ローストを本格的に焼きたい人
- 過熱水蒸気の調理や、2段の一度焼きを期待する人
- 置き場所の上方に10cmの余裕がない人/背面が窓ガラスで20cm離せない人
ハード系パン・ピザ・高温ローストを本格的に焼きたい人
250℃で運転できるのは約5分で、その後は200℃に下がります。続けて焼くときは、庫内が熱いうちは210℃以上を選べないこともあります。高温を長く保つ焼き方が目的なら、別の候補を探した方がよいでしょう。
過熱水蒸気の調理や、2段の一度焼きを期待する人
スチームは角皿の溝に水を注ぐ角皿式で、過熱水蒸気は搭載されていません。オーブンは1段、角皿も1枚です。「スチーム=過熱水蒸気」のつもりで選ぶと、期待と違う買い物になってしまいます。
置き場所の上方に10cmの余裕がない人/背面が窓ガラスで20cm離せない人
上方10cm・左右2cm・後方がガラスなら20cmというすき間は、届いてからでは調整できない条件です。今の置き場所で確保できないなら、おすすめしにくいですね。
上の3つに当てはまらないなら、注意点はいずれも「知っていれば困らない」種類のものです。
公式仕様から見た、ER-D100Cの評価につながりやすい点
口コミがまだほとんど付いていないため、「評価されている点」とは書けません。代わりに、公式仕様と取扱説明書から、毎日の使い勝手に効きそうな仕様を選びました。
事実として確定している部分と、東芝が説明している部分を分けて紹介しますね。
あたためは赤外線センサー任せ。ごはん・おかず・のみもの・解凍をボタン1つで
ER-D100Cは、ハイアングル赤外線センサーと温度センサーを搭載しています。あたため機能は、ごはん、おかず、お好み温度、のみもの、ゆで野菜、お急ぎモード。便利なあたためとして、ふっくらパン、カラッとあたため(揚げ物)、スチームあたためも用意されています。
東芝は「ごはん・おかずのあたためから、解凍、のみものも、赤外線センサーを使って適温に仕上げます」と説明しています。
毎日のあたためで何がラクになるか
ごはんやおかずを温めるたびに「何分にしよう」と考えなくて済む、というのがいちばんの利点でしょう。揚げ物を温め直すカラッとあたためや、パン用のふっくらあたためが別メニューになっているので、食べ物に合わせてボタンを選ぶだけで使えます。
細かい使い勝手としては、調理が終わって食品を取り出さないと、1分・3分・5分後にブザーで知らせてくれます。約3分操作がないとバックライトが消え、さらに約2分で電源が切れ、とびらを開けると電源が入る仕組みです。
お急ぎモードの使える条件は、上の注意点の章で書いたとおりです。
満足しやすい人
使い方の中心が毎日のあたためで、温め時間をいちいち考えたくない人。家族が別々の時間に食べるので、一日に何度も温め直す家にも合いやすいでしょう。
庫内の手入れ: とれちゃうコート+フラット庫内+庫内乾燥
庫内には「とれちゃうコート」(セラミックコート)が施されています。対象はとびら部分と底面を除く範囲です。庫内はワイド&フラットな形で、約10分の庫内乾燥機能もあります。
東芝は「とれちゃうコートで、庫内(天井・背面・側面)に、よごれがつきにくい」としています。
取扱説明書の手入れ手順
使ったあとは、そのつど、かたくしぼったぬれ布巾で庫内全面を拭き、庫内乾燥か自然乾燥をします。水滴の拭き取りと合わせて、使用後に一度拭くのが基本ですね。
使ってはいけないものも決まっています。中性以外の洗剤、オーブンクリーナー、粉末クレンザー、アルコール(吹きつけも不可)、漂白剤、金属たわしです。
底面の落ちにくいよごれには、液体クレンザーを付けて2分程度おく方法が案内されています。また、レンジで付いたよごれがそのまま残っていると、オーブンを使ったときに焦げて黒くなることがある、とも書かれています。
生活でのメリットと満足しやすい人
天井・背面・側面は、拭き取りを前提にしたコートが施された面です。一方で底面はコートの対象外なので、底にこぼしたものは早めに拭いておくと安心でしょう。
オーブンやグリルを使ったあとの庫内掃除を負担に感じている人なら、手入れのしやすさを実感しやすい作りです。
30Lの広さと、味付けして並べるだけの石窯おまかせ焼き
総庫内容量は30Lです。付属の角皿は41.1×29.7cmの鉄板ホーローで、1枚付いています。
オーブンは上下ヒーター式の石窯ドームオーブンで、大火力石窯ドームグリル、ノンフライ、30〜45℃の発酵にも対応。自動メニューは97、総レシピ数は141です。
石窯おまかせ焼きで何ができるか
肉・魚・野菜を角皿に並べて焼く「石窯おまかせ焼き」は、温度や時間を自分で決めずに焼けるメニューです。角皿1枚に家族分のおかずを並べて、まとめて焼けるのがこの広さの使いどころでしょう。
注意したいのは「冷凍から焼き物」の条件です。公式の注記では、対象は料理集のレシピどおりに下ごしらえして冷凍したもので、市販の冷凍食品には対応していません。作り置き派には便利ですが、市販品を凍ったまま自動で焼いてほしい人は対象外になります。
トーストは途中で裏返しが要る
トーストは6枚切り2枚で約9分20秒。途中、約6分40秒で裏返します。冷凍トーストは約10分(約7分20秒で裏返し)です。
朝にトーストを手早く焼くことを重視するなら、この時間と裏返しの手間を前提に、ほかの機器と合わせて考えておくとよいでしょう。
満足しやすい人
家族分のおかずをまとめて焼きたい人や、オーブンの温度・時間の設定に自信がない人には、使いやすさを感じやすい仕様です。
仕様から分かった、ER-D100Cがおすすめな人
ここまでの注意点と、評価につながりやすい仕様を重ね合わせると、ER-D100Cが合いやすいのは次の3つの人物像です。
- 毎日のあたためが中心で、オーブン・グリルは週に何度か使う人
- 家族分のおかずを角皿1枚にまとめて焼きたい人
- オーブン・グリルのあとの庫内掃除を軽くしたい人
毎日のあたためが中心で、オーブン・グリルは週に何度か使う人
自動あたためは、毎日何度も使う機能です。それに対して250℃の時間制限や1000Wの3分制限は、高温で長く焼く、大量を一気に温める、という場面でだけ表に出てきます。
グラタンや焼き魚、トーストのような日常の料理が中心なら、注意点に触れる場面はあまりありません。むしろ、赤外線センサーに止めどきを任せられる便利さの方を、毎日受け取りやすいでしょう。
冷凍食品をまとめて温めるときだけは、3分を過ぎると600Wになる点が関わってきます。とはいえ1人前ずつ温める使い方なら、気にする場面はほとんどない部分です。
家族分のおかずを角皿1枚にまとめて焼きたい人
30Lの庫内と41.1×29.7cmの角皿は、家族分の肉や野菜を一度に並べて焼ける広さ。石窯おまかせ焼きなら温度と時間を自分で決めなくてよいので、オーブンに慣れていない人でも使い始めやすいでしょう。
気になる点を挙げるなら、オーブンが1段で角皿も1枚、ということ。それでも、毎回の量が角皿1枚に収まる家なら、2段で焼けないことはあまり問題になりません。
作り置きのおかずを料理集どおりに下ごしらえして冷凍しておく家なら、「冷凍から焼き物」も使いやすいメニューになりますね。
オーブン・グリルのあとの庫内掃除を軽くしたい人
天井・背面・側面のとれちゃうコート、フラットな庫内、約10分の庫内乾燥。庫内の手入れを拭き取り中心で済ませたい人に向く組み合わせです。
ただし、使ったあとに一度拭くという前提は付いてきます。気密性を高めた庫内で水滴が付きやすいので、拭く手間そのものがなくなるわけではありません。
拭き掃除を「さっと1回」で済ませたい人には合いやすく、まったく拭きたくない人には期待とずれるかもしれません。ここは買う前に、自分の家事のペースと照らし合わせておきたいところです。
3つに共通する前提
どの人物像も、置き場所に高さ約48cm・幅約53cmの空間を取れることが前提です。本体の高さ378mmに上方10cm、幅493mmに左右2cmずつを足した大きさですね。
使い方が合っていても、ここが取れなければ置けません。人物像より先に、メジャーで確かめておきたい条件です。
ここまではER-D100C単体の話でした。前モデルのER-D100Bと比べてどうかは、次の章で整理します。
前モデルER-D100Bと迷っているなら、価格差も含めて判断
単体で見る限り、上の人物像に当てはまり、注意点にも引っかからない人なら、ER-D100Cを大きく避ける理由はありません。
ただ、前モデルのER-D100Bで十分かどうかは、また別の判断になります。ER-D100Bは2025年7月発売で、公式では生産終了品の表示になっているモデルです。
本体の実力は同じ。違いは4点
容量30L・寸法・オーブン温度・レンジ出力・センサー・消費電力といった本体の実力は、両モデルで同じです。
違いは、あたため機能の入れ替わり(ER-D100Cはお急ぎモード、ER-D100Bはコンビニ弁当あたため)、庫内コートの名称と説明(とれちゃうコートと庫内よごれプロテクト)、総レシピ数のわずかな差、現行モデルか生産終了品か、の4点。価格は2026年10月時点で1万円弱の差があり、ER-D100Cの方が上です。
お急ぎモードや新しいコートに価値を感じるならER-D100C、型番の新しさにこだわらず価格を抑えたいならER-D100Bで足りる、というのが大きな方向になります。
4点がそれぞれ毎日の使い方でどう効くのか、1万円弱を払う価値があるのはどんな人かは、違い記事で詳しく比べています。
ER-D100CとER-D100Bの違いを、価格差も含めて確認する
なお、価格差が数千円程度まで縮んでいるようなら、現行モデルのER-D100Cを選ぶ判断もしやすくなります。反対に、ER-D100Bは生産終了品なので、在庫が無くなればER-D100Cが選択肢になりますね。
ER-D100Cを選んで後悔しにくいのはどんな人?
ER-D100Cは、2026年10月時点ではまだ口コミがほとんど付いていない機種です。そのぶん公式仕様と取扱説明書で注意したいのは、次の3点でした。
1つめは、250℃で運転できるのが約5分であること。2つめは、スチームが角皿式で、過熱水蒸気や2段調理には対応していないこと。3つめは、上方10cm・左右2cm、後ろがガラスなら20cmのすき間が要ることです。
このため、高温で長く焼くパンやピザ、過熱水蒸気の調理を最優先する人には、おすすめしにくい機種といえます。
一方、あたため中心でオーブン・グリルを週に何度か使う家なら、30Lの庫内、赤外線センサーの自動あたため、拭き取りやすい庫内という組み合わせのメリットを感じやすいでしょう。
高温の持続や過熱水蒸気はそこまで重視せず、毎日のあたためと家族分のおかず焼きを優先したい人なら、ER-D100Cを選んでよい機種です。前モデルとの1万円弱の差を払うかどうかは、上で紹介した違い記事の判断軸で考えると決めやすいですよ。
ER-D100Cの口コミ・評判まとめ
最後に、この記事で確認した内容を短く振り返ります。
- 口コミ・評判は、2026年10月時点で主な掲載先にまだほとんど付いていない
- 公式仕様・取扱説明書で注意したい点は、250℃が約5分/角皿式スチームで1段・過熱水蒸気なし/設置のすき間(上方10cm・後ろがガラスなら20cm)
- 評価につながりやすい仕様は、赤外線センサーの自動あたため/とれちゃうコートと庫内乾燥/30Lの庫内と石窯おまかせ焼き
口コミが揃ってきたら、この記事は実際の声をもとに更新する予定です。
それまでは、置き場所の寸法と、高温で長く焼きたい料理があるかどうか。この2つを確かめてから選ぶと安心ですよ。
ER-D100C
メルカリで中古品をチェックしてみる手も
ER-D100Cは、メルカリでも出品されていることがあります。中には、引っ越し先の置き場所に合わなかった、景品でいただいたけれど使わない、といった理由で、新品未使用品が安く出品されている場合もあるので、一度確認してみるといいですよ。

