【日立・ヘルシーシェフ】MRO-S8CAとMRO-S7CAの違いは5つ。31Lか27Lかと、スチームの給水方式で選ぶ

【日立・ヘルシーシェフ】MRO-S8CAとMRO-S7CAの違いは5つ。31Lか27Lかと、スチームの給水方式で選ぶ レンジ・オーブン・トースター

※PR 当記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。

日立の過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」から、31LのMRO-S8CAと27LのMRO-S7CA。2025年2月22日に同じ日に発売された、同世代のグレード違いです。

型番がよく似ているうえ、店頭でも通販でも並んで出てくるため、どちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。先に結論からお伝えします。

大きめの皿や天板いっぱいの量を調理したい人、スチーム調理を週に何度も使う人には、MRO-S8CAが向いています。

設置スペースを抑えたい人、朝のトーストまで1台で済ませたい人、スチームは時々しか使わない人なら、MRO-S7CAが合うでしょう。

見るべき基準は2つだけです。

1つめは「置き場所と作る量」。幅の差はごくわずかで、奥行きと高さ、そしてドアを開けたときに必要な空間で差がつきます。

2つめは「スチームの水の入れ方」。MRO-S8CAは専用タンクに水をためておく方式、MRO-S7CAは使うたびに小皿へ注ぐ方式で、毎日の手間のかかり方が変わります。

温めや火力の基本性能は2台で同じですから、この2つの基準に自分の暮らしを重ねれば答えが出ます。順番に見ていきましょう。

この記事の結論
  • 置き場所と作る量が第一の選定軸。奥行42mm・高さ10mm・ドア開放時33mm の差が効く
  • スチームの給水方式で毎日の手間が変わる。週に何度も使うなら S8CA、たまにならS7CA
  • 意外とトーストが得意な S7CA。朝のパンをこの1台で済ませたいなら S7CA が正解
  1. MRO-S8CAとMRO-S7CAの違いを一覧表で比較
  2. 5つの違いを詳しく見る — 大きさとスチームの方式が分かれ目
    1. 違い①: 31Lか27Lか — 幅はほぼ同じで、効くのは奥行き42mmと高さ10mm
    2. 違い②: スチームの水をどう入れるか — S8CAは給水タンク式、S7CAはスチーム小皿のカップ式
    3. 違い③: トーストはS7CAだけオートあり — 約8分と約16〜25分の差
    4. 違い④: オートメニューは113と89 — 今回は全項目でS8CAが多い
    5. 違い⑤: 黒系の色味が別物 — ブラックとチャコールグレー(ほか細かな差)
  3. ここは両機とも同じ — センサー・火力・お手入れのしやすさ
    1. 温めの実力は同じ — 重量センサーとレンジ1,000W
    2. オーブン250℃・1段とグリルも同じ
    3. 冷凍まわりの得意技も共通 — 冷凍からラクラクメニューと冷凍食品パリッと調理
    4. お手入れ・設置条件・表示部も同じ
  4. あとから出たS8D・S7D世代と迷っている人へ
  5. MRO-S8CAがおすすめな人
    1. 天板いっぱいのオーブン料理や大皿の温めをする人
    2. スチーム調理を週に何度も使う人
    3. おまかせのオートメニューを幅広く使いたい人
  6. MRO-S7CAがおすすめな人
    1. 設置台の奥行きや上の空間に余裕がない人
    2. トースターを別に置きたくない人
    3. スチームはたまにしか使わない人
  7. 結論: 置き場所と作る量、そしてスチームの使い方で決める
    1. 中古で探すなら、メルカリという手も

MRO-S8CAとMRO-S7CAの違いを一覧表で比較

同じ日に発売された2台ですから、どちらかが古いという関係ではありません。メーカーはMRO-S8CAを「大容量31L」、MRO-S7CAを「コンパクト」なモデルと位置づけており、同じ世代の中のグレード違いという並びです。

違いは大きく5つに整理できます。まずは一覧表で全体を眺めてみましょう。2機種で異なる行を上に、同じ行を下にまとめました。「カラー」の行までが違いで、そこから下は共通の項目が並びます。最終行は、それぞれが向いている人のまとめです。

項目 MRO-S8CA MRO-S7CA
総庫内容量 31L(ワイド&フラット庫内) 27L(ワイド&フラット庫内)
メーカーの位置づけ 「大容量31L」「庫内幅41.5cm」 「コンパクト」「庫内幅39cm」
本体外形寸法 幅487×奥行430(ハンドル含む461)×高さ365mm 幅483×奥行388(ハンドル含む440)×高さ355mm
ドア開放時に必要な奥行き 695mm 662mm
スチーム/過熱水蒸気の方式 給水タンク式(ボイラー式) カップ式(スチーム小皿)
お手入れコース 清掃・脱臭・水抜き 清掃・脱臭
トースト 手動(予熱有り・途中裏返し)約16〜25分 オート(途中裏返し)約8分・2枚まで
オートメニュー/レシピ数 113/136 89/111
質量 約15.5kg 約14.8kg
年間消費電力量 79.3kWh/年 70.4kWh/年
カラー ホワイト(W)/ブラック(K) ホワイト(W)/チャコールグレー(H)
センサー 重量センサー+蒸気・温度センサー(共通)
レンジ最高出力 1,000W(手動・自動とも最大3分間)(共通)
オーブン 最高250℃(自動)・上下平面ヒーター式・1段(共通)
グリル 上下平面ヒーターグリル(共通)
テーブルプレート セラミック製・外して丸洗い(共通)
表示部 液晶(バックライトなし)(共通)
放熱スペース 左右4.5cm・上方10cm以上(共通)
発売日 2025年2月22日(同日発売)(共通)
こんな人に 31Lの量とタンク式スチームを使いこなしたい人 置き場所を抑えて、朝のトーストまで1台で済ませたい人

見る順番は「本体の大きさと容量」「スチームの給水方式」「トースト」がおすすめです。置けるかどうかが最初の関門で、その次に毎日の使い勝手に関わるのがスチームとトースト、という並びですね。

逆に、センサーやレンジ出力、オーブンの火力といった加熱の土台はきれいに共通です。性能の心配をする必要がないぶん、選ぶ材料は上に並んだ違いに絞られます。

5つの違いを詳しく見る — 大きさとスチームの方式が分かれ目

5つの違いを詳しく見る — 大きさとスチームの方式が分かれ目のイメージ画像

ここからは、5つの違いを順に掘り下げます。軸になるのは最初の2つ、「31Lか27Lか」と「スチームの水をどう入れるか」。残りの3つも、生活パターン次第では決め手になり得る差です。

違い①: 31Lか27Lか — 幅はほぼ同じで、効くのは奥行き42mmと高さ10mm

「31Lと27Lなら、本体の大きさもずいぶん違うはず」と思いますよね。ところが横幅はS8CAが487mm、S7CAが483mm。差はわずか4mmです。

大きさの差が出るのは奥行きと高さ。S8CAは奥行430mm(ハンドル含む461mm)・高さ365mm、S7CAは奥行388mm(ハンドル含む440mm)・高さ355mmで、奥行きで42mm、高さで10mm違います。

もう1つ見落としやすいのが、ドアを開けたときに必要な奥行きです。ドアは手前に開くため、開いた状態ではS8CAが695mm、S7CAが662mmの空間が要ります。

設置台を測るときは、本体の奥行きだけで判断しないのがコツです。ハンドルを含んだ461mm・440mmと、ドアの前にどれだけ空間を取れるかまで見ておくと安心ですよ。

庫内はS8CAが幅401×奥行344×高さ218mm、S7CAが幅375×奥行323×高さ213mm。メーカーはS8CAを「庫内幅41.5cm」、S7CAを「庫内幅39cm」と紹介しています。

天板いっぱいのオーブン料理や、大皿ごとの温めまで見込むなら、庫内に余裕のあるS8CA。設置台の奥行きが浅い、上の空間がぎりぎり、という置き場所なら、ひと回り小さいS7CAが向いているでしょう。

違い②: スチームの水をどう入れるか — S8CAは給水タンク式、S7CAはスチーム小皿のカップ式

この2台でいちばん性格が出る違いがここです。仕様表では、スチームがS8CA「給水タンク式」・S7CA「カップ式」、過熱水蒸気もS8CA「ボイラー式」・S7CA「カップ式」。水の扱い方が根本から異なります。

S8CAについてメーカーは「スチームをボイラーと庫内ヒーターで加熱し、過熱水蒸気にして高温で調理します」と説明しています。水は専用のタンクにまとめて入れておく方式で、「外して洗える給水タンク&つゆ受け」も特長として挙げられています。

一方のS7CAは、メーカーの説明では「スチーム小皿に水を入れるだけ」で、「手軽に使えて準備も片付けも簡単」。使うたびに小皿へ水を注いで庫内にセットする、カップ式です。

この方式差に付随して、お手入れコースにも違いが出ます。S8CAには「清掃」「脱臭」に加えて「水抜き」というコースがあり、これは給水用のパイプ内に残った水を抜くためのもの。タンク式ならではのひと手間です。

整理すると、「使うたびに小皿へ水を注ぐ」のがS7CA、「タンクにためておけるかわりに、洗う部品と水抜きが増える」のがS8CA。どちらが上という話ではなく、水まわりの手間をどこで払うかの違いです。

ちなみに、このあとに出た世代では31L機も27L機もカップ式にそろいました。給水方式そのもので選べるのは、この2台ならではの論点です。

スチーム調理を週に何度も使うなら、水をためておけるS8CAが楽でしょう。使うのは時々、という人なら、部品が少なく水抜きも不要なS7CAの方が気楽なことも。

違い③: トーストはS7CAだけオートあり — 約8分と約16〜25分の差

意外かもしれませんが、トーストが得意なのは小さいS7CAの方です。

S7CAにはオートのトーストメニューがあり、途中で裏返しながら約8分、一度に2枚まで焼けます。S8CAにはオートのトーストメニューがなく、焼くなら手動です。予熱有り・途中裏返しで約16〜25分かかります。

約8分と約16〜25分。毎朝のことと考えると、この開きは小さくありません。

念のため書いておくと、S8CAでトーストが焼けないわけではありません。オートで任せられず、時間がかかる。それが正確なところです。

S7CAのオートにも留保はあります。裏返しのたびにプレートを引き出す必要があり、忙しい朝には向かないという声も。オートといっても、途中で一度は手を動かす前提です。

毎朝の食パンをこの1台で焼きたいならS7CA。トースターを別に持っているなら、ここは差として数えなくてよいでしょう。

違い④: オートメニューは113と89 — 今回は全項目でS8CAが多い

おまかせで調理してくれるオートメニューは、S8CAが113、S7CAが89。付属のレシピ数も136と111で、S8CAが上回ります。

内訳も見てみましょう。ボウルメニューが30と20、スピードメニューが26と19、ノンフライメニューが11と9。この2台では、どの項目でもS8CAが多い構成になっています。

ただし、これは「数」の差であって「機能の有無」の差ではありません。ボウルメニューもスピードメニューもノンフライも、機能そのものは両機に載っています。

差が効くとすれば、ボタンひとつで任せられる料理の幅です。献立をオートに頼る場面が多い人ほど、113と89の開きを感じる機会は増えるでしょう。

違い⑤: 黒系の色味が別物 — ブラックとチャコールグレー(ほか細かな差)

カラーはS8CAがホワイト(W)とブラック(K)、S7CAがホワイト(W)とチャコールグレー(H)。白は共通ですが、黒系はS8CAが「ブラック」、S7CAが「チャコールグレー」と、名前からして別の色です。濃い色で家電をそろえたいキッチンでは、ここも比較ポイントになりますね。

質量は約15.5kgと約14.8kgで、その差0.7kg。電気代の目安になる年間消費電力量は79.3kWh/年と70.4kWh/年で、S7CAの方が少なめです。

2品同時あたための注記にも、細かな書き分けがあります。対応していること自体は共通で、公式の注記はS8CAが「冷凍と常温、冷凍と冷凍は不可」、S7CAが「冷凍と常温、冷凍と冷蔵、冷凍と冷凍は不可」。

どちらも「できない組み合わせ」を挙げる形式で、S8CA側には「冷凍と冷蔵」が挙がっていない、という違いです。ただ、この組み合わせができると公式に明記されているわけではないため、違いとしてはこの書き分けまでにとどまります。

ここは両機とも同じ — センサー・火力・お手入れのしやすさ

ここは両機とも同じ — センサー・火力・お手入れのしやすさのイメージ画像

ここまで違いを見てきましたが、実は料理の仕上がりを決める中身は、2台でそっくり共通しています。

性能の優劣で悩む必要がないからこそ、置き場所とスチームの使い方だけで選べる。それがこのペアの分かりやすさです。この章で、その共通部分を確かめておきましょう。

温めの実力は同じ — 重量センサーとレンジ1,000W

センサーの構成は、両機とも重量センサーに蒸気・温度センサーを組み合わせたもの。器ごと重さをはかって加熱時間を割り出し、庫内の蒸気や温度の変化も見ながら仕上げる仕組みです。

ごはんを軽く1杯だけの日も、どんぶりに山盛りの日も、あたためボタンを押すだけで、時間の加減はレンジ側が引き受けてくれます。

センサーの方式が同じということは、同じものを温めたときの仕上がりの傾向も同じ、ということです。

レンジの最高出力も1,000Wで共通です(手動・自動とも最大3分間の運転)。冷めたおかずや飲み物を急いで温め直したいときの立ち上がりにも、2台の差はありません。

つまり、いちばん出番の多い「温め」については、どちらを選んでも結果は変わらないわけです。

オーブン250℃・1段とグリルも同じ

オーブンは両機とも上下平面ヒーター式で、最高温度は250℃(自動)。段数はどちらも1段です。

「大きい方が火力も強いのでは」と思われがちですが、ヒーターの構成も温度の上限もそろっています。

メーカーの注記では、250℃での運転は約5分間で、その後は自動的に210℃へ切り替わるとされています。この条件も2台で共通です。

グリルも同じ上下平面ヒーターグリル。高温で焼き色をつけるパンやお菓子、グラタンのような料理で、機種によって焼き方の上限が変わることはありません。

オーブン料理で差が出るとすれば、火力ではなく庫内の広さ。つまり、違い①で見た「どれだけの量を一度に焼けるか」の方です。

冷凍まわりの得意技も共通 — 冷凍からラクラクメニューと冷凍食品パリッと調理

作り置きを冷凍しておく人にとって心強い機能も、そろって両機に載っています。

まず「冷凍からラクラクメニュー」。メーカーが「凍らせた作り置き食材を、おまかせでおいしく焼き上げ」と説明している機能で、冷凍した状態から調理に入れる、という趣旨のものです。

「冷凍食品パリッと調理」というメニューも、メーカーが両機の共通機能として挙げています。

2品同時あたためも、対応していること自体は共通です。細かな注記の書き分けは、違い⑤でご紹介したとおり。

冷凍庫をフル活用する暮らし方でも、この2台のあいだで機能面の選び分けは要りません。

お手入れ・設置条件・表示部も同じ

日々のお手入れにかかわる部分も共通です。メーカーは、外して丸洗いできるセラミック製のテーブルプレートと、汚れが落としやすいシリコン系塗装の庫内側面・背面を、両機共通の特長に挙げています。

お手入れコースの「清掃」と「脱臭」も両機にあります。MRO-S8CAにだけ「水抜き」が加わるのは、違い②で見た給水方式によるものです。

設置に必要な放熱スペースは、左右4.5cm・上方10cm以上でどちらも同じ。背面は壁に寄せられるとされていますが、公式の注記には壁の材質によっては接触跡などへの注意も添えられているので、設置前に確認しておくと安心です。

表示部は、両機とも液晶でバックライトがありません。表示部が光らないため、目線より高い位置に置くと、のぞき込まないと表示が読み取りづらいという声があります。

これはどちらを選んでも同じ条件なので比較の材料にはなりませんが、置き場所の高さを考えるときに覚えておきたいポイントです。

あとから出たS8D・S7D世代と迷っている人へ

ここで1つ、ご案内です。この2台のあとに、同じ「31Lと27L」の組み合わせで、あとから発売された世代があります。MRO-S8DとMRO-S7Dです。

31Lと27Lの選び方を、あとから出た世代の2台でも読み比べたい人は、MRO-S8DとMRO-S7Dの違いの比較記事をどうぞ。同じ構図の選び方を、そちらの世代の仕様で整理しています。

また、「サイズは27Lでいい。あとは世代をどうするか」という迷い方をしている人には、MRO-S7DとMRO-S7CAの違いの比較記事が参考になるはずです。

世代ごとの細かな仕様の違いは、それぞれの記事で確認できます。

一方で、この記事の2台のどちらかに決めるつもりなら、このまま読み進めてください。ここからは、それぞれがどんな人に向いているのかを整理します。

MRO-S8CAがおすすめな人

次のような使い方が思い当たるなら、31LのMRO-S8CAを選ぶと満足しやすいでしょう。

天板いっぱいのオーブン料理や大皿の温めをする人

グラタン皿を並べて一度に焼きたい、大きめの耐熱皿やパーティー用の大皿をそのまま温めたい。皿のサイズと量を優先したい人には、庫内の広いMRO-S8CAが向いています。

作る量が多い日ほど、「一度で済むか、二度に分けるか」の差が調理時間に直結します。オーブン任せの工程を1回で終えられる余裕は、31Lを選ぶいちばんの理由になるでしょう。

休日にまとめて下ごしらえをして、天板で一気に焼き上げる。そんな作り置きスタイルにも、この庫内の余裕は効いてきます。

スチーム調理を週に何度も使う人

違い②で見たとおり、MRO-S8CAは水を給水タンクにためておく方式です。使うたびに水を用意しなくてよいので、スチームの出番が多い人ほど、この「ためておける」仕組みが日々の時短につながります。

メーカーは、給水タンクとつゆ受けを外して洗える設計も特長として挙げています。そのぶん、給水パイプの水を抜く「水抜き」コースを使う管理はついて回るので、便利さと手入れはセットだと考えておくのが正直なところです。

スチームをよく使う人にとっては、その管理を引き受ける価値のある方式でしょう。

おまかせのオートメニューを幅広く使いたい人

オート113・ボウル30・スピード26と、メニューの数はどの項目でもMRO-S8CAが多い構成でした。

献立を考える余裕がない日に、任せられるメニューの選択肢が多いのは心強いものです。「今日は何も考えたくない」という日が多い人ほど、この数の開きを実感する場面は増えるはず。

MRO-S8CAには、使い勝手が良いという声もあります。量・スチーム・おまかせの3つを重視するなら、この1台です。

ここまで読んでMRO-S8CAに気持ちが傾いたなら、購入前にもうひとつだけ確かめておきたいことがあります。買った人が、毎日の使い方で不満を感じている部分はないか、という点です。

MRO-S8CAについて確認できた声では、庫内の手入れのしやすさと、オートの解凍・あたためが評価されている一方、手動でワット数と時間を決めるあたためについては、評価がはっきり割れていました。表示部にバックライトが無い点も、複数の掲載先で気にされています。

その割れ方が自分の使い方に関係するのか、それとも関係しないのかまで整理してあります。MRO-S8CAの悪い口コミと、注意が必要な人を確認すると、買ってからのすれ違いを減らせるはずです。

MRO-S7CAがおすすめな人

一方、次のような人には27LのMRO-S7CAがちょうどよくはまります。

設置台の奥行きや上の空間に余裕がない人

吊り戸棚の下のカウンターや、奥行きの浅いレンジ台。置き場所の候補がそういう場所なら、ひと回り小さいMRO-S7CAの出番です。

本体の奥行き388mm・高さ355mmに加えて、ドアを開けた状態でも662mmで収まるサイズは、限られたスペースに置くときの心強い材料になります。

レンジは毎日何度も開け閉めするものです。「なんとか置けた」ではなく「余裕を持って置けた」状態にしておくと、使うたびのストレスがありません。

トースターを別に置きたくない人

MRO-S7CAはオートのトーストメニューで約8分、2枚まで焼けます。途中で一度裏返す手は必要ですが、朝のパンをこの1台でまかなえる、ということです。

トースターを1台減らせれば、そのぶんコンセントも置き場所も空きます。省スペースを重視する人にとって、これは容量以上に効く違いかもしれません。

なお、加熱終了のお知らせ音は控えめだという声があります。

スチームはたまにしか使わない人

スチームの出番が月に数回程度なら、使うたびに小皿へ水を入れるカップ式のほうが身軽です。水抜きコースは要らず、洗う部品も少なくて済みます。

出番の少ない機能のために、タンクの管理を抱え込む必要はありません。温めも火力もMRO-S8CAと同じですから、小さい方を選んだからといって、料理の仕上がりで手放すものは何もない2台です。

そのうえで、上位グレードの31Lに比べると手に入れやすい価格帯である傾向も、MRO-S7CAを選びやすくしています。

結論: 置き場所と作る量、そしてスチームの使い方で決める

最後に、この記事の答えをまとめます。

大きめの皿と多めの量、それにためておけるタンク式スチームを活かしたいならMRO-S8CA。

設置スペースを抑えて、朝のトーストまで1台にまとめたいならMRO-S7CAです。

それでも決めきれないときは、判断を「スチーム調理を週に何度使うか」の1点に絞ってみてください。週に何度も使うなら、タンクにためておけるMRO-S8CAの方式が手間を減らしてくれます。時々しか使わないなら、小皿で完結するMRO-S7CAのほうが暮らしになじむはずです。

温めの精度も火力も同じ2台ですから、どちらを選んでも加熱の実力で後悔する心配はいりません。あとは、ご自宅の置き場所とスチームとの付き合い方に、どちらの性格が合うかだけです。

まとめ
  • 幅の差はわずか4mm。効くのは奥行き42mm・高さ10mm・ドア開放時33mm
  • スチーム「週に何度も使うか」で方式を選ぶ。タンク式か小皿カップ式か
  • 朝のトーストが必要なら S7CA 一択。性能差はない。あとは置き場所とスチーム頻度

中古で探すなら、メルカリという手も

MRO-S8CAとMRO-S7CAは、メルカリに出品されていることがあります。中には、引っ越しで設置場所が変わって出番がなくなった品など、使用期間の短いものが手頃な価格で出ていることも。新品にこだわらない人は、購入前に一度のぞいてみるといいですよ。

タイトルとURLをコピーしました