※PR 当記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。
タイガーの土鍋圧力IHジャー炊飯器「土鍋ご泡火炊き JRL-A100」は、2026年6月21日に発売された5.5合炊きのモデルです。発売から日が浅く、購入した人の評価はまだほとんど出ていません。
そこでこの記事では、取扱説明書と公式の仕様を読み込み、買う前に知っておきたい注意点と、向いている人を整理しました。
いちばん気をつけたいのは、内なべの「土鍋釜」が焼き物だという点。食器洗い乾燥機に入れてよいのは内ぶただけです。保温にも、おひつ保温のような専用モードはなく、長い時間の保温には条件があります。
一方で、少量旨火炊き(取扱説明書では「少量炊き」と表記)は0.5〜2合まで、部品を付け替えずに使えます。毎回洗うのも、内なべと内ぶたの2点だけですね。
朝炊いて夜まで保温しておくのが前提の人には、おすすめしにくい炊飯器です。反対に、炊いたごはんをその食事で食べ切る家庭で、内なべの手洗いが苦にならないなら、選んで後悔しにくいでしょう。
口コミが出そろうのを待たずに決めたい人が、あとから「聞いていなかった」とならないための記事です。
- 気になる点(取扱説明書より):内なべは手洗いで、食洗機で洗えるのは内ぶただけ。保温は最長24時間で、おひつ保温のような専用モードはない
- 良い点(公式仕様より):少量旨火炊きは0.5〜2合で中ぶた不要。毎回洗うのは2点。萬古焼の土鍋釜で炊く
- おすすめしにくい人:朝炊いて夜まで保温するのが前提の人/内なべも食洗機で洗いたい人/炊込み・おこわを予約で炊きたい人
- おすすめな人:1〜3人分を炊いてその食事で食べ切る家庭/土鍋で炊いたごはんを、火加減の手間なく毎日食べたい人/洗い物を少なくしたい人(内なべの手洗いは苦にならない人)
JRL-A100
JRL-A100の口コミ・評判は、いまどこまで分かるのか

JRL-A100は発売から間もないため、購入した人が使い心地を具体的に書いた評価は、まだほとんど見当たりません。
確認できたのは、レンタルで使った人からの短い声くらいです。一部には、操作が簡単だったという声もあります。
ただしこれは購入者ではなく、どんな場面で簡単だと感じたのかまでは書かれていません。そのため、この記事ではそれ以上の判断材料にはしていません。
気をつけたいのが、検索で出てくる口コミのまとめ。「JRL-A100 口コミ」と調べると、型番が1文字違いのJRI-A100の声が混ざって出てきます。JRI-A100は別シリーズの圧力IH炊飯器で、内なべは土鍋釜ではありません。
同じ土鍋ご泡火炊きでも、上位のJRT-A100は内なべ・加熱の仕組み・保温が別物です。前年のJPL-Y100も、内なべが土鍋釜ではありません。
別の機種の声をJRL-A100の評価として読んでしまうと、判断がずれてしまいますよ。
そこで次の章からは、口コミの代わりに、取扱説明書と公式仕様を手がかりにしていきます。
取扱説明書で分かった、JRL-A100を買う前に知っておきたい注意点

ここに書くのは、購入者の声ではなく、取扱説明書と公式ページで確認できる事実です。知らずに買うと「聞いていなかった」となりやすい点を、購入判断への影響が大きい順に並べました。
それぞれの項目で、困る人と、気にしなくてよい人を分けています。
内なべ(土鍋釜)は焼き物。食洗機に入れられるのは内ぶただけ
JRL-A100の内なべは、三重県四日市市の萬古焼でできた「土鍋釜」です。取扱説明書では、内なべを食器洗い乾燥機や食器乾燥器に入れないよう書かれています(内ぶたは除く)。
さらに保証書では、食洗機を使った場合の内なべのふくれ・はがれ・欠け・割れは、保証期間内でも有料とされています。うっかり食洗機に入れてしまうと、そのまま修理代や買い直しにつながる、ということです。
手入れで使えないもの・やってはいけないこと
取扱説明書が示している内なべの扱い方は、次のとおりです。
- 洗うときは、洗剤をうすめた水かぬるま湯で、スポンジを使う
- 金属たわし・ナイロンたわし・メラミンスポンジ・スポンジの研磨粒子部分は使わない
- しゃもじは付属品か木製のものを使う。金属のおたま・スプーン・泡立て器など硬いものも使わない
- 内なべの中で酢を使わない
- ざるをのせない。食器を入れて洗いおけ代わりにしない。乾かすときに食器の上にかぶせて重ね置きしない
- 落としたり、硬いものをぶつけたりして強い衝撃を与えない
- ガス火・IH調理器・電子レンジには使わない
内なべのフッ素加工は、使ううちに消耗してはがれることがあります。ただし人体には無害で、炊飯や保温の性能にも支障はない、と取扱説明書は説明しています。
保証と買い直しの備え
内なべの割れと内面のフッ素加工には、それぞれ3年の保証があります。内なべは補修部品として、単体で買い直すこともできます。
強さについては、メーカーは土鍋釜の強度を、一般的なガス火対応の萬古焼土鍋の約2倍以上としています(当社調べ)。とはいえ焼き物であることは変わらないので、上の扱い方を守るのが前提です。
困る人・気にしなくてよい人
困るのは、食洗機にすべて任せたい人です。金属のしゃもじやおたまを普段から使っている家庭や、高い棚の上・狭い場所で内なべを出し入れする人も、気をつけたいところ。
一方、内なべを手で洗うことに抵抗がない人なら、大きな問題にはなりにくいでしょう。毎回洗うのは内なべと内ぶたの2点で、内ぶたは食洗機に入れられます。お手入れの流れは、良い点の章でくわしく紹介します。
食洗機で全部洗いたい人は、ここで一度考えておきたいポイントです。手洗いでよい人にとっては、洗う部品の数そのものは少ない炊飯器ですよ。
保温は最長24時間。おひつ保温のような専用モードはなく、長時間保温には条件がある
炊飯が終わると自動で保温に切り替わり、画面には保温経過時間が0〜24時間で表示されます。24時間を超えると「24」が点滅する仕組みです。
保温温度は-2(低い)〜+2(高い)の5段階で調整でき、初期設定は0。においや変色、パサつきが気になるときに加減できます。
ただ、取扱説明書の保温のページに、おひつ保温のような保温モードの選択はありません。保温に専用のモードを持つのは、上位のJRT-A100です。
取扱説明書が「しない」としている保温
次のような保温は、しないよう案内されています。
- 24時間以上の保温
- ごはんの量が少ないとき(1合以下)の保温
- 白米(無洗米)以外の保温
- 冷やごはんの保温や、つぎ足し
- しゃもじを入れたままの保温
- ごはんをドーナツ状にしての保温
- 差込プラグを抜いての保温、ごはんを入れたまま保温を取り消すこと
理由は、におい・パサつき・変色・腐敗や、内なべの腐食の原因になるから、とされています。
土鍋ならではの注意
土鍋は熱をためこむ性質があり、内なべの側面に付いたごはんつぶは、保温中に乾きやすくなります。取扱説明書では、炊きあがったらほぐしながら、側面にごはんつぶが付かないようにならすよう案内しています。
少ない量のごはんは中央に寄せて、できるだけ早く食べる、とされています。香ばしいおこげも、保温時間がたつと水分を吸ってやわらかくなり、おこげの風味が損なわれます。
保温中に内なべを持ち上げると、保温が取り消されてしまう点も覚えておきたいですね。
少量旨火炊き・炊込み・おこわ・玄米などは、炊きあがると自動で保温に切り替わります。ただ、おいしさが損なわれるので、保温せず早めに食べるよう案内されています。おかゆは保温されません。
エコ炊きで炊いた場合は、節電モードで保温されます。ごはんの温度が低い、つゆがつく、においが気になるといったときは、節電モードを解除できます。
困る人・気にしなくてよい人
これらの条件が効いてくるのは、家族の食事時間がばらばらで、朝1回炊いて昼・夜と食べる家庭です。朝炊いて夕食まで保温しておくのが日常の家庭や、保温の質を炊飯器選びで最優先にしたい人は、困りやすいでしょう。
反対に、炊いた食事で食べ切る家庭、余ったら冷凍する家庭、保温は数時間までという家庭なら、過度に心配しなくてよい点です。
長時間の保温が毎日のことなら、保温に専用モードを持つ上位機とも比べてから決める方が安心ですよ。
予約炊飯できないメニューがある。炊きあがり予約は12時間以内
早炊き・炊込み・おこわは、予約炊飯も予約吸水(つけおき)もできません。予約は「予約1」「予約2」の2つの時刻を記憶でき、合わせた時刻に炊きあがります。
予約炊飯は、腐敗の原因になるため12時間以内とされています。12時間以上の予約は、ぬか臭さやにおいの原因として、取扱説明書の確認項目にも挙がっています。
予約時間を長くすると、おこげが濃くつく場合もあります。気になるときは、米や大麦をよく洗うよう書かれています。
予約時間の目安も決まっていて、白米はおこげなしで1時間10分以上(おこげありは1時間15分以上)、少量旨火炊きは1時間以上、玄米は1時間30分以上。目安より短く設定すると、予約した時刻に炊きあがらないことがあります。
予約吸水は10〜60分の間で10分単位で設定でき、長くするほどやわらかく炊きあがります。
困るのは、炊込みごはんやおこわを朝セットして夕方に炊きあげたい人や、夜にセットして翌日の昼に炊きたい人です。白米を夜に予約して朝に炊きあげる、くらいの使い方なら、不便は出にくいでしょう。炊込みの予約が日常になっている家庭は、この点を先に確かめておきたいところです。
5.5合炊きでも、玄米・炊込み・おこわは炊ける量が少ない。調理メニューはない
5.5合まで炊けるのは、白米・エコ炊き・早炊き・分づきのメニューです。ほかのメニューは、炊ける量の上限が変わります。
- 少量旨火炊き:0.5〜2合
- 玄米:1〜3.5合
- 麦めし:大麦1割で1〜3.5合、3割で1〜3合
- 雑穀:0.5〜3合
- 炊込み:0.5〜3合
- おこわ:1〜3合
- おかゆ:全がゆ0.5〜1.5合、五分がゆ0.5合
発芽玄米・無洗米玄米・胚芽米は「雑穀」メニューで炊きます。具を入れて炊けるのは炊込み・おこわ・全がゆだけで、1カップに対して具は70g以下です。
5.5合炊きだから玄米も5.5合炊ける、と思って買うと、家族分の玄米を一度に炊けないことも。
ジャムやルウを使ったカレー・シチューなどとろみの多い調理、市販の炊飯器料理本の調理、ポリ袋・クッキングシート・アルミ箔・ラップを使った調理、めん類、多量の油を使う調理は、取扱説明書が「してはいけない」としています。メニューは白米から分づきまでの11種で、ケーキや煮込みのような調理メニューはありません。
「故障かな?」と思いやすいが、取扱説明書が故障ではないとしているもの
JRL-A100は内なべの中の密閉度が高いため、ふたが閉まりにくく感じることがあります。ごはんをほぐした直後は、圧力式のため特に閉まりにくく感じますが、故障ではありません。ゆっくり閉め直し、両手でしっかり閉めるよう案内されています。
上枠・フックボタン付近や内ぶたにごはんつぶや米つぶが付いていると、ふたが閉まらない・蒸気もれの原因になります。閉める前に取り除いておきましょう。
炊飯中は圧力でふたが持ち上がり、本体とのすき間が広がることもあります。蒸気もれがなければ異常ではない、とされています。
このほか、取扱説明書が故障ではないとしているものを挙げておきます。
- 炊飯中・保温中の音:ブーン(ファン)、ジーッ・チリリリ(IH)、プシュー・ボコボコ・ホー(沸とうや圧力を抜くとき。蒸気孔から蒸気が勢いよく出る)、カチッ(圧力調整)
- 炊きあがったごはんの中央部がややくぼむのは、内なべの形状によるもの
- オブラート状のうすい膜は、でんぷんが溶けて乾いたもので害はない
- 液晶のくもりは本体内部と室温の温度差による結露で、数回使うと改善。静電気による表示のにじみも故障ではなく、炊飯ランプが暗く見えることもある
- 内なべが白くなるのは水道水のミネラル成分によるもので、品質に支障はない
- 使いはじめの樹脂のにおいは、使ううちに少なくなる。気になるときは、内なべのMAX線まで水を入れ、白米・炊きわけ標準・おこげなしで炊飯する「洗浄」で、圧力をかけて洗える(においによっては完全に落ちない場合もある)
- 差込プラグを抜き差しするときの小さな火花は、IH方式固有のもの
- 停電時やプラグを抜いたときに炊飯ランプが赤色点滅していたら、圧力がかかっている可能性がある。ランプが消えてからふたを開ける
- 「E:02」の表示は、吸気孔・排気孔がふさがれている、室温が高いなどによる温度上昇。プラグを抜き、涼しい場所へ移して差し直す
- 時計用リチウム電池の寿命は、プラグを抜いた状態で4〜5年。自分では交換できない(有償修理)が、切れても通常の炊飯はできる
- 約60秒操作しないと、表示部が消灯する
注意点から分かる、JRL-A100をおすすめしにくい人
JRL-A100をおすすめしにくいのは、次の3つのどれかに当てはまる人です。どれも商品の欠点というより、暮らし方とぶつかるかどうかの話ですね。
朝炊いて夜まで、1日中保温しておくのが前提の人
保温は最長24時間で、おひつ保温のような専用モードはありません。土鍋の性質で側面のごはんが乾きやすいなど、保温には気をつけたい条件もあります(注意点の章の保温の項目で触れたとおりです)。
家族の帰りがばらばらで、炊飯器にごはんを置いておく時間が長い家庭ほど、この条件と付き合う場面が増えます。保温に専用モードを持つ上位のJRT-A100との考え方は、後の「上位のJRT-A100と迷っている人へ」で整理しました。
内なべも食洗機で洗いたい人
食洗機に入れられるのは内ぶただけで、内なべは手洗いです。食洗機で内なべが傷んだ場合は、保証期間内でも有料になります。
後片づけを食洗機にまとめて任せたい人にとっては、毎回ひと手間が残ることになるでしょう。
炊込み・おこわを予約で炊きたい人、家族分の玄米を一度にたくさん炊きたい人
炊込み・おこわ・早炊きは予約ができません。玄米は3.5合、炊込みとおこわは3合までなので、5.5合炊きでも、量の上限は白米より下がります。
炊込みごはんを朝セットして夕方に仕上げるのが習慣の家庭や、4合以上の玄米を一度に炊きたい家庭は、注意点の章の予約と炊ける量の項目を見たうえで考えたいところです。
公式仕様で確認できる、JRL-A100の良い点

この章も、購入者の声ではなく、公式の仕様と取扱説明書で確かめられる長所です。それぞれ、毎日の暮らしで何が変わるのかまで書いていきます。
1〜2合は「少量旨火炊き」で0.5〜2合まで。部品の付け替えはいらない
少量旨火炊きは、0.5〜2合のごはんを炊くためのメニューです。炊飯時間の目安は29〜48分で、予約も1時間以上先なら設定できます。
取扱説明書の部品・付属品の一覧に中ぶたはなく、少ない量を炊くときに部品を付け替える必要はありません。メニューを選び替えるだけで済みます。
メーカーは、このメニューを「一合料亭炊き」の流れを受け継いだものとし、ハリのある食感と甘みを引き出すとしています。なお、おこげありを選んでも、少ない量ではおこげがつきにくいことがある、と取扱説明書にあります。
白米メニューでも0.5〜5.5合で炊けるので、1合を炊くのに少量旨火炊きを選ばなければいけない、というわけではありません。
一人暮らしや二人暮らしなら、食べる分だけを毎回炊きたてにできるのがありがたいところ。5.5合炊きを選ぶけれど、ふだんは1〜2合しか炊かない、という家庭にも合う範囲です。
取扱説明書は、少量旨火炊きで炊いたごはんを保温せず早めに食べるよう案内しています。もともと炊いて食べ切る前提のメニューなので、食べ切る家庭なら、注意点の章で触れた保温の条件はほとんど関係してきません。
毎回洗うのは内なべと内ぶたの2点。内ぶたは食洗機に入れられる
公式ページでは、日常のお手入れは土鍋釜と内ぶたの2点としています。内ぶたはマグネット式で取り外しでき、ボールレス構造で、食器洗い乾燥機にも対応しています。
本体のクリアフレームも、さっと拭ける作りです。
取扱説明書でお手入れの流れを見ると、次のようになっています。
- 使うたびに洗うのは、内なべ・内ぶた・しゃもじ・計量カップ
- 内ぶたを食洗機に入れるときは、ヒーターから離して置く
- 負圧パッキンと内ぶたパッキンは、内ぶたに付けたまま洗う(内ぶたパッキンは外すと再び取り付けられなくなる)
- 内ぶたは洗ったらすぐ、乾いた布で水分をふく(水滴の跡の原因になるため)
- 大麦や雑穀を混ぜて炊いた後は、内ぶたを手入れする(目詰まりでふたが開かなくなったり、ふきこぼれたりする原因になる)
- ふたセンサーは月1回程度、掃除機などでほこりを取る
においが気になるときの、圧力をかけた「洗浄」は「故障かな?」の項目で触れました。内なべは手洗いで、食洗機に入れられるのが内ぶただけ、という点も注意点の章のとおりです。
毎日炊く家庭ほど、細かい部品を外して洗う手間が少ないのは助かりますよね。分解して洗う部品の多い炊飯器に疲れてきた人には、うれしい作りでしょう。
操作のしかた
表示部はタッチパネルで、液晶は黒い背景に白い文字が浮かぶ表示です。押しボタンは「取消」「炊飯(無洗米)」「予約」の3つ。
前回のメニュー・炊きわけ・おこげの設定を記憶するので、毎回同じ炊き方なら選び直す手間がありません。音声でメニュー名や操作を読みあげる機能もあり、音声のあり・なし、メロディ3種とブザー、音量4段階から選べます。
メーカーは「直感的に操作できるタッチパネル」としています。操作が簡単だったという声は、先の章で触れたとおりです。
指がぬれているときや、2か所以上に同時に触れているときは、タッチパネルが反応しにくいことがあります。
萬古焼の土鍋釜で炊く。おこげの有無と色も選べる
内なべは、三重県四日市市の萬古焼でつくられた土鍋釜です。最高温度は約250度とされています(内なべ外側底面・白米5.5合・炊きわけ「しゃっきり」・おこげありの条件、当社調べ)。
メーカーは、遠赤効果を従来品JKT-P100の金属鍋の約4倍としています(当社調べ)。強度の話は、注意点の章で触れたとおりです。
おこげは「白米」と「炊込み」で、ありかなしを選べます。色は-2(薄い)〜+2(濃い)の5段階で調整可能です。
土鍋の特性上、おこげなしを選んでも薄くおこげがつくことがあります。おこげありを選ぶと、ほぐしたときにおこげが混ざることも。
土鍋で炊くごはんの風味にひかれるけれど、コンロの前で火加減を見たり、ふきこぼれに気をつけたりする手間はかけたくない。そんな人にとっては、ボタン操作で土鍋釜の炊き方ができるのが魅力です。
おこげ好きの家族がいれば色を濃く、苦手な家族がいれば薄い側に寄せる、といった加減もできますよ。
ただ、炊きあがりの仕組みはメーカーの説明のとおりでも、味の感じ方はお米の種類や水加減でも変わります。
仕様と注意点から分かった、JRL-A100がおすすめな人
注意点と良い点を合わせて考えると、JRL-A100がおすすめなのは次のような人です。
- 1〜3人分を炊いて、その食事で食べ切る家庭
- 土鍋釜で炊きたいけれど、火加減の手間や割れの心配は小さくしたい人
- 毎日炊いて、洗い物を少なくしたい人(内なべの手洗いは苦にならない人)
1〜3人分を炊いて、その食事で食べ切る家庭
少量旨火炊きなら0.5〜2合を付け替えなしで炊け、2合を超える日は白米メニューで炊けます。食べる分だけを炊きたてにできるのが、この家庭にいちばん合うところです。
食べ切ってしまうなら、保温の条件に左右される場面もほとんどありません。
土鍋釜で炊きたいけれど、火加減の手間や割れの心配は小さくしたい人
ボタン操作で萬古焼の土鍋釜の炊き方ができ、おこげの有無と色も選べます。
長く使ううえでの備えも確かめておきましょう。保証書では、内なべの割れと内面のフッ素加工に、それぞれ3年の保証が付いています(交換の対象は内なべのみ)。
内なべは補修部品(品番JRL1004)として買い直せます。補修用性能部品の保有期間は製造終了後10年ですが、部品の設定などにより、10年未満でも購入・修理ができない場合がある、とされています。
保証が有料になる使い方は注意点の章で挙げたとおりなので、取扱説明書どおりに扱うことが前提です。
毎日炊いて、洗い物を少なくしたい人
毎回洗うのは内なべと内ぶたの2点で、内ぶたは食洗機に入れられます。内なべの手洗いさえ苦にならなければ、毎日の後片づけは軽く済むでしょう。
上位のJRT-A100と迷っている人へ
ここまで見てきたとおり、取扱説明書で確かめた注意点は、どれも前もって知っておけば判断できるものでした。内なべの手洗いと保温の条件を受け入れられる家庭なら、JRL-A100そのものを大きく避ける理由は見当たりません。
ただ、長時間の保温が毎日のことになる人や、お米の銘柄や食感を細かく炊き分けたい人にとっては、話が少し変わります。同じ日に発売された上位のJRT-A100とは2万円前後の差があり(販売店によって変わります)、その差を払う価値があるかは、JRL-A100だけを見ていても決められません。
JRT-A100には、300℃WレイヤーIHととろ火IH制御という加熱の仕組み、匠おひつ保温、0.5〜1合を専用の中ぶたで炊く一合料亭炊きがあります。同じ「土鍋釜」という名前でも、内なべは別の部品です。
2機の比較記事では、迷っている人に基本はJRT-A100をすすめています。そのうえで、1〜2合をすぐ食べ切る人、買う銘柄が決まっていて保温をほとんど使わない人、置き場所や予算を優先する人はJRL-A100で十分、という整理です。この記事でJRL-A100が向いているとした人は、その「JRL-A100で十分」の範囲と重なります。
加熱・内なべ・保温・少量炊きの違いを、価格差と並べて自分の使い方で判断したい人は、JRL-A100とJRT-A100の違いを、価格差も含めて比べた記事で確かめられます。
比較を読んで上位のJRT-A100に気持ちが傾いたなら、そちらにも買う前に知っておきたい点があるので、JRT-A100の口コミと購入前の注意点をまとめた記事で先に確かめておくと安心です。
JRL-A100を選んで後悔しにくいのはどんな人?

迷ったときは、自分の使い方を次の2つに照らしてみてください。
- 炊いたごはんを、その食事で食べ切るか。余りは冷凍しているか
- 内なべを手で洗うことに抵抗がないか
どちらにも当てはまるなら、注意点の章で挙げた条件の多くは、ふだんの使い方とぶつかりません。少量旨火炊きや2点だけの手入れといった長所のほうを、毎日感じやすいでしょう。
反対に、1日中保温しておく、後片づけは食洗機にすべて任せる、という使い方が当たり前になっているなら、おすすめしにくい側に入ります。
購入した人の声がそろうのを待てるなら、待ってから決めるのもひとつの方法です。ただ、取扱説明書で分かる注意点はどれも使い方次第のもので、仕様で分かる長所もはっきりしています。
自分の使い方が「食べ切る・手洗いでよい」に当てはまるなら、声がそろう前に選んでも、聞いていなかった、とはなりにくいですよ。
保温はそこまで重視せず、1〜2合を炊きたてで食べ切ることと、洗い物の少なさを優先したい。そんな人なら、JRL-A100を本命にしてよいでしょう。
JRL-A100の口コミ・評判まとめ
- 気になる点:内なべは手洗いで、食洗機は内ぶただけ。保温は最長24時間で専用モードはなく、炊込み・おこわ・早炊きは予約できない
- 良い点:少量旨火炊きで0.5〜2合を付け替えなしで炊ける。毎回洗うのは2点。萬古焼の土鍋釜で、おこげの有無と色も選べる
- おすすめしにくい人:1日中保温しておくのが前提の人/内なべも食洗機で洗いたい人/炊込み・おこわを予約で炊きたい人
- おすすめな人:炊いた分をその食事で食べ切る少人数の家庭/土鍋釜で手間なく炊きたい人/内なべの手洗いが苦にならず、洗い物を減らしたい人
購入した人の声はまだそろっていません。それでも、内なべの手洗い・保温の条件・予約できないメニューを知ったうえで選べば、買ったあとに戸惑う場面は減らせます。
JRL-A100
メルカリで中古品をチェックしてみる手も
JRL-A100は、メルカリに出品されていることがあります。中には、買い替えで不要になった、お祝いでいただいたけれど使わなかった、といった理由で、新品未使用品が安く出品されている場合もあるので、一度確認してみるといいですよ。

