やきまる3とやきまる2の違いを比較!煙の少なさは同じ、選ぶ決め手は「油はね対策」

卓上調理

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家で焼肉をしたい。でも煙とニオイが心配。そこで「やきまる」までは決めたものの、やきまる3とやきまる2のどちらにするかで手が止まっていませんか。

先に結論からお伝えします。ふたつの違いは、実質「油はね対策があるかないか」です。肝心の煙を抑える性能は、仕組みも数値も同じ。だから、選び方はとてもシンプルになります。

この記事の結論
  • テーブルまわりの油汚れまで減らしたい → やきまる3(やきまるスリム)
  • 煙対策ができれば十分、出費を抑えたい → やきまる2

なお、やきまる3の正式な商品名は「やきまるスリム」(型番CB-SLG-3)です。やきまる2の後継として2025年に登場したモデルで、家電量販店などでは「やきまる3」の呼び名でも通っています。

なぜ「違いは実質ひとつ」と言い切れるのか。イワタニ公式の仕様を並べて、順番に確認していきますね。

やきまる3とやきまる2の違いを一覧で比較

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まずは全体像です。公式仕様から、違う項目と同じ項目を一つの表にまとめました。

項目 やきまる3(やきまるスリム) やきまる2(やきまるII)
型番 CB-SLG-3 CB-SLG-2
発売 2025年3月 2021年7月
油はね対策 高さ約4.7cmのガード付き水皿 通常の水皿
サイズ 幅319×奥行279×高さ149mm 幅303×奥行278×高さ149mm
重さ 約1.9kg 約2.0kg
カラー チャコールメタリック、マットブラック シルバー&ブラック
価格の傾向 ー やや手頃
煙を抑える仕組み 共通(プレート表面を約210〜250℃に制御・炎に脂が当たらない構造)
火力 共通(1.0kW・900kcal/h)
プレート 共通(直径233mm・フッ素樹脂加工)
連続燃焼時間 共通(約217分)
こんな人に 油はね対策までほしい人 価格重視で煙対策だけできればいい人

表の下半分、「共通」がずらりと並んでいるのが分かるでしょうか。焼く道具としての中身はほぼ同じで、違いは上半分に集中しています。それでは、その違いを一つずつ確認していきます。

違いを詳しく確認

違い①:油はねガード付き水皿は、やきまる3だけ

いちばん大きな違いがこれです。

やきまる3には、プレートを囲むように高さ約4.7cmの「ガード付き水皿」が新しく採用されました。メーカーは「煙だけでなく、気になる油はねも軽減する」と説明しています。

ここを強調するのには理由があります。やきまる2を使っている人からは、煙は少ないものの、油はねでテーブルのまわりが汚れるという声があるからです。焼肉で飛ぶ油は、プレートの上だけに落ちてくれるわけではありません。お肉がはぜた瞬間に細かい飛沫になって、テーブルの上、ランチョンマット、時には床まで届きます。

グリル本体は洗えばきれいになります。でも、テーブルや床に飛んだ油はそうはいきません。食事のあとに拭き掃除がもう一仕事。これが毎回となると、じわじわ効いてくる手間なんですよね。

やきまる3のガードは、その飛沫を高さ4.7cmの壁で受け止める仕組みです。前のモデルで残っていた不満を、ピンポイントで解消しにきた改良と言えるでしょう。

4.7cmという高さは、プレートの縁からお肉がはぜる高さをちょうどカバーするラインです。もちろん勢いよく飛んだ油まで完全には防げませんが、テーブルに落ちる飛沫の量が減れば、食後の拭き掃除の範囲もそのぶん小さくなります。

焼肉のたびに拭き掃除をしていた人、ラグやカーペットの部屋で使いたい人にとっては、この違いだけでやきまる3を選ぶ価値があります。

違い②:発売時期と価格の傾向

やきまる2は2021年7月、やきまる3は2025年3月の発売です。約4年ぶりのモデルチェンジということになります。

新しい分、やきまる3のほうが価格は上。逆に言えば、発売から時間が経ったやきまる2は手頃になっていて、「煙対策だけできればいい」という人にとってはお買い得な立ち位置です。

買う直前に2台の商品ページを開いて、その日の差額を見てください。その差額が「毎回の油はね掃除から解放される値段」です。高いと感じるか、安いと感じるかで、あなたの答えが決まります。

ここで大事なのは、やきまる2が安い理由は「型が古いから」であって、「性能が劣るから」ではないという点です。先ほどの表のとおり、煙を抑える性能は現行モデルとまったく同じ。この安心感があるので、価格重視で旧型を選ぶ判断が堂々とできます。

違い③:サイズと重さ。「スリム」だけど幅は少し広い

ここは誤解しやすいポイントです。

「やきまるスリム」という名前から、本体がひとまわり小さくなったと思いがちですが、公式の寸法を比べると幅はやきまる3のほうが16mm広く、高さは同じ149mmです。一方で重さは約1.9kgと、100gだけ軽くなりました。

数字で見れば、置き場所に必要なスペースはほぼ同じ。「スリムだから狭いテーブルでも安心」と期待して選ぶと、あてが外れることも。サイズや置き場所を理由にどちらかを選ぶ必要は、ほぼ無いと考えていいでしょう。

カセットコンロと同じくボンベ1本で動くので、どちらも電源コードは不要です。テーブルの真ん中に置いても、コードが料理をまたぐことがないのは共通の良さですね。

違い④:カラーの選択肢

やきまる2はシルバー&ブラックの1色。やきまる3はチャコールメタリックに加えて、2026年3月にマットブラックが追加され、2色から選べます。

焼肉グリルは食卓の真ん中に置く道具なので、色の印象は意外と食卓の雰囲気を左右します。やきまる2のシルバー&ブラックは「調理器具らしい」見た目、やきまる3の2色は家具や食器になじむ落ち着いたトーンです。出しっぱなしにせず棚にしまう家庭なら気にならない差ですが、シーズン中はキッチンに出しておく使い方なら、色は案外あなどれません。

落ち着いた色でそろえたい人には、やきまる3のほうが選びがいがあるでしょう。

実は「煙の少なさ」は変わりません

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さて、いちばん気になるところです。

読者
新しいやきまる3のほうが、煙も少なくなっているんじゃないの?
筆者
公式仕様を見る限り、答えは「同じ」です。

そもそも、焼肉の煙の正体は「高温になったプレートの上で、肉の脂が焼けて煙になったもの」と「脂が炎に落ちて燃えたもの」がほとんどです。やきまるはこの2つを、次の仕組みで抑えています。

  • プレートの表面温度を約210〜250℃にコントロールし、脂が煙になりにくい温度で焼く
  • 脂はプレートの穴から下の水皿へ落ち、炎に当たらない構造になっている

この仕組みは両モデルとも同一で、取得している特許の番号まで同じ(特許第6375336号)です。火力も、プレートの直径も、フッ素加工も、連続燃焼時間も変わりません。

つまり、煙の少なさで選ぶならどちらを買っても同じ。ここが、この比較の結論を支えるいちばん大事な事実です。

共通の注意点

どちらのモデルも、煙が完全にゼロになるわけではないという声があります。抑えられるのは主に脂由来の煙で、焼けるニオイ自体は残ります。換気扇の近くで使う、使用後に換気するなど、最低限の配慮はあったほうが快適です。

焼き上がりと手入れはどう?使っている人の声

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スペック以外の使い心地も、傾向を押さえておきましょう。やきまる2は発売から4年以上経っている分、使っている人の声が豊富にあります。構造が共通なので、この傾向はやきまる3にもそのまま当てはまると考えられます。

焼き上がりの声

厚切りの肉も表面はカリッと、中はしっとり焼けたという声があります。プレートの温度を一定に保つ仕組みが、煙を抑えるだけでなく、焼きすぎを防ぐ方向にも働いているようです。

ホットプレートの焼肉だと、火力が強すぎて端が焦げたり、逆にぬるくて肉が蒸れたりしがちです。温度を焼肉に合わせて固定してある専用機ならではの良さが、ここに出ていますね。

実際、ほかの焼肉プレートから乗り換えた人からは、煙・油はね・ニオイのどれも前より少なくなったという声があります。焼肉のために設計された専用機と、何でも焼ける汎用プレートの差は、こういう細部に表れるようです。

後片付けの声

後片付けは、フッ素加工のプレートと水皿を外して洗うだけ。普通の洗い物と変わらない手間だという声があります。

焼肉のあとの洗い物は、油でギトギトのイメージがあるかもしれません。ただ、やきまるの場合は脂の多くが水皿の水の中に落ちているので、プレート自体の汚れは思いのほか軽いという評価です。水皿の水ごと油を捨てられるのも、片付けが楽な理由のひとつでしょう。

気をつけたい声

一方で、不満側の声も知っておきたいところです。

  • 火力の中間調整が難しく、火加減にコツがいるという声
  • プレート直径233mmは1〜2人向けで、4人以上の焼肉には物足りないという声

この2点は火力もプレートも共通なので、やきまる3でも同じ傾向のはずです。大人数のご家庭なら、やきまるを2台並べて使うか、大きめのホットプレートと比較検討するのも一つの手ですね。

火加減については、慣れの部分も大きいようです。プレートがしっかり温まってから焼き始める、脂の多いお肉は端のほうでゆっくり焼く、といった使い方の工夫で焦げつきはだいぶ減らせます。専用機とはいえ道具なので、2〜3回使ううちに自分の家の「ちょうどいい火加減」が見つかる、というのが実情に近いでしょう。

やきまる3がおすすめな人

ここまでの違いを踏まえると、やきまる3が向いているのはこんな人です。

  • 焼肉のあとの「テーブルまわりの拭き掃除」から解放されたい人
  • ラグやカーペットのある部屋、賃貸のきれいな床で使いたい人
  • 長く使う前提で、不満点が改善された新しいモデルを選びたい人

ひとつずつ、もう少し具体的に見ていきます。

テーブルまわりの拭き掃除から解放されたい人

家焼肉のいちばんの隠れコストは、実は「あと片付けの時間」です。グリルを洗う時間は変わらなくても、テーブルや床の油汚れは範囲が読めません。月に2回、3回と家焼肉をするご家庭なら、毎回10分の拭き掃除が年間で数時間分になります。

やきまる3の油はねガードは、この時間をお金で買う装備です。1回あたりの差は小さくても、積み重ねで考えると、差額の元は十分取れるのではないでしょうか。

ラグ・カーペットの部屋や、賃貸で使いたい人

フローリングなら拭けば済む油はねも、ラグやカーペットに染みると簡単には取れません。賃貸の床やテーブルを汚したくない人にとっても、油はねは煙と同じくらい現実的な心配ごとです。

「敷物の上でホットプレート焼肉をして後悔した」という経験がある人ほど、ガード付きの安心感は大きいはずですよ。

長く使う前提で、新しいモデルを選びたい人

焼肉グリルは、一度買えば何年も使う道具です。やきまる2は2021年、やきまる3は2025年の発売なので、この先のパーツ供給や販売継続を考えると、新しい方に分があります。

マットブラックなど落ち着いた色を食卓に置きたい人も、選択肢のあるやきまる3が向いています。

やきまる2がおすすめな人

一方、こんな人ならやきまる2で十分です。

  • 目的は「煙を抑えて家で焼肉をすること」で、それ以上は求めない人
  • 油はねは新聞紙やマットを敷いてしのげばいい、と割り切れる人
  • 出費を抑えて、浮いた分をお肉のグレードに回したい人

こちらも、ひとつずつ具体的に。

煙対策ができれば十分な人

思い出してほしいのは、煙を抑える性能は両モデルで同一という事実です。「家で焼肉をしても、部屋が煙だらけにならないこと」がゴールなら、やきまる2はそのゴールを現行モデルと同じ水準で達成します。

油はねガードは魅力的な装備ですが、無ければ焼肉ができないわけではありません。目的がはっきりしている人ほど、旧型で十分という判断がしやすいでしょう。

油はねは敷物でしのげる、と割り切れる人

昔ながらの対策ですが、テーブルに新聞紙やレジャーシートを敷いてしまえば、油はねの掃除問題はかなり軽くなります。見た目より実利、という家庭ならこれで困りません。

「せっかくの食卓に新聞紙はちょっと」と感じるか、「敷けば済む話」と感じるか。ここの感覚が、やきまる3との分かれ目になりそうです。

浮いた分をお肉に回したい人

同じ予算なら、道具を1ランク上げるより、お肉を1ランク上げたほうが満足度が高い。そういう考え方も立派な正解です。

やきまる2は4年以上売れ続けてきた定番モデルで、使っている人の声も豊富。「安いほうを選んで大丈夫かな」という不安には、「煙対策が目的なら、それで正解です」とお答えしておきますね。

購入前によくある疑問

最後に、どちらのモデルにも共通する、買う前に気になりやすいポイントをまとめておきます。

カセットボンベは何を使う?1本でどのくらい焼ける?

やきまるはどちらも、電源不要のカセットガス式です。メーカーはイワタニカセットガスの使用を指定しています。

連続燃焼時間は、ボンベ1本で約217分。強火で使い続けてもおよそ3時間半なので、家族での焼肉1回なら余裕を持ってまかなえる計算です。焼肉のたびにボンベ残量を心配する必要は、あまりなさそうですね。

コンセントの位置を気にせずテーブルの真ん中に置けるのは、電気式ホットプレートに対するカセットガス式の分かりやすい利点です。コードに引っかかる心配がないのは、小さいお子さんがいる食卓では特に安心でしょう。

ボンベの取り付けは難しくない?

どちらのモデルも、ボンベはマグネット方式でカチッと装着するタイプです。切り込みを合わせてひねるような手間はなく、点火も圧電点火方式でつまみを回すだけ。カセットコンロを使ったことがある人なら、迷う要素はほぼありません。

このあたりの基本設計も両モデル共通なので、使い勝手で差がつくことはないでしょう。

においの残りはどう対策する?

煙が少なくても、焼肉のにおい自体は多少残ります。対策は昔ながらの方法が有効です。換気扇の近くで使う、使用中と使用後にしっかり換気する、カーテンやソファなど布ものから離れた場所で焼く。この3つでかなり違います。

逆に言えば、においまで完全に消せる焼肉グリルは存在しないので、「におい対策の差」でやきまる3と2を比べる必要はありません。ここも共通です。

プレートのお手入れで気をつけることは?

どちらのモデルもプレートはフッ素加工なので、金属ヘラや硬いたわしでこすらず、柔らかいスポンジで洗うのが長持ちのコツです。使用後は、プレートが冷めてから水皿の水ごと油を捨てて洗えば、キッチンが油で汚れにくくなります。

フッ素加工は消耗するものなので、焦げつきが目立ってきたら替えプレートを検討するタイミング。プレート単品でも流通しているので、本体ごと買い替える必要はありません。

カセットボンベの扱いで注意することは?

カセットコンロ共通の基本ですが、ボンベは直射日光の当たる場所や高温になる車内に置かず、コンロの近くで予備ボンベを保管しないこと。使用中はグリルの周囲に物を置かず、換気をしながら使ってください。

このあたりはどちらのモデルでも同じ注意事項です。取扱説明書の安全上の注意には、使用前に一度目を通しておきましょう。

やきまる2はいつまで買える?

やきまる3の登場でやきまる2は型落ちになったため、この先は流通在庫が中心になっていくと考えられます。モデルチェンジ後の旧型は、在庫がなくなり次第、手に入りにくくなっていくのが一般的です。

もっとも、これは「急がないと損」という話ではありません。価格重視でやきまる2に決めているなら在庫があるうちに、迷っているなら焦らずやきまる3も含めて検討する、というくらいの距離感で大丈夫ですよ。

結論:あなたに合うのはどっち?

最後にもう一度、選び方を整理します。

まとめ
  • 油はね対策までほしい、長く使う前提で新しい方がいい → やきまる3(やきまるスリム)
  • 煙対策ができれば十分、価格重視でお肉にお金を回したい → やきまる2

煙の少なさ、火力、プレート、燃焼時間。焼肉グリルとしての心臓部は同じです。だから、考えるのは「油はねガードに差額を払うかどうか」だけ。ご自身の食卓の環境と焼肉の頻度を思い浮かべれば、答えは自然に出ると思います。

家の焼肉が気軽になると、週末の献立の選択肢が一つ増えます。どちらを選んでも、その楽しさは変わりませんよ。

メルカリで中古品をチェックしてみる手も

やきまる3とやきまる2は、メルカリでも出品されています。中には、サイズが合わなくて使えなかったもの、景品でいただいたけれど使わないものなど、新品未使用品が安く出品されている場合もあるので、一度確認してみるといいですよ。

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