【象印・豪熱大火力】NW-BC10とNW-WD10の違いは3つ。数千円の差で変わるのは内釜とわが家炊きの幅

【象印・豪熱大火力】NW-BC10とNW-WD10の違いは3つ。数千円の差で変わるのは内釜とわが家炊きの幅 炊飯器

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象印の圧力IH炊飯器、NW-BC10 と NW-WD10 で迷っているなら、結論はこうです。現在の価格差は数千円なので、基本は NW-WD10 がおすすめ。NW-WD10 は象印が「トップモデル」、NW-BC10 は「ミドルモデル」と位置づける同じ豪熱大火力シリーズの2機種で、違いは内釜・わが家炊きの通り数・粒立ちがゆメニューの3つだけです。

ただし、釜の設計やわが家炊きの細かさにこだわらず、同じ機能・同じ本体サイズで価格を抑えたい人なら、NW-BC10 で十分ですよ。火力も圧力も保温もお手入れも、トップモデルと同じ仕様です。

ひとつ先回りしておくと、NW-BC10 のほうが2か月あとに発売されていますが、「新しいほうが上」ではありません。公式の位置づけはあくまでミドルモデル。この点は「購入前に確認したい疑問」の章で整理します。

この記事では、象印公式のシリーズ比較表と両機の製品ページを突き合わせて、差が3つだけだった根拠と、その数千円を払う意味がある人・ない人を、生活の場面に沿って確かめていきます。

  1. NW-BC10とNW-WD10の違いを一覧で比較
  2. 3つの違いを詳しく確認
    1. 違い①: 内釜は鉄仕込みの豪炎かまど釜2.2mmか、鉄器コート黒まる厚釜1.7mmか
      1. 釜以外の「炊く土台」は同じ
      2. 象印がそれぞれの釜に込めた狙い
      3. 使っている人の声
      4. この差をどう受け取るか
    2. 違い②: わが家炊きは81通りか49通りか。家族の好みを細かく詰めたい人に効く差
      1. 前モデルの声から見える使われ方
      2. この差が効く家、効かない家
    3. 違い③: 粒立ちがゆメニューはNW-WD10だけ
  3. 共通する機能を生活の単位で確認。NW-BC10を選んでも失わないもの
  4. NW-WD10がおすすめな人
    1. 炊きあがりを最優先にしていて、釜の設計に数千円を払える人
    2. 家族の間で食感の意見が分かれていて、炊き方を追い込みたい家
    3. おかゆを日常的に作る家
  5. NW-BC10がおすすめな人
    1. トップモデルと同じ使い勝手のまま、価格を抑えたい人
    2. わが家炊きを使う予定が無い、または49通りで足りる人
  6. 購入前に確認したい疑問
    1. Q1. NW-BC10のほうが新しいのに、なぜミドルモデル?
    2. Q2. いちばん下のスタンダードモデルNW-YD10とも迷っている
    3. Q3. 「NW-CB10」という似た型番を見かけた。同じもの?
  7. 結論: あなたに合うのはどっち?
    1. メルカリで中古品をチェックしてみる手も
  8. 現行・型落ちモデル早見表
    1. 象印 炊飯器ラインアップ
      1. 炎舞炊き 最高峰
      2. 炎舞炊き ハイグレード
      3. 豪熱大火力 最上位
      4. 豪熱大火力 上位
      5. 豪熱大火力 標準
      6. 限定流通・豪熱大火力
      7. 豪熱大火力 IH
      8. STAN.
      9. IH スタンダード
      10. マイコン

NW-BC10とNW-WD10の違いを一覧で比較

NW-BC10 と NW-WD10 は、どちらも象印の圧力IH炊飯器「豪熱大火力」シリーズの5.5合炊きです。象印の公式シリーズ一覧では、NW-WD10 が「トップモデル」、NW-BC10 が「ミドルモデル」と位置づけられています。

公式のシリーズ比較表と、両機の製品ページの仕様表を突き合わせた結果を、1枚の表にまとめました。

表は上から順に、公式の位置づけ → 炊きあがりに関わる差(内釜) → 使い方次第で効く差(わが家炊き・粒立ちがゆ) → 発売時期、と並べています。下の3行は、両機で共通の要点・価格の傾向・どんな人に向くか、です。

項目 NW-BC10 NW-WD10
シリーズ内の位置づけ(公式) ミドルモデル トップモデル
内釜 鉄器コート黒まる厚釜(釜厚1.7mm) 鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜(釜厚2.2mm・鉄+ステンレス+アルミ)
わが家炊き 49通り 81通り
粒立ちがゆメニュー なし(通常のおかゆメニューあり) あり
発売年月 2026年9月 2026年7月
共通の要点 圧力IH・1.0〜1.3気圧・白米炊き分け5通り(炊き分け圧力7通り)・極め保温40時間・冷凍ごはんメニュー・特急約16分・食洗機対応の内ぶた・約27.5×34.5×21.5cm・約6.0kg・1240W・黒/白の2色
価格の傾向 数千円抑えられる 数千円高い
こんな人に 炊き分け・40時間保温・食洗機対応の内ぶたまで同じ機能で、価格を抑えたい人 内釜の設計と、家族の好みに合わせた炊き方の追い込みに数千円を払える人

表を見て気づくのは、差の行が3つしかないことですね。内釜・わが家炊きの通り数・粒立ちがゆメニュー。この3つ以外は、本体の大きさから保温時間、内ぶたの洗い方まで公式の仕様がそろっています。

同じシリーズの上下2機種なのに、火力も圧力も炊き分けの数も同じ。だからこそ「数千円の差を払う意味はあるのか」が、この2機種で迷う人の疑問になります。

もうひとつ目に留まるのが発売年月でしょう。BC10 のほうが2か月あとに出ているのに、位置づけはミドルモデル。「新しいほうが上」ではない点は、あとの「購入前に確認したい疑問」の章で整理します。ここでは「同じ年に出た、同じシリーズの上下2機種」と押さえておけば十分です。

なお、表の「共通の要点」は1行に圧縮して書いています。1つ1つが毎日の使い勝手にどう関わるかは、「共通する機能」の章で生活の場面に沿って確認します。まずは次の章で、3つの差の中身を見ていきましょう。

3つの違いを詳しく確認

3つの違いを詳しく確認のイメージ画像

3つの差を、炊きあがりへの影響が大きい順に見ていきます。順番は、内釜 → わが家炊き → 粒立ちがゆメニューです。

違い①: 内釜は鉄仕込みの豪炎かまど釜2.2mmか、鉄器コート黒まる厚釜1.7mmか

いちばん大きな違いが内釜です。NW-WD10 の内釜は「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」で、釜厚は2.2mm。鉄・ステンレス・アルミの3つの素材を組み合わせた構成です。

NW-BC10 の内釜は「鉄器コート黒まる厚釜」で、釜厚は1.7mm。釜の名前も、厚みも、素材の組み方も違います。

釜以外の「炊く土台」は同じ

ここで押さえておきたいのは、釜を温める側の仕組みが両機で同じことです。炊飯時の消費電力は1240W、圧力は1.0〜1.3気圧の範囲、白米の炊き分けは5通り、炊き分け圧力は7通り。炊きあがりにもうひと圧力かけて余分な水分を飛ばす「うまみ圧力蒸らし」も、公式の説明文まで両機で同じです。

内釜のフッ素加工に3年保証がつく点、内釜でそのままお米を洗える点も共通。

つまりこの2機種の関係は、「同じ火力の土台に、どの釜を載せるか」の違いと言えます。火力や圧力の差で炊きあがりが変わるのではなく、熱を受け止めてお米に伝える釜の側だけが違う、ということです。

象印がそれぞれの釜に込めた狙い

象印は、WD10 の釜を「発熱効率と蓄熱性が高い鉄を仕込んだ」内釜としています。発熱効率は、IHの熱を受けて釜そのものがどれだけ効率よく熱くなるか。蓄熱性は、温まった釜が熱を保ちやすいかどうか。どちらも釜の素材に関わる言葉です。釜厚2.2mmと3素材の構成は、この狙いに沿った設計でしょう。

一方の BC10 について、象印は「発熱効率を高めた」鉄器コート黒まる厚釜としています。釜の表面に鉄器のコートを施した1.7mm厚の釜で、こちらも豪熱大火力の熱を受け止めるために用意された釜です。

正直に書いておくと、この2つの釜で炊きあがりがどれだけ違うかを示す公式の比較データはありません。ですから「WD10 のほうが明らかにおいしく炊ける」とは言えませんし、逆に「どちらも似たような炊きあがり」と言うこともできません。

分かっているのは、象印が2つの釜の設計をはっきり変えていて、WD10 の鉄仕込みの釜をトップモデルの柱として打ち出している、という事実までです。

使っている人の声

WD10 については、炊きあがりの食感や味を評価する声があります。操作が分かりやすいという声も見られますね。

BC10 そのものの声はまだ少ないのですが、同じ鉄器コート黒まる厚釜を使う前モデル NW-BB10 については、炊きあがりのふっくら感を評価する声があります。これは BC10 そのものの声ではなく、同じ釜を使う前モデルについての声として受け取ってください。

この差をどう受け取るか

内釜は、毎日の炊きあがりに直結する部品です。そして WD10 と BC10 の価格差、数千円の中身は、実質この釜と、次に見るわが家炊きの調整幅にあります。

ごはんの炊きあがりを炊飯器選びの最優先にしていて、象印がトップモデルの柱としている鉄仕込みの釜に数千円なら払える。そう思える人には、この差は払う価値のあるものでしょう。

一方で、釜の素材や厚みまで気にして選んでいるわけではなく、同じ火力と圧力で毎日ふっくら炊けていれば十分、という人には黒まる厚釜で足ります。そのぶん価格が抑えられる、というだけの話です。

違い②: わが家炊きは81通りか49通りか。家族の好みを細かく詰めたい人に効く差

2つめの違いは「わが家炊き」の調整幅です。わが家炊きは両機に備わっている機能で、仕組みも同じ。前回食べたごはんのかたさや粘りの感想を炊飯器に答えると、次の炊き方を微調整してくれる、というものです。

これを繰り返していくと、自分の家の好みに炊き方が寄っていきます。その調整の細かさが、WD10 は81通り、BC10 は49通り。「かたさを何段階、粘りを何段階」といった内訳は公式に示されていないので、ここで言えるのは「調整できる段階の数が違う」ということまでです。

読者

49通りでも十分多い気がするけど、81通りは何が違うの?
仕様表より

仕組みは同じで、感想を反映して調整できる段階の細かさが違います。わが家炊きを使わない人には、差が出てこない機能です。

前モデルの声から見える使われ方

通り数の差そのものを比べた声はありません。ただ、BC10 と同じ49通りのわが家炊きを持つ前モデル NW-BB10 については、何回か使っているうちに好みに近づいたという声があります。

49通りでも、感想を答え続ければ家の好みに寄せていける。そういう使われ方をしている機能だ、と見ておけばよさそうです。

この差が効く家、効かない家

「もう少し柔らかいほうがいい」「もうちょっと粒立ちがほしい」と、家族の間で意見が分かれる家ほど、調整の段階が細かい WD10 が効いてきます。細かく刻めるほど、みんなが納得する落としどころを見つけやすくなるからです。

反対に、白米5通りの炊き分けで満足している人や、そもそもわが家炊きを使う予定がない人には、81通りと49通りの差は日常に出てきません。この機能を使わないなら、ここは差として数えなくてよい、ということですね。

違い③: 粒立ちがゆメニューはNW-WD10だけ

3つめは、おかゆの専用メニューです。公式の比較表で「粒立ちがゆ」メニューは WD10 が「○」、BC10 は「ー」。粒立ちがゆという専用メニューを持っているのは WD10 だけです。

ただし、BC10 でおかゆが作れないわけではありません。BC10 には通常の「おかゆ」メニューがあり、取扱説明書にも作り方が載っています。違いは「粒立ちがゆという専用メニューがあるかどうか」であって、おかゆが炊けるかどうかではない点に注意してください。

小さなお子さんがいる家や、体調に合わせておかゆを炊くことが多い家であれば、この差は選ぶ材料のひとつになるでしょう。そうでなければ、この項目は読み飛ばしてもらって構いません。3つの違いのうち、効く人がいちばん限られる差です。

共通する機能を生活の単位で確認。NW-BC10を選んでも失わないもの

共通する機能を生活の単位で確認。NW-BC10を選んでも失わないもののイメージ画像

ここまでは差だけを見てきました。今度は反対に、NW-BC10 を選んでも手放さずに済むものを確かめます。この2機種は共通部分がとても多いので、ここが NW-BC10 を選ぶ根拠の中心になる章です。

比較表では1行に圧縮した「共通の要点」を、長い仕様表に戻すのではなく、生活の単位で4つにほどいていきます。

1つめは、炊く力と炊き分けです。「ミドルモデルは圧力が控えめなのでは」「炊き分けの数が減るのでは」と心配する人がいるかもしれませんが、公式の比較表で、気圧の範囲も炊き分けの数も両機で同じです。

  • 方式はどちらも圧力IH。圧力は1.0〜1.3気圧の範囲
  • 白米の炊き分けは5通り(しゃっきり〜もちもち)。炊き分け圧力は全部で7通り
  • 炊ける量は0.5〜5.5合。炊飯時の消費電力は1240W
  • 炊きあがりに圧力をかけて余分な水分を飛ばす「うまみ圧力蒸らし」

象印が「豪熱大火力」と呼ぶ大火力ユニットも、シリーズ共通の技術です。小さな穴で泡をつぶし、ふきこぼれを抑えながら大火力で炊き続ける、と象印は説明しています。トップモデルだけの装備ではありません。

今日はお弁当用に少しかため、明日はカレーに合わせてもちもち寄り。こうしたボタンひとつの食感の選び分けは、NW-BC10 でもそのまま使えます。

2つめは、保温と作り置きです。

  • 極め保温は最大40時間(底センサー制御)
  • 冷凍ごはんメニュー
  • 特急メニューは約16分
  • 保温中のごはんを温め直す「あったか再加熱」
  • 雑穀米・玄米のメニュー

朝に炊いて、帰りの遅い家族の夕食まで炊飯器の中で待たせる。週末にまとめて炊いて小分けに冷凍する。帰宅してから急いで1合だけ炊く。こうした毎日のやりくりに関わる機能は、どれも両機にそろっています。

ミドルモデルだから保温の上限が短くなる、冷凍向きのメニューが無くなる、といったことはありません。

3つめは、毎日のお手入れ。炊飯器選びでよく挙がる「お手入れに差はあるか」という疑問の答えは、無い、です。

  • 内ぶたは両機とも食器洗い乾燥機に入れられる
  • 毎回洗うのは内ぶたと内釜の2点だけ
  • 本体のクリーニング機能
  • 内釜でそのままお米を洗える

洗い物は毎日積み重なる部分ですから、ここに差が無いのは大きな安心材料ですね。トップモデルを選んでもお手入れが楽になるわけではなく、ミドルモデルを選んでも手間が増えるわけではない、ということです。

4つめは、置き場所・電気代・付属品です。

  • 外形寸法は約27.5×34.5×21.5cm、ふたを開けたときの高さは約44.5cm、質量は約6.0kg
  • 省エネ基準達成率は110%。年間の消費電力量もほぼ同じ
  • 立つしゃもじと計量カップが付属。時計式タイマーは2種類
  • 色はブラック(BA)とホワイト(WA)の2色。日本製
  • 内釜のフッ素加工には3年保証

本体の寸法が同じなので、「上の機種にすると棚に入らない」という心配はいりません。棚の下に置く家は、ふたを開けたときの約44.5cmが上の棚に当たらないかだけ、どちらを選ぶ場合でも確認しておきましょう。電気代を理由にどちらかを選ぶ必要も無い、と覚えておけば十分です。

こうして並べると、NW-BC10 を選んで変わるのは、釜の設計とわが家炊きの調整幅、それにおかゆの専用メニューの有無だけ。毎日の使い勝手は、トップモデルと同じと言ってよい範囲です。

NW-WD10がおすすめな人

NW-WD10 が合うのは、次の3つの場面のどれかが、自分の家の日常として思い浮かぶ人です。

  • ごはんの炊きあがりを最優先にしていて、鉄仕込みの釜に数千円を払える人
  • 家族の間でもう少し柔らかくしてほしいといった声が出て、炊き方を細かく追い込みたい家
  • おかゆを日常的に作る家

炊きあがりを最優先にしていて、釜の設計に数千円を払える人

炊飯器を選ぶとき、まず見るのは釜。お米は銘柄にこだわって選んでいるし、炊きたての一口目の違いが気になる。そういう人にとって、象印がトップモデルの柱として打ち出している鉄仕込みの豪炎かまど釜は、いちばん分かりやすい選ぶ理由になります。

2つの釜の炊き比べデータが公式に無いことは、前の章で書いたとおりです。それでも「同じ火力・同じ圧力なら、釜は象印が上位に据えた設計のほうを選びたい」と考える人には、数千円はためらわずに出せる差でしょう。釜は炊飯のたびに働く部品ですから、ここで迷いを残さないほうが気持ちよく使えます。

家族の間で食感の意見が分かれていて、炊き方を追い込みたい家

夕食の食卓で、子どもは柔らかめが好き、大人はしっかりした粒感が好き。炊くたびに誰かが少しだけ譲っている、という家は少なくないはずです。

わが家炊きは、食べた感想を答えるほど家の好みに寄っていく機能でした。その調整を81通りで刻める NW-WD10 なら、家族それぞれの「もう少し」に寄せた調整がしやすくなります。炊きあがりについて家族の会話が多い家ほど、この差が表に出てくるでしょう。

おかゆを日常的に作る家

朝食をおかゆにしている、小さなお子さんや体調を気にかける家族がいて、おかゆを炊く機会が週に何度もある。そういう家なら、粒立ちがゆの専用メニューが NW-WD10 にだけあることは、小さくても毎週効く差になります。

おかゆを作る機会が年に数回という家は、この項目を選ぶ理由に数えなくて大丈夫です。NW-BC10 にも通常のおかゆメニューがあるからです。

3つのうち1つでも当てはまるなら、現在の数千円の差で NW-WD10 を選んで後悔しにくいでしょう。迷っているなら上の機種を、と言える帯の価格差です。

NW-WD10に気持ちが傾いたら、注文の前に購入者の声も見ておくと安心です。発売から日が浅く口コミはまだ少数ですが、炊きあがりへの満足や保温したごはんの感じ方、炊飯中の音など、いま分かっていることをNW-WD10の口コミと、購入前に確認したい注意点にまとめました。最終確認に使ってください。

NW-BC10がおすすめな人

NW-BC10 が合うのは、次の2つに当てはまる人です。項目は2つですが、選ぶ理由としてはこれで十分そろっています。

  • 釜の設計やわが家炊きの細かさまでは気にせず、トップモデルと同じ使い勝手のまま数千円でも抑えたい人
  • わが家炊きを使う予定が無い、または49通りで足りると感じる人

トップモデルと同じ使い勝手のまま、価格を抑えたい人

白米5通りの炊き分け、最大40時間の極め保温、冷凍ごはんメニュー、食器洗い乾燥機に入れられる内ぶた。前の章で確認したとおり、毎日の使い勝手に関わる部分は NW-WD10 と同じです。本体サイズも同じなので、置き場所の条件も変わりません。

そのうえで、価格は数千円抑えられる。釜の素材や厚みまで比べて選ぶつもりはなく、同じ火力と圧力でふっくら炊けていればそれで満足、という人には、ちょうどいい一台でしょう。

抑えたぶんを、お米そのものの銘柄や、ほかの台所道具に回す。そう考えられる人にとって、NW-BC10 は堅実な選び方になります。

NW-BC10 は2026年9月発売のミドルモデルで、前モデル NW-BB10 から内ぶたが食器洗い乾燥機対応になった、という変化がありました。内釜の鉄器コート黒まる厚釜や、わが家炊き49通りは前モデルから引き継いだ構成です。

前モデル NW-BB10 から何が変わったのかまで知っておきたい人は、NW-BC10とNW-BB10の違いを比べた記事で確認できます。

わが家炊きを使う予定が無い、または49通りで足りる人

炊飯器に感想を答えて炊き方を調整する、という手順そのものを使わない人もいます。白米の炊き分け5通りから好みを選んで、あとはそのまま。そういう使い方なら、81通りと49通りの差は選ぶ材料になりません。

また、わが家炊きは使うつもりだけれど、49通りあれば十分細かいと感じる人も同じです。前モデルの同じ49通りの仕組みで、繰り返すうちに好みに近づいたという声があることは、違い②の章で触れました。

この人にとって、NW-WD10 との差のうち日常で顔を出すのは内釜だけ。釜の設計まで気にしないのであれば、NW-BC10 が合っています。

ミドルモデルのNW-BC10に決めかけているなら、買ったあとに困りやすい点を先に確かめておくと安心です。NW-BC10の口コミ・評判と、買う前に知っておきたい注意点にまとめています。

購入前に確認したい疑問

Q1. NW-BC10のほうが新しいのに、なぜミドルモデル?

発売は NW-BC10 が2026年9月、NW-WD10 が2026年7月で、たしかに NW-BC10 のほうが2か月あとです。それでも象印の公式シリーズ一覧では、NW-WD がトップモデル、NW-BC がミドルモデル、NW-YD がスタンダードモデルの3段構成になっています。

つまりこの2機種は、同じ年に出た同じ世代のラインナップ違いであって、「後から出たから性能が上」という関係ではありません。型番の数字や発売の順番ではなく、公式の位置づけと、内釜・わが家炊きの通り数という中身で上下が決まっている、と理解しておくとすっきりします。

NW-BC10 を「新しいほうだから」と選ぶのではなく、「同じ使い勝手で価格を抑えられるミドルモデルだから」と選ぶ。その理解で選べば、あとで位置づけを知って戸惑うこともないでしょう。

Q2. いちばん下のスタンダードモデルNW-YD10とも迷っている

NW-YD10 は、豪熱大火力シリーズのスタンダードモデルです。この記事では NW-YD10 の仕様を調べていないので、数値を並べて比べることはできません。

ただ、NW-WD10 との差であれば、すでに記事があります。「ミドルモデルまでは要らないかもしれない」と感じているなら、NW-YD10とNW-WD10の違いを比べた記事で、トップモデルとスタンダードモデルの差がどこにあるかを確認してから戻ってくると、3機の位置関係がつかみやすくなります。

Q3. 「NW-CB10」という似た型番を見かけた。同じもの?

違います。NW-CB10 は2023年7月に発売された別のラインの炊飯器で、この記事で扱っている NW-BC10(2026年9月発売・豪熱大火力シリーズ)とは別の製品です。

「B」と「C」の順番が入れ替わっているだけなので、検索や商品ページで取り違えやすい型番です。購入時は型番が「NW-BC10」の並びになっているか、ひと目確認しておくと安心ですよ。

結論: あなたに合うのはどっち?

最後に、価格差まで含めて判断をまとめます。

NW-WD10 は、象印が公式に「トップモデル」とする機種です。鉄仕込みの豪炎かまど釜と、81通りのわが家炊き、それに粒立ちがゆの専用メニュー。炊きあがりの設計と、好みを追い込む幅が、仕様として上です。

一方で、火力・圧力・炊き分けの数・40時間保温・冷凍ごはん・お手入れ・本体サイズは、両機で同じ。その間にある価格差は、いまは数千円です。

まとめ
  • 基本は NW-WD10。数千円の差で、象印がトップモデルの柱とする釜と、わが家炊きの調整幅が手に入る
  • 釜の設計とわが家炊きの細かさにこだわらないなら、同じ使い勝手の NW-BC10 で十分
  • おかゆを日常的に作る家は、粒立ちがゆメニューのある NW-WD10 に一票
読者

結局、NW-WD10 の差額は何に払うの?
仕様表より

鉄仕込みの釜、つまり炊きあがりの設計。そして、わが家炊きの調整幅、つまり好みの追い込み。この2つです。どちらも自分の家には関係ないと思えるなら、差額を払う必要はありません。

判断の軸はひとつ。釜の設計と、好みを追い込む幅に数千円を払うかどうかです。トップモデルだからという理由だけで選ぶ必要も、ミドルモデルだからと遠慮する必要もありません。

価格差は時期によって動くので、見たときの差で判断を調整してください。差が1万円程度まで開いているなら、同じ機能がそろうぶん NW-BC10 の割安感が勝ってきます。逆に千円台まで縮んでいるなら、NW-WD10 を選ばない理由はほとんど無くなるでしょう。

メルカリで中古品をチェックしてみる手も

NW-BC10 と NW-WD10 は、メルカリでも出品されていることがあります。中には、買い替えで使わなくなった品のほか、景品でいただいたけれど使わないという新品未使用品が安く出品されている場合もあるので、一度確認してみるといいですよ。

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